「極和ファシリテーション」は簡単に表現すると
「プラスを引き出すコミュニケーション」とお伝えしています。
では『プラス』は何か?ということになりますが、
例えば「笑顔」もプラスの一つですね。
とすると「じゃあ、喜んでもらえるように褒めるといいのかしら?」と
思われる方も多いと思います。
もちろん!褒めてもらったら嬉しいと思いますのでそれも良いと思いますが、
「褒める」は「プラスを引き出す」ための
一つの手段でしかない!!ということです。
そしてその選択肢の中で「褒める」はどれだけ有効か?
というと、決してその順位は高くありません。
何故なら「褒める」の主語は「あなたは」という
YOUメッセージになるからです。
YOUメッセージはときとして「上から目線」の言葉になりがちです。
ではどうすればいいか?
「I」メッセージを使えば良いのです。
「私はこう思う!」という表現の仕方で伝えるのがお薦め!
更に日本人は褒められることに慣れていないため、
褒めると「そんなことないです~」と否定される方が多いのです。
でも、「私はこう思う」というのは「私」の勝手な思いなので
「そうですか~」と受け取ってもらいやすくなります。
褒められることよりも、その人の率直な感想の方が
嬉しい気持ちになることも多いものです。
「プラスを引き出す」コミュニケーションを
円滑に行うためのちょっとしたコツ・・・試してみてくださいね♪