十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

天命を考える

2011年03月23日 | 共生

 一昨日に天罰についてエントリーしたが天つながりで天命を考えてみる。

 命の字が入るもので実物的な生命以外の意味的な命として、天命、宿命、運命、使命、寿命がある。これを連ねると

「宿命によって生まれ、運命によって生かされ、使命によって生き、寿命によって死す、これ天命なり」 

 宿命と運命と寿命は黙って受け取るしかない。使命だけ考えて生きればいいのだと思う。ところが多くの人は使命を忘れ宿命転換、運命の好転だけを追っているようだ。そんなことをやっているうちにそれだけでいつのまにか寿命が尽きる、勿体無い命の使い方である。

 使命とは大それたことを考えることではなくて今、ここにおいて命の限り精一杯生きることだと思う。生也全機現、死也全機現である。 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地震は天罰か? | トップ | 行先に我が家ありけりかたつむり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

共生」カテゴリの最新記事