喿 ソウ 口部

解字 「口(鳴く)+口(鳴く)+口(鳴く)+木(き)」の会意。木の上に口を三つ描き、鳥が木の上でやかましく鳴き、また枝を飛び回って騒ぐさま。「やかましい」「せわしない」イメージを持つ。噪ソウ(さわがしい)の原文。
イメージ
「やかましい」(噪)
木の上で鳴く鳥が枝を飛び回って「せわしない」(操・燥・繰・藻・澡・躁)
音の変化 ソウ:噪・操・燥・繰・藻・澡・躁
やかましい
噪 ソウ・さわぐ 口部
解字 「口(くち)+喿(やかましい)」の会意形声。口やかましく声をだしてさわぐ。
意味 さわぐ(噪)。さわがしい。「喧噪ケンソウ」(人声や物音でさわがしいこと)
せわしない
操 ソウ・あやつる・みさお 扌部
解字 「扌(て)+喿(せわしない)」の会意形声。手をせわしなく動かすこと。
意味 (1)あやつる(操る)。「操縦ソウジュウ」「操作ソウサ」「体操タイソウ」(体を操る) (2)体や心をコントロール(あやつる)すること。みさお(操)。「節操セッソウ」(信念を固くまもる)「志操シソウ」(自分の考えを固くまもる気持ち)
燥 ソウ・かわく 火部
解字 「火(ひ)+喿(せわしない)」の会意形声。火にせわしなく当ててかわかすこと。
意味 (1)かわく(燥く)。かわかす。「乾燥カンソウ」 (2)いらだつ。「焦燥ショウソウ」
繰 ソウ・くる 糸部
解字 「糸(いと)+喿(せわしない)」の会意形声。せわしなく手を動かしてマユから糸をたぐりよせること。
意味 (1)くる(繰る)。細長いものをたぐる。「糸繰り」(マユや綿から糸をとりだし、紡ぐこと)「繰り入れ」(たぐりよせて入れること)「繰越し」(簿記で計算の結果を次ページへ送ること) (2)順に数える。「日を繰る」
藻 ソウ・も 艸部
解字 「艸(くさ)+氵(水)+喿(せわしない)」の会意形声。せわしなく水の中でゆれている草。
意味 (1)も(藻)。水草の総称。「藻類ソウルイ」「海藻カイソウ」「藻屑もくず」(藻のくず。海で死ぬことのたとえ) (2)あや。かざり。詩文などの美しい言葉。「文藻ブンソウ」
澡 ソウ・あらう 氵部
解字 「氵(水)+喿(せわしない)」の会意形声。水のなかでせわしなく動かして身体や物をあらうこと。
意味 あらう(澡う)。あらいきよめる。すすぐ。「澡浴ソウヨク」(入浴してあらいきよめる)「澡熨ソウイ」(洗濯して火のしをかける。転じて旧弊を去ること)「澡洗ソウセン」(あらいすすぐ)
躁 ソウ・さわぐ・さわがしい 足部
解字 「足(あし)+喿(せわしない)」の会意形声。せわしなく足で動き回ること。また、動き回るときの心の状態をいう。
意味 (1)あわただしい。さわがしい(躁がしい)。ざわつく。さわぐ(躁ぐ)。「躁急ソウキュウ」(せっかち。気がいらだち、せわしい) (2)気分が高揚した状態になる。「躁鬱ソウウツ」(気分が高揚することと、ふさぐこと)
<紫色は常用漢字>
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解字 「口(鳴く)+口(鳴く)+口(鳴く)+木(き)」の会意。木の上に口を三つ描き、鳥が木の上でやかましく鳴き、また枝を飛び回って騒ぐさま。「やかましい」「せわしない」イメージを持つ。噪ソウ(さわがしい)の原文。
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「やかましい」(噪)
木の上で鳴く鳥が枝を飛び回って「せわしない」(操・燥・繰・藻・澡・躁)
音の変化 ソウ:噪・操・燥・繰・藻・澡・躁
やかましい
噪 ソウ・さわぐ 口部
解字 「口(くち)+喿(やかましい)」の会意形声。口やかましく声をだしてさわぐ。
意味 さわぐ(噪)。さわがしい。「喧噪ケンソウ」(人声や物音でさわがしいこと)
せわしない
操 ソウ・あやつる・みさお 扌部
解字 「扌(て)+喿(せわしない)」の会意形声。手をせわしなく動かすこと。
意味 (1)あやつる(操る)。「操縦ソウジュウ」「操作ソウサ」「体操タイソウ」(体を操る) (2)体や心をコントロール(あやつる)すること。みさお(操)。「節操セッソウ」(信念を固くまもる)「志操シソウ」(自分の考えを固くまもる気持ち)
燥 ソウ・かわく 火部
解字 「火(ひ)+喿(せわしない)」の会意形声。火にせわしなく当ててかわかすこと。
意味 (1)かわく(燥く)。かわかす。「乾燥カンソウ」 (2)いらだつ。「焦燥ショウソウ」
繰 ソウ・くる 糸部
解字 「糸(いと)+喿(せわしない)」の会意形声。せわしなく手を動かしてマユから糸をたぐりよせること。
意味 (1)くる(繰る)。細長いものをたぐる。「糸繰り」(マユや綿から糸をとりだし、紡ぐこと)「繰り入れ」(たぐりよせて入れること)「繰越し」(簿記で計算の結果を次ページへ送ること) (2)順に数える。「日を繰る」
藻 ソウ・も 艸部
解字 「艸(くさ)+氵(水)+喿(せわしない)」の会意形声。せわしなく水の中でゆれている草。
意味 (1)も(藻)。水草の総称。「藻類ソウルイ」「海藻カイソウ」「藻屑もくず」(藻のくず。海で死ぬことのたとえ) (2)あや。かざり。詩文などの美しい言葉。「文藻ブンソウ」
澡 ソウ・あらう 氵部
解字 「氵(水)+喿(せわしない)」の会意形声。水のなかでせわしなく動かして身体や物をあらうこと。
意味 あらう(澡う)。あらいきよめる。すすぐ。「澡浴ソウヨク」(入浴してあらいきよめる)「澡熨ソウイ」(洗濯して火のしをかける。転じて旧弊を去ること)「澡洗ソウセン」(あらいすすぐ)
躁 ソウ・さわぐ・さわがしい 足部
解字 「足(あし)+喿(せわしない)」の会意形声。せわしなく足で動き回ること。また、動き回るときの心の状態をいう。
意味 (1)あわただしい。さわがしい(躁がしい)。ざわつく。さわぐ(躁ぐ)。「躁急ソウキュウ」(せっかち。気がいらだち、せわしい) (2)気分が高揚した状態になる。「躁鬱ソウウツ」(気分が高揚することと、ふさぐこと)
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