マルグッタ通りからアウグストゥス帝廟までは、遠そうに思えて意外と近かった。
ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスのお墓。エジプトのアレクサンダー大王の墓を模して建造されている。雑草や木々が生い茂り、後ろから見ると遺跡には見えず。西暦29年に造られた物なので、約2000年の歴史が染み付いているのだろう。
ローマ市内をのんびり歩いていると、小さな広場に市場のようなものを発見。
日本でもよく見るものから、ローマでしか見られないものまで、いろいろな果物や野菜を売っている。
でっかい carciofi (アーティチョーク)を剥いているところを発見。日本では、ほとんど売っているのを見たことがないけれど、こっちではかなりポピュラーな食べ物。
その後、またブラブラしながら、スペイン広場まで歩く。休日ほどではなかったが、あいかわらず、ここはすごい人ごみ。せっかくなので、愛想の良さそうなイタリア人に声を掛けて、スペイン階段をバックに写真を撮ってもらった。
イタリア語で話しかけたら、おじさんは大喜びで、「イタリア語、しゃべれるの?」と聞いてきた。「ちょっとだけならしゃべれる。」と言うと、飛び跳ねそうなほど大喜び。日本が大好きで、何度も行ったことがあるとのこと。最初は、気を使ってか、簡単な単語を使ってゆっくり話してくれたのだが、徐々に興奮してきて早口になってきて、最後のほうは半分ほどしか理解できなかった。それでも、楽しい実践イタリア語講座を受けることができ、超ラッキーだった。
ランチを食べる予定のお店の場所が、ボルゲーゼ宮の近くだったので、コンドッティ通りを歩いて行くことに。途中すごい人だかりができていたので、何だろうと見てみると、ブルガリの店に小さなクレーン車が突っ込んでいた。
なんでも、二人組みの泥棒がショーウィンドウにクレーン車で突っ込んで破り、宝石等を盗もうとしたが、意外とガラスが頑丈で、ひびは入ったものの割れず、そのまま何も盗れずに逃走したとのこと。なかなか間抜けな泥棒さんたちです。
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