本日も、12時間座り通しで
絵を描いていました。
外の天氣がよいと散歩に出かけたくなるけれど
きりのよいところ、がない。
だから、喉がかわいたとか
音入(おトイレ)に行きたいという意識があっても
描きつづけてしまう。
ただ、それにも限度があるし
喉の渇いた絵になっても困るので
ちゃぶ台へ突撃してお茶を注ぐ。
右手に筆を持ち、左手で湯のみを持てばよいけれど、
息子虎之介にこぼされる、しかも画材が
水に広がる水彩色鉛筆なので
今のように締め切りが待っている場合には
ハプニングも援(たす)けと解釈する冒険心は控えめ。
今日描いたのは、松崎に送る絵ではなく
別件の、棚田関連の絵です。
合計9枚要るのを今日3枚描きましたが
明日、何とか残りを仕上げて
明後日からは個展の絵を描く、というように
今週もお蔭で絵にいっぱい浸らせてもらっている。
座り通しだけど、ご飯は食べている。
毎日おむすびで、1才3ヶ月の息子も
両手をご飯つぶだらけにして
夢中でほおばっている。
色鉛筆で遊ぼうとするので、
来れないように
僕の周りはオイルヒーターなどで
囲ってある。
散歩するいとまが取れないけれど、
家の前のメダカ池や小麦を眺めると
心が安らぐ。最近は小さいクモも
よく駆けているし、カマキリの卵の
孵化もたのしみだ。
夏に進んでいくと、夜の鳴き虫が増える。
地震で世の中が変わり、
これからが本番と思うけど、
いつまでも忘れない、つよい思い出が
よい変化へと導いてくれるだろう。
今度、実家(浅草)のほうへ行ったら
上野公園の桜を眺めてみよう。
不忍池と話そう。
蓮の花がひらくころ、
きっと新しい風が吹いている。
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