要 ヨウ・かなめ・いる 覀部

解字 金文の上半部は、腰盤に両手を当てている形の象形。下半部に女を加え女性の腰を示す。篆文は腰の形が糸の上部、下部が二本脚で立つ形に変化している。現代字は、腰の部分が覀に、下部が女にもどり「要」となった。女性の腰の意。腰は人体のかなめであることから、かなめ・かかせない意となった。
意味 (1)かなめ(要)。大切なところ。「要点ヨウテン」「重要ジュウヨウ」 (2)いる(要る)。入り用である。「必要ヒツヨウ」「要求ヨウキュウ」 (3)まとめる。あらまし。「要旨ヨウシ」「概要ガイヨウ」
イメージ
「こし」(要・腰)
音の変化 ヨウ:要・腰
こし
腰 ヨウ・こし 月部にく
解字 「月(からだ)+要(こし)」の会意形声。要は本来「こし」の意味だが、「かなめ」「いる」の意味になったので、月(からだ)をつけて「こし」の意味を表した。
意味 (1)こし(腰)。「腰痛ヨウツウ」「中腰チュウごし」「丸腰まるごし」 (2)身構え。「弱腰よわごし」「物腰ものごし」
<紫色は常用漢字>

解字 金文の上半部は、腰盤に両手を当てている形の象形。下半部に女を加え女性の腰を示す。篆文は腰の形が糸の上部、下部が二本脚で立つ形に変化している。現代字は、腰の部分が覀に、下部が女にもどり「要」となった。女性の腰の意。腰は人体のかなめであることから、かなめ・かかせない意となった。
意味 (1)かなめ(要)。大切なところ。「要点ヨウテン」「重要ジュウヨウ」 (2)いる(要る)。入り用である。「必要ヒツヨウ」「要求ヨウキュウ」 (3)まとめる。あらまし。「要旨ヨウシ」「概要ガイヨウ」
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「こし」(要・腰)
音の変化 ヨウ:要・腰
こし
腰 ヨウ・こし 月部にく
解字 「月(からだ)+要(こし)」の会意形声。要は本来「こし」の意味だが、「かなめ」「いる」の意味になったので、月(からだ)をつけて「こし」の意味を表した。
意味 (1)こし(腰)。「腰痛ヨウツウ」「中腰チュウごし」「丸腰まるごし」 (2)身構え。「弱腰よわごし」「物腰ものごし」
<紫色は常用漢字>