徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

これみち講演会2024

2024-11-14 08:45:21 | 建築つれづれ…
 これが私の生きる道。略して「これみち」。

 先日母校である酒田東高等学校1年生に対して、これみち講演会に講師役で登壇してきました。

 

 私の高校時代は時に嫌いな先生の授業をサボり(先生、すいません)、部室でトランプをしてたあまり褒められた生徒ではなかった気がします。

 そんな私が後輩の前で、今自分のしている建築設計の仕事について語ります。

 高校時代に建築を目指したきっかけ、社会人になり上京した時の経験、酒田にUターンした時のこと、独立の経緯。

 そしてこれからの目標。そんなことを話してきました。

 

 ある生徒がこんな質問をしました。

 「建築家になるためには、創造力が大事とおっしゃいましたが、今高校時代から創造力を養うためには何をしたらいいですか。」

 来た~、この手の質問。

 実はこれ、私が10年ほど前にとある巨匠建築家に質問したのと同じ内容。

 その巨匠を思い浮かべながら、私はこう答えたのです。

 「感性を磨いてほしい。いい建築を見ることは勿論、映画を見て感動すること、知らない地を旅行すること。景色を見てきれいだなと思うこと。
 
 本を読んでなるほどなと感じること。そういうことが感性を磨き創造力を高めることにつながると思うよ。」

 この回答に質問した高校生は納得してました。

 実はこの回答、私が質問した時の巨匠の回答の受け売りなんです…。苦笑

 

 今年のこれみち講演会は、午後に第二部として生徒と座談会風に仕事とは関係ないことも含め話す企画もありました。

 肩肘張らずに、仕事の裏話や若い頃の苦労話、高校時代にどんな生活を送ってたか等々…。

 そんな話をざっくばらんに話してきました。

 私としては午後の部の方が面白いんですけど、生徒たちはどう受け止めたのか。非常に興味深いところです。

 高校生に刺激をもらい、若い頃を思い起こす機会となる「これみち講演会」。

 母校への恩返しは、来年以降も続けたいと思ってます。
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いろは蔵パーク建設工事日記~2024.10~

2024-10-30 08:56:01 | 今日の現場
 来年春にオープン予定の「いろは蔵パーク」。8つのテナントが出店準備を行っています。

 この敷地に100年以上存在するケヤキの木を中心に、施設は2棟構成になっています。

 新井田川沿いのA棟。ケヤキの北側に位置するB棟。(棟名は仮称)

 

 A棟には、生活雑貨、地域物産館、レストラン等々が、B棟にはスーパーマーケット等が入居予定です。

 工事の進捗状況はというと…、テナント工事の関係よりA棟を先行して工事を進めています。

 A棟、B棟共、鉄骨工事、屋根工事を終了し、外壁工事や内部間仕切工事等が行われています。

 

 A棟はテナント工事の日程に合わせるべく、急ピッチです。

 10月中旬以降からは空調工事のエアコンの室内機の吊り込みも始まりました。

 

 厳しい工期の中、下請け業者やテナント工事との調整、各種諸官庁との対応、建物品質の確保に追われている毎日です。

 年明けからはテナント工事が開始予定。あと2か月…。

 いろは蔵パークは、安全第一で工事を進めています。

 ~尚、いろは蔵パークの情報はこちらもご覧下さい。~
 https://www.iroha-gura-park.com/
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恩師お祝いの会

2024-10-24 08:00:22 | 建築つれづれ…
 10月12日、大学時代の先生の古希を祝う会に出席してきました。

 会場に行く前に、新潟の中心商店街を懐かしく散策。

 

 この日はイベントがあり盛り上がってました。

 

 さてお祝いの会はというと…。

 出席者はおよそ50人。先生始め、研究室の先輩後輩方々、同期にも会え楽しいひと時を過ごしてきました。

 私が研究室を選ぶ際、やはり設計の道に進みたいという思いから先生の研究室に入りました。

 あれから35年。

 東京の設計事務所に就職できたのも、先生の紹介があったから。

 しかしながら卒業してから20数年、研究室には全くと言っていいほど顔を出すことはなかったのです。

 10年ほど前研究室のOB会が開催され、久しぶりに先生や他の先生、諸先輩後輩、そして同期に会ったのです。

 そのとき先生から言われた言葉を忘れません…。

 「碇谷、君は不義理をしている。」

 この言葉が重くのしかかりました。今でも心のどこかにこの言葉があります。

 それからというもの、研究室や建築学科のOB会等があれば、余程のことがない限り駆けつけることにしています。

 この日も先生と話をすると、若かった学生時代の懐かしい話を先生の方からしてくれる。

 私自身も忘れているようなことを…。

 先生は70歳になっても、外見も中身も全くと言っていいほど変わってなかった。

 同期も、先輩方々、後輩諸氏も全く変わっていなかった。

 何だか安心した。

 後日、先生からメールが届いた。

 「話していたら、新潟に着任した若い頃がついこの前だったようにも感じました。碇谷も、相変わらず元気な感じでとても懐かしかったです。」

 不義理をしていた私が、微力ながら先生の力になれるのは、あの時と変わらない元気な顔を見せることだけかもしれません…。
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アントレプレナーシップ発表会に参加

2024-10-16 14:08:43 | 今日のひとり言・雑談
 10月9日に酒田二中で行われた「アントレプレナーシップ発表会」に飛び入りで参加してきました。

 そう、飛び入りなんです。

 というのも、今年7月に酒田二中にワクワクワークで講師役にお邪魔しました。

 

 その縁もあり知り合いの先生から、「是非見に来て下さい」と直接メールをもらったのです。

 他の講師役には、今一緒にお仕事をしている方も含まれていたため、軽い気持ちで二つ返事で先生にメールを返しました。

 当日学校に赴くと、校長先生に「せっかくですので碇谷さんも講師役でお願いします」と…。

 えぇ!?マジですか…。

 ただの見学と遠慮してたのですが、発表会直前にそんな流れで講師席に座っていた私…。

 

 あるテーマに対する自分たちの案をグループ毎に一生懸命発表する中学生たち。

 それを批評したり、質問を投げかけたり、感想を述べたりする私を含めた講師の面々。

 普通の座学の授業とは違った内容に、質問に答える中学生に緊張が走る。

 しどろもどろになる生徒もいれば、堂々とした受け答えの生徒もたくさんいた。

 商店街とのタイアップを考えているグループ、自分たちでキャラクターまで創りデザインしようとしているグループも。

 今どきの中学生はこんな授業もするんだな…と感心した。

 大人になれば、仕事でクライアントや上司に自分の考えを説明・プレゼンする機会が多くある。

 それの予行演習。

 自分が中学の頃、自分の考えを組立てそれを発表し、意見や質問の集中砲火を受けたことがあっただろうか…。

 中学校の授業も昭和から今の令和の時代で変遷しているのだなあと。

 いい取り組みに参加させてもらった。
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テレビ、ラジオにてPR

2024-10-09 08:54:32 | 建築つれづれ…
 9月27日の酒田ハーバーラジオ、9月28日のTUYの「どよーびぽんち」内で当事務所のPRCMが流れました。

 事前にお知らせをするのをすっかり忘れており、事後報告になってしまってますが…。

 

 「まいぷれ酒田」というWEBサイトに、当事務所ページを掲載している関係でPRCM製作となりました。

 まいぷれ酒田…、TUYアナウンサーの渡部有ちゃんが「庄内の情報はまいぷれ酒田だの!」と可愛くCMしているあのサイトです。

 PR時間はラジオは1分間、テレビは20秒間。

 まいぷれ酒田の担当者と簡単に打合せを行い、私が原稿の草案を作製、ラジオ、テレビの製作担当者がアレンジしてくれました。

 1分、20秒と言うなかれ、この短い時間にPR内容をまとめることの難しいこと…。

 あまり言いたいことを詰め込んでも情報過多。少なすぎても何も伝わらない。

 テレビの方はアレンジしてもらった方が分かり易く、私の草案は、堅苦しい表現や言い回しだったと感じた。

 思いが詰まりすぎていて、一般の人たちには理解しずらくなっていたなと…反省です。

 放送されたPRCMを確認すると、テレビは中々だなあと感じるもラジオは…。

 ラジオの方は、私の草案内容の生の言葉が結構使用されていたので、改めて聞くと少々恥ずかしいこと言ってるなあと…汗。

 こんな機会中々無いと思います。いい記念になりました。

 
 まいぷれ酒田のWEBサイトはこちらから。
 https://sakata.mypl.net/#
 まいぷれ酒田の当事務所ページはこちらから。
 https://sakata.mypl.net/shop/00000374774/
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