晩ご飯は、パンテオンから北に向かって少し歩いたところにある「Il Bacaro (イル・バカロ)」という店に。
予約は取っていなかったが、入れなくてもパンテオン近くなら他にもたくさんリストランテがあるしと思い、直接行ってみた。店内は予約で一杯なので、テラス席ならOKとのこと。5月の晩ということで若干冷えてはいたが、我慢できないほどじゃないとテラス席で食べることにした。
アミューズいわゆる付き出し
フォカッチャなんだけど、しっとりさせてあり、おいしい。
Pate di foie gras con crostini
フォアグラのパテ。大好きなフォアグラをメニューに見つけてしまったので、思わず注文。量は少ないものの、なかなかおいしい。
Spaghetti con bottarga e carciofi croccanti
カラスミとアーティチョークのスパゲッティ。写真は暗くてわかりにくいが、黄色い色したカラスミがたっぷりパスタに絡まっている。日本でカラスミと聞くと、ボラの卵というイメージがあるが、味と香りはマグロっぽかった。それにしても、イタリアではパスタなら何食べてもはずれなし。
Carpaccio caldo di manzo con radicchio , cicorietta e tartufo
仔牛のカルパッチォ、チコリとトリュフ添え。カルパッチョの上には、贅沢な量の黒トリュフ。香りがすごい。肉自体の味付けが少し物足りなかったが、その柔らかさには大満足。
店内は小さく、石畳の上に並ぶテラス席もちょっと傾いていているものの、おしゃれでそれでいて落ち着く感じ。たくさんの地元の人たちで賑わっているのもわかる気がする。しかも、カラスミのパスタは、激ウマだった。
お腹も落ち着いたので、近くにあるジョリッティでジェラートを食べて帰ろうと思ったが、行ってみるとすでに店仕舞いをしている最中だった。ガイドブックには、翌1時まで開いていると書いてあり、まだ1時まで時間あるのにと思ったが、イタリアではそんなことはざらにあるのでしょうがないなと諦めた。
ホテルに帰ると、この時間なのに、すぐ横にあるおばちゃんの店が開いていた。ラッキーと思い、ジェラートを買ってホテルの部屋で食べることにした。今回は、ティラミスとクリームチーズ(だったかな?)。やっぱりうまかった。こんな小さなお店でも、ジェラートは手作りなんだろうか。
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