とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

JR島本駅西まちづくり委員会(仮称)

2019年12月23日 | ☆彡しまもと景観まちづくり
JR島本駅日地区の開発は土地区画整理事業という開発手法を使って行われます(現在、認可手続き中)。島本町都市計画審議会(7月31日)、大阪府都市計画審議会(8月5日)を経て都市計画決定され、市街化区域に編入され(9月20日告示)事実上、開発可能になりました。

一方、島本町都市計画審議会から山田町長宛に出された答申の付帯意見を基に、具体的なまちづくりのルールを協議・検討する「仮称:JR島本駅西地区まちづくり委員会」が発足します。本来、これが入り口ではないでしょうか!! ←ここ重要

とはいえ、法的拘束力はないものの、少なくない自治体が自主条例などで定めている「協議会」の役割と同様のものがつくられることになったととだ*やすこは考えています。そして、今、そのヒントを阪神大震災後の復興計画にみようとしています。

震災後、100を超える「まちづくり協議会」が発足し、大半の地区で行政が決めた計画を修正、市民主体の計画案(低層化、小型化、減歩率低下など)で事業化が進んだと『阪神大震災・市民がつくる復興計画 私たちにできること』(市民とNGOの「防災」国際フォーラム実行委員会)で知ったからです。←状況は異なる、が住民参加のヒントになるはず

仮称:JR島本駅西地区まちづくり委員会の概要
予算額4,101,000円
※土木費・都市計画費・都市計画総務費・委託料
※上記予算額が「令和元年一般会計歳入歳出補正予算」に含まれており、島本町議会はこれを審議、可決(12月17日)。

土地区画整理事業区域内での景観(空間形成・色彩)やインフラなどのルールづくりを協議・検討するものです。

◇メンバー(10~12名程度)
・学識経験者(約4名:景観・空間・交通インフラなど)
・JR島本駅西土地区画整理準備組合代表者(数名:土地所有者)
・地域住民(市民公募委員)
 ※詳細は未定 2名? ぜひ応募を!
・行政職員(大阪府)

◇スケジュール
2019年度~2020年度 月1回~2回(合計6回程度)
※2020年夏頃にむけて一定の方向性をまとめることとなる

◇事務局 島本町(要綱設置)
※要綱設置が必須!と求めています

◇予定委託先
公益財団法人 大阪府都市整備推進センター
※これまで10年近く土地所有者を支援されてきたため、協議において中立性、公平性が保てるのか、重要なのは資料の作成ではなくファシリテーションでは?!と質疑しました


JR島本駅西地区の高さ制限について
北摂の山並みを壁のように遮る50㍍の高層マンションは論外と考えていますが、ある意味、中高層住宅を主体とする25㍍規制の住宅エリア②が、当該地の魅力を壊滅的に失わせるのではないか、ととだ*やすこは危惧しています。

景観、山並み、眺望について、7月31日の島本町都市計画審議会において、会長が次のようにおっしゃっています。「景観というものは環境の姿がそのまま目にみえるように現れたもの」であり、「景観をみればそのまちの環境というものが如実にみえてしまう」と。

また、「ひとつ重要なのは眺望で、北摂山系の山並みがみえるかどうか、あるいはどうみえるか、という話である」と。「駅のホームに立ったときの見え方」にも言及しておられました。スカイラインというキーワードもありました。

街並み、山並み、眺望、田園風景との調和、建築物の立て方、そういったものを、可視化する技術的手法を使ってデータ化し、共有した上での議論が行われることが重要で、こういった調査研究に基づいて審議が行われていたら、議論の内容は変わっていたのではないでしょうか。

そして、これらのことは、やろうと思えば、これからいくらでもできると会長はおっしゃった。そうなんです。駅前アリア、住宅エリア①~③、農住エリアの「都市計画」に基づく一般的なイメージパース(土地区画整理事業の内容は未定)を、技術的手法を使って可視化しないと、多く一般市民はその姿を想像も理解もできません。

町は、都市計画決定はあくまでも土地利用のルールづくり、そのうえの建物については、一貫して「未定である」との見解を示していますが、都市計画上の一般的なイメージ図をビジュアルデータで示すことなくこのまま議論を続けると、印象的、感情的な意見のぶつかり合いになってしまう。

今後の議論では、単に建築物の高さのみで判断するのではなく、具体的に、容積率や建ぺい率との関係、壁面後退の状況など、だれもが「みてわかる」イメージパースが示され、議論を深めていけることが重要と、審議においてとだ*やすこは主張しました。新たな視点で頑張ります。

令和元年第1回都市計画審議会の資料・会議録などはこちらをご覧ください


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12月21日土曜日の午後
ふれあいセンターから桜井へ
喫茶「離」でひとりくつろぐ

お店を出たら目の前に
幻想的な風景が広がっていた


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