徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

密度の濃い仙台・山形遠征

2012-12-07 16:22:03 | 建築つれづれ…
 先週仕事で仙台に行って来た。久しぶりの仙台だったが、天気も晴れやかに私を迎えてくれた。午後一番に到着し早速打合せ。お願いしていた資料に目を通す自分。いい資料を作ってくれていた協力者に感謝も、酒田の環境でこの計画にそぐわない部分を数点指摘し訂正案を一緒に検討する。

 検討中の議論も熱を帯びて来た、特に私。しかし、その日は4ヶ所の参考施設を見学予定。せっかく忙しい中見学させてくれる方々に、遅れては申し訳が立たず、施設見学へ足早に向かった。

 見学はスケジュールに沿って分刻み。最後の見学施設では、会議室で再度提案してもらった資料を再検討。見学して帰るつもりが、ここでも思わぬ打合せが始まった。その中心人物はこの私。すいません…。

 夜は懇親会となった。お酒が入り、またしても提案資料、見学した施設の話が中心になりプチ打合せ。営業の方は、楽しくお酒を飲めたのだろうか…いささか心配ではあったが、これも仕事。色んな話からアイディアが生まれることもある。

 次の日は午前中にとある人間に会った。7,8年前によく一緒に仕事をした仲間。私にとってブレインと呼んでもいい人間だ。久しぶりに、こんな仕事したい、こんなことやろうよとお互いの頭の中のイメージが膨らむ。今回は彼といい仕事ができそうな予感がしている。いや、予感ではなく確信して仙台を後にし山形に向かった。

 山形では、今設計してる住宅に採用予定の暖房システムを確認しに来た。採用予定メーカーのモニター施設があるので体感してみようということ。意外に暖房を掛けているという感覚がないのに、室温は20℃を差している。吹出し口に手をかざしても、温風は感じられない。そりゃそうか、輻射暖房だもの…。静かに空気が暖まっている…という感覚だった。

 暖房システムの確認は予定より早く終了した。ということであらば、山形まで来てH氏に会わずにいられなかった。私の酒田Uターンの恩人である。事務所にTELを入れるとスタッフのSさんが出た。残念がらH氏は不在だったが、Sさんと事務所で近況を報告しあった。

 駆け足で過ぎた仙台、山形だったが、密度は濃かった。いい仕事をするための準備だったこの出張。この用意周到の準備があるからいい結果が導き出せる。用意周到に準備したからといって、全てがいい結果になるとは限らないが、いい結果を得るためには絶対いい準備が必要である。

 今回はいい準備ができた。あとはこの日訪問した方々に、自分がいい結果を持って再会できる努力をするのみである…。

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