徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

オンラインでAOアドバイス

2021-09-01 08:31:21 | 建築つれづれ…
 お盆前の8月上旬、久しぶりの後輩から電話が入った。

 彼は高校の教師をしている。大学入試の旧AO入試で、建築学科を受験する生徒に建築の専門家という立場からアドバイスをして欲しいと言う。

 勿論、快く引き受けた。

 

 お盆明け、受験する生徒の志望理由、大学で学びたいこと、将来就きたい職業等の資料などが送られてきた。

 その内容に目を通し赤ペンを走らせる。

 本来なら、依頼してきた後輩の高校教師と生徒と担当の先生で当事務所にて面談する予定であったが、近頃のコロナ感染者の急増を鑑みオンラインでの面談となった。

 私の添削した志望理由等の内容に従って面談は始まった。

 一見おとなしそうな受験生も、進行役の先生(後輩)から色々質問を振られる毎に少しづつ口が軽やかになって行く。

 彼の志望理由の内容、建築設計の専門分野、その分野ごとの役割、将来就く職種のイメージ等々をキャッチボールしていく。

 文章だけでは伝わらなかった質問事項も、面談の中で生徒から再度質問内容の説明を受け質問意図が伝わり回答する私。

 私もどんどん饒舌になっていく。それにつられ後輩である教師もどんどん饒舌になっていくのがわかる。 

 1時間ほどのオンライン面談であったが、受験生の彼は理解してくれたであろうか。いいアドバイスができたであろうか。

 彼の志望理由には確固たる核があった。「その核の内容をどんどん書いて、話して武器にした方が良いよ。」

 最後にそんなアドバイスをしてオンライン面接は終わった。

 少年よ大志を抱け。彼の吉報を寝ながら待つことにする…。

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