時事通信 2012年7月2日(月)
ユピック 米アラスカ州西部やロシア・シベリア東部など、主にベーリング海沿岸で暮らす先住民族。アラスカ先住民族6グループのうち、人口約2万9000人で最大のグループとされる。
主にカナダの先住民族に対しては「エスキモー」は蔑称とされ、「イヌイット」の呼称が使われる。しかし、アラスカ州のユピックなどはイヌイットとは別の民族。同州ではエスキモーの呼称が公的に使われ、ユピックの人々も自らをエスキモーあるいはユピックと称する。
ユピックに属するニュートックの人々は「カルヤミュート」(たも網の人々)と呼ばれ、約2000年もの間、ベーリング海沿岸で暮らしてきた。村に定住するようになった現在でも、犬ぞりで狩猟場を転々としていた当時の自給自足の生活文化が受け継がれている。(ニュートック時事)(2012/07/01-15:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2012070100106
ユピック 米アラスカ州西部やロシア・シベリア東部など、主にベーリング海沿岸で暮らす先住民族。アラスカ先住民族6グループのうち、人口約2万9000人で最大のグループとされる。
主にカナダの先住民族に対しては「エスキモー」は蔑称とされ、「イヌイット」の呼称が使われる。しかし、アラスカ州のユピックなどはイヌイットとは別の民族。同州ではエスキモーの呼称が公的に使われ、ユピックの人々も自らをエスキモーあるいはユピックと称する。
ユピックに属するニュートックの人々は「カルヤミュート」(たも網の人々)と呼ばれ、約2000年もの間、ベーリング海沿岸で暮らしてきた。村に定住するようになった現在でも、犬ぞりで狩猟場を転々としていた当時の自給自足の生活文化が受け継がれている。(ニュートック時事)(2012/07/01-15:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2012070100106