昨日、大阪市内に出たついでに映画を観て来た。
禅は莫妄想だが、元々妄想的なことが好きで映画も月に1回くらいは観に行く。今月はレッド・クリフを観て、金城武という俳優を知ったところだったが、すぐ彼が主演の映画「K-20 怪人二十面相・伝」公開されたので観に行ったのである。
金城武に好感を抱いたということも理由の一つだが、6年前「K-19」という映画を観たことに関係する。ソ連原子力潜水艦K-19がメルトダウンを起こしかねない原子炉事故を起こした実話を基にハリソン・フォード主演で作られた映画である。実話に基づくものだけに結構印象深い映画であったが、当日劇場内で面白い出来事があって忘れがたいのである。
座席指定の映画館で指定座席に坐っていたら、「そこは私の席です」と女の人からチケットを見せられたので、座席を確認すると座席番号が一致する。「失礼しました」と座席を立ってチケットをよく見ると私のはI-17、2列前の2席左横、つまり、映画の題名を座席と間違えK-19の座席に坐っていたのだった。面白いことにしばらくしてから後ろを振り返ったら、さっき席を替わった人が別の人に席を替わらされていたのだった。
公開期間中何人かそういう目にあったのではないか、想像するに難くない。
つまり、K-19とK-20 思い出つながりで私の興味を引いたことも鑑賞の理由である。映画は荒唐無稽なアクションものであるが結構楽しめた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます