今朝は数日前から盛り上がってきた金環食の日。前日には見る気でいたがうっかり夜更かししてしまって寝過ごしてしまった。
外で大きな声が聞こえてきて目を覚ました。向かいの2軒の家のオバサンが金環食の様子を見ながら興奮して大声喋っていたのである。時計を見ると7時26分、金環まで後3分、慌てて飛び起きて家を飛び出した。家横の道に出て東の空を見上げると空は曇っていたがまだら模様でちょうど太陽のところは雲が薄くなっていた。光の按配がよくて専用メガネを用いなくてもよく見れた。初めは太い輪だったが、だんだん細くなって綺麗な金環が現れた。
後からTVニュースを見ると、大阪では282年ぶり、江戸時代享保15年というと吉宗、大岡越前の時代だ。次に大阪で見られるのは300年後だとか。また、今回のような日本列島を縦断するような大規模なものはなんと932年前1080年頃、1083年に後三年の役が起こっている。この時代の人はこの現象をどう見たのだろう。アマテラスが姿を変えて現れたのを見て、さぞ、驚いたことであろう。