本日、ここ一番の寒さとなりましたが、第3回まなびとひろば「人と暮らしをつなぐ地域公共交通Ⅱ」に、たくさんの方のご参加をいただきました。町内外から30名を超える方が、中川大先生のお話に熱心に耳を傾けてくださいました。ありがとうございました。
前回の土井勉先生のときの反響から考えると、中川大先生の講演会とならば公共交通に詳しい方が他自治体から来られるであろうと多少の予想はしていました。その予想を超えて高槻市から5名、大津市、箕面市からも複数の方が来られ、みなさん概ねJR島本駅を利用されていました。枚方市からのご参加もありました。前回の土井勉先生の講演は後で知ったと残念がっておられる方もあり、ネットの威力を感じました。
中川先生がサポートされた公共交通施策のなかから、特徴ある複数の自治体の例をご紹介いただきました。「醍醐コミュニティバス」、綾部市の「あやバス」、旧新湊市コミュニティバスなどです。いずれも利用者の視点に立ち、社会的便益(利用者の視点)があれば不採算(事業者の視点)でも行う価値がある、それが「公共」であるとして運行、結果として採算面でも予想以上の効果をあげておられました。
鍵は住民参画。この点、わたし自身、得るところが非常に多かった講演会でした。20世紀後半の課題と21世紀の課題との変化をとらえて発想の転換をすること、ひとりひとりの意識の改革が社会をよりよい方向性へ変化させていく鍵となることが整理できました。
検討段階からの住民参画が成功の鍵となるのはなぜなのか、コミュニティバス運行という具体的な事例を通じて学び取ることができ、そのことを市民のみなさん(町内・町外にかかわらず)と共有することができたことがなによりの喜びでした。今後の議員活動に活かしたいと思います。
さて、ブログ更新が滞っていました。実は、この間の活動は、公務においても個人の議員活動においても非常に活発で、報告させていただきたいことが実は山とあります。1月中旬の総務文教委員会調査研修(宿泊を伴う)、環境保全審議会・都市計画審議会など各種審議会の傍聴、総合計画審議会、議会だより編集委員会、議会改革特別委員会への出席・・・町政は、日々生き物のように動いています。
議員はたった16名、行政追随派が多く、我々市民派にのんびりしている暇はまったくありません。わたしは自らの琴線にふれたことを大事に、信念をもって活動、発言しています。審議会でもそうです。審議会での「議員発言は慎め」というならば(議員自らそのように考えてる者も)、まず審議会に議員選出の委員を置くことを見直すべきです。これはようやく議会改革特別委員会で検討のための議論がはじまっています(法的に議員選出が定められたものもある)。
水無瀬駒の活用にしても、アライグマ対策の充実にしても、実現は厳しいと思われる状況から一転、多くの方の思いがひとつに束ねられるようにして、必要に応じて実現の道を歩みはじめています。実は、予算がつくなどして実現が可能になれば、行政にとってはそこからがスタート。誰がしたとか、どの党がしたとか、本来そういう問題ではありません。
政治家が「自分がやりました」「我が党がやりました」というのは本来間違っているような気がします。むしろちょっと恥ずかしいこと、と思いはじめています。棋士の神埼七段からいただいたお言葉、今日の中川先生のお話など、偉人との交流を通じて、つくづく思うことです。
選挙のときは若干状況が異なり、むしろ候補者のめざす方向性を示すものとして公言する必要があります。ということは、考え方によれば、平素の「やりました!」は「選挙、あるいは党利を念頭に置いたもの」ということにもなり、どうしても好感をもてないでいます。「青い」のかもしれません。
サッカーのアジア大会優勝を決めた李選手のシュート、あまりの美しさに息をのみましたが、チーム力のなかで生まれたゴールであることは明白、感動しました。政治も議員ひとりではできない。「利権」「しがらみ」「保身」「安泰」などが力学的にものをいう世界です。市民が自らの意識を変え、個々人の成熟のもとチームで行動することが必要。議員のわたしは無血革命の覚悟で望みます。
20世紀後半の価値観を引きづったまま、島本町の未来を不幸にしてしまうことは許されません。今日は、ほっと一息、久しぶりに画面に向き合い、つい長くなりました。明日からまた心機一転、3月議会に向けて頑張ります。
画像は、山崎の交番
隣接する駐車場にスーパー「フレスコ」が夏の開店を予定しています
23日にはユニライフ山崎内のコミュニティーセンターで説明会があり傍聴
住民側の要望に応えて当初計画を変更、駐車場位置を練り直して説明会に臨まれました
小学校の通学路であることから、工事中、開店後のトラックの行き来を心配する声
騒音、臭気、日照の問題など、多岐にわたる質問に加えて、店のポリシーを問う声も
市民力を感じるよい説明会でした
主催されたユニライフ自治会に敬意をもって感謝します
前回の土井勉先生のときの反響から考えると、中川大先生の講演会とならば公共交通に詳しい方が他自治体から来られるであろうと多少の予想はしていました。その予想を超えて高槻市から5名、大津市、箕面市からも複数の方が来られ、みなさん概ねJR島本駅を利用されていました。枚方市からのご参加もありました。前回の土井勉先生の講演は後で知ったと残念がっておられる方もあり、ネットの威力を感じました。
中川先生がサポートされた公共交通施策のなかから、特徴ある複数の自治体の例をご紹介いただきました。「醍醐コミュニティバス」、綾部市の「あやバス」、旧新湊市コミュニティバスなどです。いずれも利用者の視点に立ち、社会的便益(利用者の視点)があれば不採算(事業者の視点)でも行う価値がある、それが「公共」であるとして運行、結果として採算面でも予想以上の効果をあげておられました。
鍵は住民参画。この点、わたし自身、得るところが非常に多かった講演会でした。20世紀後半の課題と21世紀の課題との変化をとらえて発想の転換をすること、ひとりひとりの意識の改革が社会をよりよい方向性へ変化させていく鍵となることが整理できました。
検討段階からの住民参画が成功の鍵となるのはなぜなのか、コミュニティバス運行という具体的な事例を通じて学び取ることができ、そのことを市民のみなさん(町内・町外にかかわらず)と共有することができたことがなによりの喜びでした。今後の議員活動に活かしたいと思います。
さて、ブログ更新が滞っていました。実は、この間の活動は、公務においても個人の議員活動においても非常に活発で、報告させていただきたいことが実は山とあります。1月中旬の総務文教委員会調査研修(宿泊を伴う)、環境保全審議会・都市計画審議会など各種審議会の傍聴、総合計画審議会、議会だより編集委員会、議会改革特別委員会への出席・・・町政は、日々生き物のように動いています。
議員はたった16名、行政追随派が多く、我々市民派にのんびりしている暇はまったくありません。わたしは自らの琴線にふれたことを大事に、信念をもって活動、発言しています。審議会でもそうです。審議会での「議員発言は慎め」というならば(議員自らそのように考えてる者も)、まず審議会に議員選出の委員を置くことを見直すべきです。これはようやく議会改革特別委員会で検討のための議論がはじまっています(法的に議員選出が定められたものもある)。
水無瀬駒の活用にしても、アライグマ対策の充実にしても、実現は厳しいと思われる状況から一転、多くの方の思いがひとつに束ねられるようにして、必要に応じて実現の道を歩みはじめています。実は、予算がつくなどして実現が可能になれば、行政にとってはそこからがスタート。誰がしたとか、どの党がしたとか、本来そういう問題ではありません。
政治家が「自分がやりました」「我が党がやりました」というのは本来間違っているような気がします。むしろちょっと恥ずかしいこと、と思いはじめています。棋士の神埼七段からいただいたお言葉、今日の中川先生のお話など、偉人との交流を通じて、つくづく思うことです。
選挙のときは若干状況が異なり、むしろ候補者のめざす方向性を示すものとして公言する必要があります。ということは、考え方によれば、平素の「やりました!」は「選挙、あるいは党利を念頭に置いたもの」ということにもなり、どうしても好感をもてないでいます。「青い」のかもしれません。
サッカーのアジア大会優勝を決めた李選手のシュート、あまりの美しさに息をのみましたが、チーム力のなかで生まれたゴールであることは明白、感動しました。政治も議員ひとりではできない。「利権」「しがらみ」「保身」「安泰」などが力学的にものをいう世界です。市民が自らの意識を変え、個々人の成熟のもとチームで行動することが必要。議員のわたしは無血革命の覚悟で望みます。
20世紀後半の価値観を引きづったまま、島本町の未来を不幸にしてしまうことは許されません。今日は、ほっと一息、久しぶりに画面に向き合い、つい長くなりました。明日からまた心機一転、3月議会に向けて頑張ります。
画像は、山崎の交番
隣接する駐車場にスーパー「フレスコ」が夏の開店を予定しています
23日にはユニライフ山崎内のコミュニティーセンターで説明会があり傍聴
住民側の要望に応えて当初計画を変更、駐車場位置を練り直して説明会に臨まれました
小学校の通学路であることから、工事中、開店後のトラックの行き来を心配する声
騒音、臭気、日照の問題など、多岐にわたる質問に加えて、店のポリシーを問う声も
市民力を感じるよい説明会でした
主催されたユニライフ自治会に敬意をもって感謝します