11月に突然当事務所に電話をかけてきたのは、実はクライアント自身ではなく群馬で焼き肉店を経営するクライアントの親友だった。
電話口で熱き思いを語る親友。てっきり彼=親友がクライアントと思ったが、話をよく聞くと自分の親友が酒田の人間で、その彼が酒田で店を出すということだった。
クライアントと同じ酒田の人間である私に是非設計をお願いしたいと…。一度会って詳しい話をしましょう、そう言って電話は終わった。
クライアントとその親友と会ったのは11月半ば。あの電話から2週間ほど経っていた。私自身、電話を終えた時点で話の内容次第では断ろうかなと思っていたのだ。

実際にあって話を聞くと、「あの焼き鳥店」をリノベーションしての開業を目指すと聞いた瞬間私のスイッチがONになった。突貫のスケジュール、フィーの件、他の仕事の状況等々、全てのものが吹っ飛んだ。
そう…リノベーションする店は私が友人数名と通っていた「あの焼き鳥店」であった。
亡くなったマスターには独立起業した当初仕事を面倒みて頂いたり、焼き鳥片手に色んな愚痴も聞いてもらった。
あの店の常連だったクライアントがあの店を焼き肉店として復活させる…。その設計は常連であった私がやるしかないだろう…。マスターへの恩返しの気持ちは固まった。
クライアントと私の想いがシンクロした瞬間だった。
不思議な縁で導かれたこの仕事。まずはマスターに報告しなければとマスターの奥さんに連絡し挨拶に行った。
線香を上げマスターに今回のことを報告しなければ作業を進められない、そう思ったのである…。奥さんもクライアントから私が設計することを聞いていて大変喜んでくれていた。

そこからのスケジュールの無い中、イメージを膨らませスケッチを描きまくった。マスターとの思い出が頭の中をよぎる。
そこから1週間ぐらい経っただろうか、イメージスケッチをクライアントにプレゼンすると一発OK。頭の中でどんどん具体化していく「古民家焼肉さとるちゃん」だった…。
~つづく~
以前の関連ブログはこちらから
引き寄せられた縁 http://blog.goo.ne.jp/in-archi-studio/e/a4424865fddd4f052a1d04811ae6b7c8
再びの彼 http://blog.goo.ne.jp/in-archi-studio/e/12136cef2e25c950a8a240e6ecab71e1
電話口で熱き思いを語る親友。てっきり彼=親友がクライアントと思ったが、話をよく聞くと自分の親友が酒田の人間で、その彼が酒田で店を出すということだった。
クライアントと同じ酒田の人間である私に是非設計をお願いしたいと…。一度会って詳しい話をしましょう、そう言って電話は終わった。
クライアントとその親友と会ったのは11月半ば。あの電話から2週間ほど経っていた。私自身、電話を終えた時点で話の内容次第では断ろうかなと思っていたのだ。

実際にあって話を聞くと、「あの焼き鳥店」をリノベーションしての開業を目指すと聞いた瞬間私のスイッチがONになった。突貫のスケジュール、フィーの件、他の仕事の状況等々、全てのものが吹っ飛んだ。
そう…リノベーションする店は私が友人数名と通っていた「あの焼き鳥店」であった。
亡くなったマスターには独立起業した当初仕事を面倒みて頂いたり、焼き鳥片手に色んな愚痴も聞いてもらった。
あの店の常連だったクライアントがあの店を焼き肉店として復活させる…。その設計は常連であった私がやるしかないだろう…。マスターへの恩返しの気持ちは固まった。
クライアントと私の想いがシンクロした瞬間だった。
不思議な縁で導かれたこの仕事。まずはマスターに報告しなければとマスターの奥さんに連絡し挨拶に行った。
線香を上げマスターに今回のことを報告しなければ作業を進められない、そう思ったのである…。奥さんもクライアントから私が設計することを聞いていて大変喜んでくれていた。

そこからのスケジュールの無い中、イメージを膨らませスケッチを描きまくった。マスターとの思い出が頭の中をよぎる。
そこから1週間ぐらい経っただろうか、イメージスケッチをクライアントにプレゼンすると一発OK。頭の中でどんどん具体化していく「古民家焼肉さとるちゃん」だった…。
~つづく~
以前の関連ブログはこちらから
引き寄せられた縁 http://blog.goo.ne.jp/in-archi-studio/e/a4424865fddd4f052a1d04811ae6b7c8
再びの彼 http://blog.goo.ne.jp/in-archi-studio/e/12136cef2e25c950a8a240e6ecab71e1