♪東日本大震災翌年の2012年に復興祈念のマーラー「復活」合同演奏会を開催し、来年の震災10年に向けて今年から合同演奏会「東北UNITED」を行う仙台フィルハーモニー管弦楽団と山形交響楽団の第1回目の演奏会を聴きに行った。@やまぎん県民ホール。
仙台でも18日の土曜日に同内容の演奏会があるのだが、遠刈田で所要があり聴きに行けないので山形まで行ってきた。
♪ホールは、ある意味厳戒態勢。入場時の検温、手の消毒、チケット半券に氏名・電話番号記入して提出、客席は一列かつ両隣は2席ずつ空けて着席。収容人数2千名のところ、今日は8百席分のチケット発売だった。
もちろんマスク着用厳守。ブラボーの掛け声なし。でも久しぶりの生のオーケストラ演奏会、とても楽しみにしていた。
♪うーむ、ほんとに素晴らしい演奏だった。金管によるJリーグ・モンテディオ山形とベガルタ仙台のアンセム、ファンファーレも煌びやかで良かったし、弦楽合奏のブルックナーも良かった。
そして何と言ってもチャイコフスキーNo.5は圧巻だった。2つの団のメンバーがほぼ同じ数の混成オケだが、息はピッタリ。弦はたっぷり厚みをもって溶け合うし、木管も金管も華やかで艶やか、本当に聴き応えがあった。最後のクライマックスでは、もうウルウルしてステージが見えなくなるほど。いやぁ〜良かったなぁ。
♪会場のやまぎん県民ホールが、これまた何とも素晴らしいホールだ。木のぬくもりが感じられて、響きもとても良い。2階の後ろの席だったが、1階席の真ん中で聴いているように感じた。山響も山形県民の皆さんも、こんなホールがあって幸せだね。我が仙フィルもこういうホールで聴きたいものだ。村井さん、郡さん、なんで仙台にこういうホールがないの⁉️
仙台公演は東京エレクトロンホール。山形で聴けて良かった…かな。