先日は比良山系の蓬莱山へ登ってきた。
蓬莱山は比良山系では二番目に高い山で、簡単に分かりやすく言うと琵琶湖バレイがあるお山。
当日はこの冬一番の冷え込みで朝から底冷えの日、家を出るときの外気温計は1度・・・。
ホントは当初、私は比良山系で一番高い武奈ヶ岳(1214.4M)へ登る計画をしていたのだったけど、ガイド本によると片道の行程時間が4時間超で日の入りの早い今の時期のことや私達の遅い足のことを考えると時間的余裕がないので、安全策をとって目的地変更をすることにして蓬莱山(1174.3M)へ行くことにした。
そしてルートはJR蓬莱駅周辺でクルマをデポし小女郎谷ルートで登り、そこから尾根道歩いて蓬莱山山頂に登って、木戸峠を経由しJR志賀駅に下り電車を使ってスタート地点まで戻るという周回ルートをとることにした(地図は最後で)。
(写真左)8時過ぎにJR蓬莱駅周辺にクルマをデポし、スタート。
(写真右)歩き出して間無しにこれから登る蓬莱山方面を望む。 今日も天気はイイ♪
昨今の急激な冷え込みのせいか、山頂付近が少し白くなっていて夜半に雪が降った模様。
(写真左)標高の低いところではまだ紅葉も残ってて落ち葉はサックサク♪
(写真右)思いの外長いアスファルトの一本道を登っていく内に暑くなってアウタージャケット脱いでます。
(写真左)標高1200M程の比良山系といえど遭難事故は度々あるようで、このような看板を所々に見ることが出来ました。
(写真右)流れる川の淵には落葉した落ち葉がクルクル回り浮いていてキレイです。
(写真左)徐々に標高を上げていくと空気も変わって、川の水が掛かる木々は凍っています。 寒いー!!
そして頭上の空が暗くなってきて風に付いて小雪が舞って来るときもありました。
(写真右)気温は2~3度辺りをウロウロといった感じ。 でも山中は風がそれほど吹いてなかったのでアウターなしで登れます。
(写真左)地面は霜柱でバッシバシ。 幼少の頃は霜柱なんてそこいらで見かけることが出来ましたが、今は出来ない・・・。
(写真右)登りも終盤のシーン。 地面にはうっすらと雪があって、緑が多い時期だと笹藪でルートロストしそうな場所でした。
小女郎峠に到着。
青空出て気持ちイイ♪
この尾根道を北に向いて歩くと右手眼下に琵琶湖を見ることが出来て、その景色に感嘆します。
琵琶湖は青かった...
小女郎峠から蓬莱山山頂へは尾根道を歩くのですが、寒いのでアウタージャケットを着直します。
そして、木々には雪が張り付いて樹氷の森が出来てました。
山頂到着!
尾根の西斜面が白いのが分かります。 写真右端に見える白い塊が小女郎池。
友人はバテバテで足が上がらず下ばかり見て歩いてます。
(写真左)先の立て看板より北は琵琶湖バレイのゲレンデで、そこはもうスキー場。
人工降雪機で雪を作っている最中で、地面は真っ白ケ。 写真だけ見るとそこはもう雪国です(笑)
そんなワケで先日アップした写真はゲレンデの横で撮ったもので天然の雪ではありません。
(写真右)そしてゲレンデの脇にあった公園のベンチで昼飯とします。
今日のメニューはおニューのコッヘル使ってカップうどんに友人が持ってきた餅を2切れ入れたものと、レトルト蟹雑炊でちょっと贅沢。
この景色と寒さの中での温かな昼飯は、味気ないカップうどんがメチャメチャ美味く感じられます。
餅は腹持ちも良くってGOOD!
その景色はこちら。
そこから見る琵琶湖。 写真中央が琵琶湖大橋付近。
こう見ると比良山系は麓から急に高度を上げているのが分かりますね。
こちらはちょっと北で、正面の対岸が近江八幡付近かな。
ゲレンデからの景色ですからゴンドラ乗ってきたら気軽に見れるわけですが、そんなラクなことを考えてはいけません(笑)
ゆっくり昼食と休憩を楽しんだ後は、ゲレンデ横を少しだけ登って行きます。
白い地面と青い空の対比が素晴らしい!
(写真左)来た道を振り返る。 今の琵琶湖バレイはこんな感じ。
(写真右)来た道と違うルートで下山開始。 こんな橋が幾つもあって、濡れているだけにちょっとスリリング。
しかしMTBの時の下りと違って、歩きの下りはあまり面白くないし、膝が痛くなりそうで怖い。
(写真左)下りのルート上にある「天狗杉」での抱きつき写真。 正直もっとデカイ杉の木を想像していたのでちょっと拍子抜け。
(写真右)JR蓬莱駅のホームより、登ってきた蓬莱山方面を見る。
下りはあまり面白いところ無く終わってしまい、そのままJR志賀駅まで下りて電車に乗って蓬莱駅まで戻る。
この時15時40分、休憩含む全7時間20分ほどの行程だった。
お疲れさん。
当日のルートは
こちら。
標高グラフは
こちら。
備忘録(気温1~5度くらいの当日のウェア) 上:機能性アンダーロンT+フリース+ゴアジャケットの3枚。
下:トレッキングパンツオンリー(風吹くとちょっと寒い)