とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

花冷え

2010年03月14日 | とだ*やすこの活動日記
この時期の寒さは身体の芯に堪えます。四季の移ろいのほんのわずかな時期の独特の寒さを、日本人は「花冷え」という美しい言葉で表しました。梅が咲き、桜が咲いて、新緑の季節が訪れます。彩のある時期を、有意義に過ごせるよう祈るような気持ちでいます。

水道水に地下水90%を誇る島本町ですが、大阪府の水道行政広域化の動きが具体的にはじまっています。各市町村の首長レベルの集まりが既に開催されており、本来ならば、来る建設水道委員会において充分な質疑応答が望まれるところですが、担当部局も実はまだ充分な情報をもちあわせていないというのが現状のようです。(平野議員が一般質問)

一方、3月議会では、適当な受益者負担を図る下水道の値上げと、上水道料金の値下げの改定が議案に同時にあがっています。下水道使用料の値上げに伴う負担を上水道料金の値下げで配慮するものです。現在上水道は黒字経営、下水道事業は多額の下水道債未償還残高で赤字経営。老朽化が進む下水道施設の維持管理には今後さらなる出費が必要となります。

また、上下水道ともに消費税5%を課す改定がなされます。水道料金の基本料金を引き下げることで、消費税の転嫁分を吸収するといいいます。今日に至るまで上下水道事業会計の中で消費税を負担していたという事実に驚きました(恥ずかしながら知りませんでした)。

基本料金の見直しにより、使用料の少ない一般家庭(高齢者世帯等)の負担を軽減する等、さまざまな配慮がされており、使用水量18㎥を境に、多くの一般家庭で負担増は軽減されるとのこと。たとえ負担増であっても、概ねの世帯で年間数百円から二千円未満の負担増に設定されていると、用意された資料では確認できています。

17、18日に行われる建設水道委員会での質疑応答に注目したいと思います。ぜひ傍聴にお越しください。


止まりそで止まらぬ水車春浅し 靖子   
画像は、サントリー山崎蒸留所奥の椎尾神社で






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