あたたかくなり、わが家で水キムチがはじまった。
水キムチは、飲める濃さの塩水に唐辛子の粉と
野菜を漬けこんで常温に置き、
おいしくすっぱくなれば完成。
その後は冷蔵庫に保存しながらたべる。
食べるというより、のむ漬け汁のほうが主役に感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/32/0ecd8e0a91ad938e5279b8c7ec169ced.jpg)
一般に漬けものは、もっとしょっぱくして水も少ない(入れない)ものだが、
水キムチは塩をへらすかわりに唐辛子で雑菌を抑える。
すると、しょっぱすぎないお蔭で通常よりもずっと多くの
有用な乳酸菌がふえて泳ぎまわるので、
それをごくごくと飲むのだ。
さっぱりして味わいもありおいしい。冷麺のおつゆにもなる。
きのうは娘っこたちが玄関まえでプールした。
そら色の大きなプラたらいに水を注ぎいれ、
おひさまの下で水あそび。
そんなあたたかな季節となりまして、満月も近い今日など
まさに植物のたねまきどきでしょう。
雨つづく梅雨こそ、みどりは2倍も3倍もそだつ。
養分は水にとけてはこばれるから、水の道の
つながりつづけてる時季は、情報伝達がすいすいなのだ。
みえない思いやこころもまた、水にのるんじゃなかろうか。
海辺や川辺は人をいやす。もっともっと街に、ささやかな水辺や
水路がふえてほしい。
東京オリンピックを開催するというなら、会場はいまある施設を使えば十分なので、
観光的インフラとして、小舟で行き交える運河や水路を
めぐらせ、願わくは江戸城外堀を復活させてほしい。
堀も運河も、護岸は積んだだけの石垣にする。
うまく積めば、非常につよくなるから
モルタルでは埋めず、うなぎの寝るすきまになるように。
そもそも新しいこと生じさすには、何かを片付けて、
すきまをもたせなければ新風は入ってこない。
もともと東京は自家用車がすくない方だが、さらに
都内に限って自動車の通行料や駐車料を高くする。
ただし、バス、トラック、タクシー等
公共機関や仕事車はその限りではなく。
家の車がへらせたら、駐車スペースを菜園の庭や作業用の土間として
生かせる。街の駐車場も、渋滞も減る。自転車やリヤカーにシフトさせる。
(すでに都内の宅配便は、電動自転車+リヤカーがふえている)。
車が減ると、道ばたで子どもたちも遊びやすくなる。
そんな風にできたすきまに、水が流れはじめ、
みなみなのよき思いがひろがっていくはず。
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