白地に赤く
日の丸染めて
ああ美しい
日本の旗は
青空高く
日の丸揚げて
ああ美しい
日本の旗は
戦中に生まれて「日の丸行進曲」なんかをよく聞いて育ったせいか、国旗の日章旗には特別の思い入れがある。
スポーツの国際大会などで、国旗に寄せ書きなんかをしているのを見かけるとぶん殴ってやりたくなるのである。今回のオリンピックでもその風景が見られた。
国旗は国の象徴、戦中は日章旗を仰ぎ見て日本の国を思い命をかけ、多くが命を落としたのである。それをないがしろにするなんてという思いだが、遺品などに寄せ書きしたのが出てくるを目にすることがある。何たること、そんなことだから日本は負けたのだと思ってしまうのである。
若い読者諸兄にあっても、日の丸が焼かれたり、足蹴に泥だらけにされるのを見れば腹立たしさを感じられると思う。そんなことを自らの国民がしているのである。あれら人達は日本人の精神を失っている、あるいは知らないのであろう。
日の丸は日出る日本、つまり太陽を表していて、それはお日さま、お天道さま、天照大御神なのである。
そして、日本の精神、昔でいえば大和魂は三種の神器にて表される。
鏡は誠、玉は愛を、そして剣は勇気を表す。誠と愛と勇の3つが渾然一体となったものが大和魂なのである。
それを日の丸にはそれが、白地は誠、丸は愛、赤は勇でちゃんと3つの精神が一体的に表されていることを知っていなければならない。これは知(誠)、情(愛)、意(勇)が完全にバランス(大和)していることである。
まあ、だから、大いなる和の精神の日の丸を掲げて侵略戦争なんてあってはならないことであったのである。