昨晩妻にホントに釣りに行っていいのか確認して、
今日も釣りに行く。
しかし丸一日行くのは気が引けるので朝5時半起きの6時過ぎ出発で、昼過ぎには帰る予定で。
(左)山奥のクルマ一台分の幅しかない林道を行く。
天気は良すぎるくらいの快晴、暑くなりそうだ。
でもこの時点での気温は18度。
山奥だけに低い。
(右)クルマをデポする場所についたら時間を無駄にすることなく準備に取り掛かる。
最初にラインに結んだルアーは昨日に買うたばかりのヘヴィーシンキングミノー。
今日は時間が限られているのでいきなり川に下りることなくこの前からチェックしている場所まで歩いていく。
まず第一の場所は岩に囲まれ少し川幅が狭くなった上には木が生い茂った淵。
流れと水深もあるところでこの前は30センチ弱はあろうかという魚が出てきた場所。
シンキングミノーにはお誂えの場所だ。
魚に気配を感じられないように慎重に下り岩陰からキャスト。
(魚が)出てくるとしたら1投目、緊張する。
が、出てこない。
角度や引くルートを替え5投ぐらいしたが出てこない。
見破られているのか?
仕方ないので気を取り直して釣り上がることにする。
それにしても今日は最高の天気だ。
山、渓流の雰囲気を満喫するには文句のつけようがない。
でも釣りをするには良すぎるな、これでは魚がシェードに隠れてしまう(笑)
空は青く澄んで、木々は緑濃く、水は超クリア!
釣れなくても満足できるロケーション。
水深がない場所が続くときはシンキングからサスペンドに適宜ルアーを結びなおし釣り上がる。
そしてこの前、サスペンドでは攻め切れなかった淵にたどり着き、ここぞとばかりにシンキングミノーに替える。
1投目で釣れるかと期待したが釣れず、ダメかと思った3投目。
テールのフックをバックリ咥えた良型のヤマメがヒット!
ヒレピンで美しい魚体、ここの魚はホンマにコンディションがいい。
フックが全く見えないほどしっかり咥え込んでます。
なのでフックを外すのに難儀してかなり弱らせてしまった、すまん。
ちなみに、ここに通いだして釣った魚は全てリリースしてます。
持ち帰って食べるという選択もあるのですが、この素晴らしい川から個体数を少しでも減らしたくない、また遊ばせてもらいたいという一心からです。
で、更に釣り上がる。
(左)今日もデカイ蛇に遭遇。
いちいち書かないけど蛇はしょっちゅう遭遇します。
とぐろを巻いたマムシ、1Mは超えてるようなシマヘビやアオダイショウ等々、足を踏み出したその先に居た時は相変わらず「ウワッ!」と声出てしまう(汗)
あと、今日はネズミを見た。
実はこの前も見ていたのだけど、何なのかハッキリわからなくて不思議に思っていた。
というのも、足下をシャッっと横切ったかと思うと水の中に飛び込み水中の岩陰に隠れる。
この前見たときも「ネズミか?」と思ったのだけど、ネズミがあんなに俊敏に動いて水の中に入って行くわけがないとも思った。
しかし、今日も見てそれがネズミだと分かった。
不思議なネズミだ。
(右)それにしてもええ天気。
しかしウェダーは暑い、下半身は早くもムレムレ、なので時々水に入る必要も無いのに股下まで水に浸かりクールダウンしてました。
これからの時期も釣りをするのであればウェアも考えなければアカンと実感。
そして色々情報収集中。
そして2匹目、これまたそこそこええ型のアマゴをゲット。
これは木が生い茂った下の瀬にアンダーキャストで投げ入れて釣った。
で、驚いたのが実は1回バラシて「くっそー!」と続けて投げた2投目でまた食ってきたこと。
1度バラシたらその場所では釣れないと思っていたのに釣れた。
例外もあるようだ。
しかし、これを釣って以降、なんと4連続バラシが続いた。
今日はへヴィーシンキングミノーのデビュー日、なのでいつものルアーよりも使う頻度多めにして淵や水深のある瀬でもそれを投げていて結構効果的に魚を引き出せたと思うのだが、掛かって寄せてくる最中に4匹ともバレた。
内2匹は結構良いサイズ。
泣ける。
で、何故バレるのか?
1匹目をバラした後、岩に当てまくってフックポイントが甘くなったのかと思ってフックを交換したのだが、交換した後もまた続いた。
なので今度は私のアワセに問題があるのかと思った。
しかし気をつけたにもかかわらずまだ続いた。
この前までは掛けたら百発百中で上げていたのに急激にバラシ4連発。
何が違うんだ?と考えた時気付く、これはシンキングミノーとロッドの相性のせいだと・・・。
私のロッドアクションはウルトラライトで推奨ルアーウェイトは1~4g、シンキングミノーは4.5g、僅かにオーバーしているだけだがウルトラライトアクションで比重の高いルアーを投げて魚を掛けるとロッドの張りが足りずフッキングが甘くなる。
なのでもっと大きなフッキングをする必要がある。
そういう結論に達した。
(左)今日もおにぎり持参。 日陰で休憩しつつ食べてます。
(右)日陰は涼しい、昼寝したい。
バラシ続きで釣果も伸びずこの前釣り上がった最終地点近くまで行った時、
3匹目、岩魚をゲット!
岩魚嬉しい!
満足だ!
(左)岩魚を釣って満足した後は、カメラを水に浸け水の中を泳ぐミノーの写真を撮ってみたりして遊ぶ。
(右)今、山にはこの花がたくさん咲いている。
そういえば、急激に獣の匂いが漂うときがあった。
すぐ近くに何かいるようなそんな匂いでちょっとびびった。
そして11時半、釣りが出来る最終地点まで達してストップフィッシング。
ブナ林の緑、そして木漏れ日が美しい。
後は釣りをすることなくキレイな青い空と木々の緑を堪能しながら急ぎ歩いて帰る。
バラシ4連発してたときはかなりイライラしたが、最終的には楽しめた今日の釣り、満足だ。
そしてシンキングミノーがとても有効なルアーであることを実感した。
このところ自転車も山歩きも放置して渓流釣りに傾倒しているが、この釣りが楽しめる間はこれを優先したい。
そんな気分。