寒い季節になり、冷え性の方は
パソコンのマウス持つ手も
凍えているのではと存じます。
冷えを改善するには色々と方法があり
・煮込みそば、大根、長ねぎ、生姜、鴨など冬期の食事。
・上半身着こみ過ぎない。
・足腰を使う。散歩、掃除、階段や坂道上り、激しすぎないダンス。
・シャンプーや石けんで皮脂を落としすぎない。
・冷えた日の夜は入浴で温まり、すぐ布団へ。
・追い焚きできるなら、ぬるめのお湯から徐々に温める。
初めから熱いと、芯まで温まりにくい。
・パジャマを着込みすぎない。
布団の上から毛布をかぶせると暖氣が逃げづらい。
・寝る前に果物を食べない。
・果物を摂るなら、活動前の朝などに。
・果物は、完熟したもの、干したもの、
火鉢などで暖めたものの方が体を冷やしにくい。
・海女さんのように、皮下脂肪が多いと
寒さにも強くなるので、冬場はあまり
お腹のぷにぷにを氣にせぬよう。
他にも有効な術があるでしょうが、
太鼓のばちを振るうのも全身運動で、かなり温まります。
腕だけで力まかせにすると表面しか熱くならないし、
すぐに疲れる。しかも、やるほどに腕に筋肉がついて
太くなり、上半身が重くなって足腰に負担、
代謝維持に食べる量も増えるので
よきに振るうことが大切です。
重心の低い太鼓打ちが身に付くと、
重い荷物も、パンやうどんをこねるのも、
餅を搗くのも楽で安定した腰づかいになって、
涼しい顔ながら芯があってはかどります。
インナーマッスルが開花し、腕はむしろ引き締まる。
僕はそのうち、太鼓塾のようなものも開きたいと考えている。
手取り足取り1からレシピ通りに教えるかたちではなく、
各々が好きな曲(和洋クラシックポップス問わず)を打つ。
皆が自分なりに打ちながら、周りの人に影響を受けたり
醸し出すものや疲労度の違いなどから、
自ら悩み悦び考え工夫し向上していく場になるといい。
ちょっと脱線ぽいが、重心の低い太鼓打ちが身に付くと、
それはそのまま護身術にもなる。
押されても倒れず、相手が勝手に飲み込まれて倒れる。
おすすめするわけではないが、そこに棒があれば
打ちなれたリズムで攻守できる。
日頃から二刀流が鍛錬されている。
単に太鼓の上達を目指すのではなく、
安定した重心を身に付けることによって
邪氣に負けない、人らしい心身を持って
生きていくことが真の目的でもある。
風呂敷も太鼓も、安定した低い土台(重心)を得てこそ、
小鳥や天使ように身軽にきらめくことができる。
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