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毎年、イノシシ鍋を食べた翌日に
決まってインフルエンザに感染するという人がいる。


猪の脂肉は凝縮されていて、エネルギーの塊。
これを、体が使いやすい形に消化するには
キノコや長ネギなどの薬味を一緒に食べることが必要。
それでもこと足りず、体温を上げることで分解を促進するが
胃腸の強さの個人差もあり、対応できないことがある。

そうなると、ウイルスの出番だ。
ウイルスは、どっかからやってきて運悪しく感染するというよりも
普段から潜在的に共存している。
そして、エサとなる動物性の脂肪やたんぱく質の未消化物が
体内に過剰となったとき、一所懸命活動をはじめる。
どんどん分解してくれて、そのときに熱エネルギーが出るから
体温が高まって体はだるくなる。

で、放っておけばいずれウイルスの食事も済み
エサが無くなって彼らもスリープモードに戻る。
でも、それまで高熱が続くのも心配だろうから、
彼らと合わせて消化を促進するために、辛い長ネギや
大根おろし、生姜を摂取すると早く安定する。

(僕は素人なので、鵜呑みにしないでくださいね)

昨年あたりも、友達が「職場でインフルエンザが流行っている」と
心配していたので、半分本氣で「生の長ネギでもかじってれば」と言ったら
本当にかじって、それが効いたのかまぬがれたらしい。


結局、燃料過剰のバランスをとるための天使が
インフルエンザウイルスという見方なので、
元から、肉を食べるときは消化のよい食べ合わせの
薬味や野菜を共にし、そして量を食べ過ぎないこと、
なるべく自然の形の肉を選ぶことが肝要となる。
残念ながら、スーパーで売られている切り肉は
殺菌のために200ppmほどの高濃度の塩素に浸してあり
栄養やエネルギーの面からも変質しているものが多い。
水道水も含めて、塩素は必要悪。

肉を食べないで元氣な人もいるが、実際は食べている。
どういうことかというと、菜食に切り換えた人も
昔は(牛乳も含めて)肉類を食べていたという人が多い。
それらが凝縮されて体内に貯蔵されているので、
日々菜食や果食しながらも、昔のストックを分解しながら
その栄養素を体内に供給している。
ちなみに、つめの付け根に見える白い三日月が
体内に貯蔵された動物性たんぱくの量を示しているともいわれる。
菜食を続けると、小指の三日月から減っていく。
最後に親指のが消えると、理論上はストックが無いので
たまには肉を食べないと何らかの栄養不足で
精神的、肉体的に不安定が生じる。

乳酸菌たっぷりの漬物は、肉食といっていいのかどうか
考えたりしている。

学生時代から数年間、完全に菜食をしながら
日本全国ふろしき旅ををしていた僕は、
確かにつめの三日月が全て消えた。
そうなると、ストックが無くて
たんぱく質不足時などは自分自身の肉体を
分解して生きることになるので、
それで痩せているのかもしれない。
奥さんは現在一緒の食事なのにほほがふっくらしているのは、
実家が仙台でこれまでに累計1万匹のサンマを食べたというから
まだまだストックがあるのかな。
それと、僕はいつもたくさんの荷物(練習用風呂敷など)を
背負いながら遠路歩きつづけるので代謝が違う。

僕は、たまに肉を食べるとちょうどよい体質になっている。
お蔭さまで、サンマが送られてきたり(放射能対策はしています)
山形から鴨が送られてきたり、たまに美味しい卵を買ったり
クリスマスは鶏肉を焼いていて、
昔の人のように肉をごちそうとして楽しみにいただける
食生活となっています。
長寿者へのアンケートでも
好きな食べ物は肉。ただし貧乏で毎日は食えんのじゃ
という答えが多いと聞いた。

何だかだらだらと書いたが、話半分で聞いてくださいね。
要するに、食べ物はきちんと消化して安定させることが大事。
食べ合わせ、食べる量、運動量によっても左右されるので
臨機応変に工夫して楽しもう。

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