ふろしき王子のブログ◎
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新浦安の道路ぞいには、こんもり常緑樹が植えられていて、
メインはやはりタブノキだ。海辺に適し、もともとの植生であろう。
もっとも、ここは40年前までは干潟であった。

最近、東京湾の浜辺で数十年ぶりに遊泳禁止が解かれつつも、
顔は浸けないようにというお達しのあった覚えがある。

それは、大腸菌の数も日により変動があるから、飲まないように
する配慮かもしれないが、皮膚や毛穴から侵入できる
よからぬものもあるだろうから、時期尚早とも感じる。

太古から毒草はあったから、胃腸にはある程度の
解毒力は備わっている。
しかし、空気や水が汚れたのは近代以降で、遺伝子の経験にないため
皮膚はかえって異物に弱い。ウルシや茶毒蛾ならばまだ想定内だが、
水や空氣にとけた目に見えない小さなものは、脅威となる。

もちろん、泳ぐことで、東京湾で泳げるだよ、という人々の意識が向けられ、
次第に泳ぎやすい環境へ向上していく布石となるかもしれないが、
影響を受けやすい成長期の子どもたちでPRすることは疑問だ。

単に、水質の具体的な測定値と、各国の基準を公表し、
そこから国や公共団体や個人が判断すればよい。

フィクションの世界は、嘘と嘘でつじつまをあわせ
雰囲氣で煙にまくことだってできる。

不器用でも正直を貫こう。

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浦安へ。ふろしき。

浦安といえば海。アサリにはまぐり。
元氣のよいさかな屋さん。
今も昔のはなしだけれど。

ディズニーシーの海もきれいとはいえない。
江戸前は慢性的な赤潮。

江戸川の流れを受けとめる位置に人工の干潟をつくり、
ヨシを植えておけば、貝やえびかに躍る、夢の楽園になるでせう。

自然に砂のはこばれてくることが大事。
干潟の砂や泥、海藻のすきまは微生物の家となり、
戦後蓄積されてきたヘドロの中の汚染物質を分解無害化することに
大きく貢献を果たしていくだろう。

環境はぜんぶつながっているから、やることはいっぱいあるけど、
他所につられてよい連鎖も起きよう。

山の人工林を上手にくふうして使い、中腹以上には杉等を
植えずに、元々の植生にもどしていく。

それで広葉樹がふえ、山の保水力がたかまると、
必要ではないダムも出てくるので、そのダムを片付けることで
川の水量がふえ、砂がはこばれるから干潟ができやすくなる。

都会は地面に雨がしみこまないから、大雨のふりゃ
いっきに排水がふえる。ゆえに、下水道と合流させて、
まざった汚水は浄化しないまま直接川に流される。
下水には廃油も多く、それが栄養過剰の赤潮にもつながる。

山の森の保水力を高め、町の地面にも雨がしみるようにしつつ、
各家庭や店舗には前処理として浄化槽を設置し、
自分の排水は自分できれいにしてから流すようにしたらよい。

未来のこどもたちのために、地元の川や海を
あるべき姿に甦らせたい、というつよい思いを持つ人がふえて
連携し声や行動を継続し、政治や企業も対応していけば、
世の中はますます佳くなるでしょう。

車窓から、ビッグサンダーマウンテンがみえる。

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