極和ファシリテーションの講座では、
「感想」をお聞きすることが多々ありますが、
そのときに「感想」ではなく、「考えたこと」を話される方がいます。
「感想」とは 『心』 で感じたことであり、
「考えたこと」は 『心』 ではなく、頭(脳)を使って行なうものです。
「感想」が出てこない方は、
ご自分の心に蓋をしてしまっている・・・とか、
何らかの理由で感じることを止めてしまった・・・とか、
お仕事柄ご自分の感情を無視してしまっている・・などが考えられます。
それに慣れてしまうと、ご自分の感情を大切にできなくなり、
それと同時に他人の感情にも共感したり寄り添うことができにくくなってしまいます。
もしも感じるよりも考えるのが先に立ってしまう方は、
ときどきご自分の感情に問いかけてみると良いと思います♪
そしてできればご自分の感情を自分自身で受け入れて頂きたいと思います。
受け入れる・・とは、例えば怒って良い、ということではなく、
今自分は怒りを感じているのね、とその感情を認めることです。
人間は感情の動物なのに、感情に蓋をしてしまっては
決して自分らしく生きることができにくくなってしまいます。
ご自分の感情も、他人の感情も
どんな感情もあって当たり前なのです。
その上で、嬉しい楽しいの感情ならいっそう喜べば良いですし、
怒りや悲しみの感情の時は、それを癒すことを考えるのが良いと思います。
そして、ものごとの対策などを考える場合には、
感情を一旦脇に置いて、考えることを優先しましょう♪
「感じること」と「考えること」
『心』 と 『脳』 の使い方に
意志氣を向けてみるのも良いと思います♪\(^o^)/