㸒 イン 爪部 yín


上は㸒イン、下は𡈼テイ。
解字 篆文は「爫 (上からの手)+𡈼テイ(抜きんでる人)」の会意。𡈼テイの甲骨文は土盛りの上に立つ人の形で、高くぬきんでる意。そこに上から手をさしのべた㸒インは、ぬきんでる人にさらに手をさしのべており、過剰な・度をこす意を表す。543年の〔玉篇〕には「濫りに貪(むさぼ)るなり」とある。字形は、𡈼テイが壬ジンに変化した㸒インになる。
意味 もとめる。みだれる。むさぼる。貪り求める。過度に求める。
イメージ
「過剰な・度をこす」(淫・婬・霪)
音の変化 イン:淫・婬・霪
過剰な・度をこす
淫 イン・みだら 氵部 yín
解字 「氵(水)+㸒(度をこす)」の会意形声。度をこした水が、あふれること。水があふれる・おぼれる意。本来は水があふれて、おぼれる意だが、転じて、女性との関係におぼれる・深入りする意となる。
意味 (1)ひたる。あふれる。おぼれる。「淫雨インウ」(何日も降り続く雨) (2)深入りする。みだら(淫ら)。ふしだら。男女関係が乱れる。「淫行インコウ」(淫らな行ない)「淫乱インラン」(色欲におぼれる)「淫蕩イントウ」(酒色にふけって淫らなこと)「淫靡インビ」(みだらのほうになびく。性的なだらしなさ)
婬 イン・みだら 女部 yín
解字 「女(おんな)+㸒(=淫。みだら)」の会意形声。淫の意味の一つである「みだら」の意を、女をつけて表した字。すべて淫におきかえが可能。
意味 みだら(婬ら)。たわむれる。おぼれる。「婬乱インラン」(色欲におぼれる。=淫乱)。「婬風インプウ」(みだらな風潮。=淫風)
霪 イン・ながあめ 雨部 yín
解字 「雨(あめ)+淫(水があふれる)」の会意形声。度をこした雨の意。ここでは一度に降る大量の雨でなく、長く続く雨をいう。543年の[玉篇]は「久雨(ながあめ)也(なり)」。元代の[韻會インカイ]は「雨十日を過ぎるを以って往(ゆ)く」と十日以上の長雨とする。
意味 ながあめ(霪)。「霪雨インウ」(ながあめ=淫雨インウ)「霪淋インリン」(ながあめ)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。


上は㸒イン、下は𡈼テイ。
解字 篆文は「爫 (上からの手)+𡈼テイ(抜きんでる人)」の会意。𡈼テイの甲骨文は土盛りの上に立つ人の形で、高くぬきんでる意。そこに上から手をさしのべた㸒インは、ぬきんでる人にさらに手をさしのべており、過剰な・度をこす意を表す。543年の〔玉篇〕には「濫りに貪(むさぼ)るなり」とある。字形は、𡈼テイが壬ジンに変化した㸒インになる。
意味 もとめる。みだれる。むさぼる。貪り求める。過度に求める。
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「過剰な・度をこす」(淫・婬・霪)
音の変化 イン:淫・婬・霪
過剰な・度をこす
淫 イン・みだら 氵部 yín
解字 「氵(水)+㸒(度をこす)」の会意形声。度をこした水が、あふれること。水があふれる・おぼれる意。本来は水があふれて、おぼれる意だが、転じて、女性との関係におぼれる・深入りする意となる。
意味 (1)ひたる。あふれる。おぼれる。「淫雨インウ」(何日も降り続く雨) (2)深入りする。みだら(淫ら)。ふしだら。男女関係が乱れる。「淫行インコウ」(淫らな行ない)「淫乱インラン」(色欲におぼれる)「淫蕩イントウ」(酒色にふけって淫らなこと)「淫靡インビ」(みだらのほうになびく。性的なだらしなさ)
婬 イン・みだら 女部 yín
解字 「女(おんな)+㸒(=淫。みだら)」の会意形声。淫の意味の一つである「みだら」の意を、女をつけて表した字。すべて淫におきかえが可能。
意味 みだら(婬ら)。たわむれる。おぼれる。「婬乱インラン」(色欲におぼれる。=淫乱)。「婬風インプウ」(みだらな風潮。=淫風)
霪 イン・ながあめ 雨部 yín
解字 「雨(あめ)+淫(水があふれる)」の会意形声。度をこした雨の意。ここでは一度に降る大量の雨でなく、長く続く雨をいう。543年の[玉篇]は「久雨(ながあめ)也(なり)」。元代の[韻會インカイ]は「雨十日を過ぎるを以って往(ゆ)く」と十日以上の長雨とする。
意味 ながあめ(霪)。「霪雨インウ」(ながあめ=淫雨インウ)「霪淋インリン」(ながあめ)
<紫色は常用漢字>
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