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地元食材にこだわる札幌発着バスツアー 「ほっとバス」~「日高方面コース」

2012-08-01 | アイヌ民族関連
ようこそさっぽろ 2012/07/31
ランチにこだわる、日帰りバスツアー
 2012年7月、さっぽろテレビ塔発着の日帰りバスツアーを行う「ほっとバス」の運行が始まりました。
 2012年の11月までは、「富良野・美瑛 丘とアートの絶景ドライブ」「アイヌ文化探訪とサラブレッドの日高路」「登別・白老と洞爺湖有珠山ジオパーク」「支笏・洞爺湖二大カルデラ湖めぐり」の4コースが曜日ごとに設定されています。そのうちの3コースには、北の大地に先住し独自文化を育んできたアイヌ関連施設の見学も盛り込まれています。
 食へのこだわりも特徴で、オリジナルのランチには道産食材を使い、道産ワイン(変更可)のウェルカムドリンクもつきます。
 4コース全て、9時出発~18時30分までの9時間30分のコース。料金は8,800円(3歳~11歳7,000円、0歳~2歳無料)です。
 多言語音声ガイドシステム(日本語・英語・中国語・韓国語)をバスに搭載し、札幌や訪れる地域の歴史、窓から見える景色などがイヤホンから流れます。
「アイヌ文化探訪とサラブレッドの日高路」コース
 水・木曜日に運行される「アイヌ文化探訪とサラブレッドの日高路」コースをご紹介します。
 9時にさっぽろテレビ塔を出発し、約2時間のドライブでアイヌ民族の伝統が色濃く残る平取町にある「二風谷(にぶたに)アイヌ文化博物館」に到着。古い生活用具や神事に用いる道具、木彫や刺繍の工芸作品が展示されており、中でもアイヌ民族が着用していた「アットウシ」という織物と、その材料になるオヒョウの木の皮から作る糸と機織りの展示は必見です。
 敷地内に点在する「チセ」と呼ばれる伝統家屋内では、生活様式や工芸制作の見学をすることができます。
 昼食会場は、新冠(にいかっぷ)町の高台にある「ホテルヒルズ」内の「レストラン ヴァンヴェール」。大きな窓からは眼下に太平洋が広がります。日高沖でとれたタコのカルパッチョ、日高産モッツァレラチーズ、新冠産黒豚、新冠産「ホロシリ牛乳」を使ったアイスなど、このツアーオリジナルのランチを楽しみます。
 ランチの後は、お楽しみの「ホロシリ乗馬クラブ」での乗馬体験。競馬ファンならその名を知っている人も多い、元競走馬の「アブクマポーロ」「ダイワテキサス」「ライブリマウント」などのサラブレッドも所属していますので、運がよければ乗れるかもしれません。スタッフがついて手綱を引きますので、初心者でも安心。
 最後に、日高町の「門別競馬場」で競馬のレースを体験します。馬券の購入は各自負担ですが、100円からでも購入でき、レースによっては大興奮。馬券の買い方の資料も用意されています。レース観戦や、地元農産物の販売ブースで買い物を約1時間楽しんだあと、帰路につきます。
 さっぽろテレビ塔に到着するのは、18時30分頃です。
 「北海道を知り尽くしているからこそ案内できるコースを提供しています」と、ほっとバスの取締役 経営企画部長の永山さん(写真左から2人目)。
 今回の日高方面コース以外も、ランチにこだわり、北海道の歴史・文化を楽しめそうです。
http://www.welcome.city.sapporo.jp/monthly/1207hotbus.html

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