軽井沢のお土産で友人からもらった、セルフィユ軽井沢の「プリンジャム スイート」。
見た目はプリン。冷蔵庫を開けて目につくと、ついそのまま食べたくなるそんな外観。
トーストにぬって食べたけど、めっちゃおいしー。甘いもの好きにはたまりませんよ、これは。
甘いもん食ったら読書も。「16歳の教科書」
学校で多くの時間を費やして学んでいることが本当に社会に出て役に立つのか?そんな悩みを持つ人たちに向けた本。各教科の先生が執筆している。なかなかためになることが書かれていたので、ちょこっとまとめ。 1.国語 国語の力とは、ひとつは言語能力、いわゆる表現と理解の能力。もう一つは、コミュニケーション能力、すなわち自分を伝える、他者とうまく関係が作れる能力のこと。 2.数学(計算問題) ぼくも数学の先生に聞いたことがある。「こんな難しい数学なんて、社会に出ても役に立たんのちゃいますか。算数まで勉強したら十分やん」 この本にはそれに対しての答えが明確に示されていた。数学で学ぶのは「知識」じゃなく、ものの考え方や論理の進め方、すなわち真実を見抜く力を鍛えること。その当時の数学の先生もこの本と同じことを言っていたのを今思い出した。 3.数学(図形問題) 数学力とは、「見える力」、ようするに図形の補助線がぽっと浮かぶ力。それと「詰める力」、論理的な能力と最後までやり遂げる意志。数学を勉強することで、最後までやり遂げる根性まで鍛えられていたとは、、数学おそるべし。 4.英語 「文型」と「単語力」が大切。規則の集積が感覚に置き換えれるまで繰り返す。 5.理科 小学校の時に理科室でわくわくして実験していた教科なのに、中高になると嫌いになってしまう典型的な教科。教科書に書かれている小難しい話を面白い実験の形で再現し、好奇心を抱かせる努力が教える方に必要。 6.社会 社会化とは、本来もっとも実生活とリンクした教科であるはず。学校で教えられる知識と、実際の世の中との架け橋になるように工夫した授業をすべき。 7.心理(モチベーション向上術) 勉強も人生も自分との闘い。遊びたい、ダラダラしたい、そんな誘惑に打ち勝ち、目標に向かっていける人間だけが成長していける。 人間の心は、外側(周囲の環境)と内側(潜在意識)とのバランスを取ろうとする習性がある。そこを自分のモチベーションキープに使う。部屋や服装、身に付けるものなど周辺環境から変えることで、「自分は合格するに決まっている」「自分は成功するに決まっている」という潜在意識を作り出してやる。 学生の頃、自分は何のためにこんな勉強をしているのだろう?と悩んだことは誰しも少なからずあるはず。そんな迷える少年少女たちにはちょっとした道しるべとなるだろう。 もちろん、学校の勉強も終え、すでに働くという経験を積んでいる社会人にとっては、よりいっそう、なぜ勉強させられその勉強が必要だったかが理解、納得できる内容だ。