とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

憲法記念日!

2014年05月02日 | とだ*やすこの活動日記
ストーブが恋しいかと思いきや、初夏を思わせる日々となりました。臨時議会の前日に義父が他界、翌日の臨時議会を終えて島本町を離れ、栃木県足利市の夫の生家を訪ねていました。義弟夫婦が同居しており、義母が亡くなって以来、晩年を施設で過ごしていましたが、常に義弟と義妹の家族が傍にいてくれました。

我が家が今日あるのも、わたしがこの仕事にチャレンジできたのも、常に周囲のみんなのお蔭であると改めて感謝する日々でした。周辺は織物業のまち、銘仙で有名な桐生とも近く、家の敷地内には今なお繊維工場跡が遺っています。

古いアルバムには、野球部で大活躍していたという恰幅のよい若き義父の姿がありました。かかあ殿下の土地柄、義母は子どもを柱にくくりつけて早朝から働き、住み込みの従業員の食事をつくっていたといいます。常に子どもたちとともに家庭にいて迷いがない笑顔がありました。

戦争が終わって、昭和が高度成長期時代に突入する時代を生きた世代。またひとつ昭和が消えていきます。

帰宅して翌日快晴の日曜日は、島本町恒例のYYワールド。あわせて大阪染工組合事務所で開催された「育まちカフェ・はな‘いち’もんめ ~昔遊びと紙芝居~」(主催:育児×まちづくりカフェ)も盛況で、子どもたちでにぎわっていました。

午後は茨木クリエイトセンターにて、講演「ブラック化する奨学金制度」(主催:サポートユニオンwithYOU)を拝聴。気になりながら取り組めていないテーマです。奨学金の滞納にはモラルの問題だけではなく背景に制度そのものの問題があるということが理解でき、心に火がつきました。

そして、明日5月3日は憲法記念日。朝、水無瀬駅に立ち超党派の議員、市民有志でアピール行動をします。高槻市で行われるピースウォークにも参加する予定、わたしにとって記念すべきデビューとなります。

今、憲法第9条を変えたり、変えずに解釈で集団的自衛権を行使できる姑息な手段をとれば、日本は国際的な信頼を失います。戦争に送り出されるのも、大切な人を戦争で失うのも、若者と子どもたちです。ウクライナが徴兵制度を復活させたとニュースが告げています。

日本と日本人が、平和国家として国際社会で独自の存在感を示してこられたのは憲法第9条があるからです。これからもそうあるべきで、それは夢や理想ではなく、もっとも現実的な選択であるとわたしは確信しています。



画像は、昭和39年 東京オリンピックの年
団体旅行で女性が鬼怒川温泉を訪れる土地柄
この中に夫の祖母がいるらしい

子どもに恵まれなかった祖父母のもとに
27歳の義父が養子に入って戸田の「家」を継いだという
半世紀を経て「個」の時代になりつつある

コメント
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