大白川から石徹白に移動し温泉に入れず落胆、そのまま寝場所を探して寝るだけかと思ったがその日はオリンピックバドミントン女子のダブルス準決勝があったのでテレビが入る場所でクルマを止めビイルを飲みながら観戦。
山中なので全く見れないと思っていたが、意外にも受信できるエリアがあったのでよかった。
ついてて良かったナビテレビ。
そしてめでたくその試合に日本は勝ち後に金メダルを取ったのであった、めでたしめでたし。
そんな訳で気分良く寝るとする。
ところで昨年は空に雲無く星空が凄かったが、この夜は雲が出てて星空を眺めることも叶わず残念、寝るしかあるまい。
がしかし眠れない、
全然眠れない、
蚊の攻撃にあって眠れないのである
夏の車中泊では窓を開けて寝るのでどこでもベープが必需品、もちろんこの日も持ってきてて車内で回していたのだが蚊が侵入してきて刺され出したのである。
そして起きては車内の蚊を探し抹殺してまた眠りにつくのだが、また羽音で目が覚め、起きてライト点けて蚊を探し抹殺ということを繰り返す。
どうやらどこでもベープが全く効いていないようである。
思い返せばこの品も買うたのは4年ほど前、車中泊専用品で使ってないとはいえ効果がないみたいだ。
かと言って窓を閉め切って寝るのは暑いので無理。
そんなことで夜中寝ては起きての繰り返しで完全寝不足・・・失敗だ。

(左)そうこうしているともう夜明け、そして周り一面ガスが出ていて真っ白け。
(中)朝飯は3色団子。
(右)いつもの寝床、今回は昨年に比べて夜の気温が高くシュラフが要らんぐらいだった。
そしてまずは峠川のC&R区間に入る。
旧石徹白シャーロットタウン駐車場付近はフライマンが多いという認識(この日は釣り人が少なかった模様)なのでそれと被らないように上流域で入渓。

川にもガスが降りて苔むした岩も合わせて良い雰囲気。
しかし水が少なく渇水気味。

水が少なく魚の反応はすこぶる悪く、エキサイティングなシーンは少なめ。
それでも小型だがイワナを釣る。

この川は早朝から釣りをすると上流側から朝日が差してくるのがとてもイイ感じ、実に美しい。
竿を振る手を止めて写真を撮るのだ。
そして釣り上がっていくうちに先行者が出てきたので退渓。
釣果はイワナを3匹のみ、アマゴは釣れずで残念。
ここは絶対魚がついているという場所や、昨年大きな影を見た場所なども魚は居たものの食わすことが出来ず返す返すも残念だ。
峠川から出た後は石徹白川に入る。
もう一昨々年のことになるが自己過去最高のイワナを釣った場所周辺を攻めるのだ。

で、いつもの場所から入渓。
道中釣り人らしきクルマが何台か止まっていたが釣り人は少なめ。
そして水も少なめ。
写真で見るとそうでもないように見えるが少なめで流れが緩やか。
故に釣れる気が・・・しない。

ここでも小さいがイワナを釣る。
というかこの川の上流域はイワナしかおらずアマゴはいない模様。

大きさ感がわかりにくいが中央の倒木はかなりの大きさの木、幹の太さは私の胸の高さまである。
ずっとここにある木だ。
この木の下辺りはポイント多いのだがどれも不発、というか魚は居たが減水の影響かスレているのかホンノ少ししかルアーを追ってこなかった。
そして過去の自己記録の魚を釣った周辺は水が出た影響か当時とすっかり様子が変わっていて不発。
終了。
ここでも満足な魚、釣果が得られなかった。
残念無念。
残念無念な気持ちだが潔く退渓し次は温泉に向かうのだ。
温泉に入ってから帰る。

(左)石徹白川上流から石徹白の集落に下りていく道。
向こうに見えるのは旧石徹白シャーロットタウンスキー場。
ここの景色好き。
(右)前日に入り損ねた満点の湯で汗を流して帰る。
まだ11時前で私が入った時は誰もおらず貸切りだった。
露天風呂に浸かりながらウィングヒルズの林間コースをMTBが走るのを見つつ、ああこういう遊びもまたしたいなと思うのであった。
これにて夏休みの釣行日記は終わり。
釣果は冴えないが普段行けない川で釣りができたことは良かった。
9月に入ったら子供も学校が始まるので私は一人渓流に通わせてもらうつもり。
禁漁まで1か月、2016年渓流釣りラストスパートといきたい・・・けど釣れてくれるかな?