徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

手が痛くなるほど…

2010-12-10 08:36:03 | 建築つれづれ…
 腱鞘炎になるかと思うぐらいです。というのも、ここ数日、手書きのスケッチ図を何枚も描いている。A4でざっと15枚ぐらい描いただろうか。CADで描いてもそれまでなのだが、何となく手書きで描いている。手書きの感覚を忘れない為でもある

 我々40代の建築家は、実務で手書きとCADの両方を経験した世代。30代の人は、手書きの経験が無い人がほとんど。50代になると、CADが使えない人が大勢いる。

 駆け出しの頃、よく先輩に図面が書けない「若僧」ならぬ「バカ僧」と良く言われた。何度も何度も先輩の赤チェックを受け、自分の書いた図面が真っ赤になる。描いた図面を消しゴムでゴシゴシ消して再度鉛筆を走らせる。こんなことなんて日常茶飯事だった。一緒に先輩とお酒を飲むたびに、「バカ僧」と言われ頭を叩かれた。今思えば…、愛のムチ

 案を考えるとき、簡単な詳細図のスケッチを考えながら描くときは手書きと決めている。この手書きで描く癖が、打合せしてる時にササッとイメージを伝えるのに役に立つ。パソコンはすぐ立ち上らないですから…。立ち上った時には打合せは他の話題に…なんて結構ありますから

 CAD、手書きのどちらがいいと言うのではありません。どちらも長所、短所があって、適材適所で使い分けたい。でも、手書きが出来ない若い人結構いるんですよ。ササッとフリーハンドで味のあるスケッチ図を描く。そんなスケッチを見るとホッとするのは私だけ。この感覚って、職業病でしょうか…

 スケッチをたくさん描いたせいかは分かりませんが、首、肩、背中、腰がパンパンです。マッサージにでも行こうかな…。


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