チャリティニュース 2012年8月26日 13:00
民族滅亡の危機
北極海での油田の掘削作業に反対する環境保護団体グリーンピース・インターナショナルは、北極海沿岸で暮らす先住民の代表をロシアのウシンスクに招き、3日間にわたって先住民会議を開いた。
先住民たちは長い間、北極海の自然がもたらす恵みで生活してきた。掘削による環境破壊は、先住民の伝統的な暮らしと命をおびやかす問題だ。
「石油会社の向こう見ずで非人道的な行いによって民族滅亡の危機にある」と先住民たちは語った。
「まるでこの世の果て」
スタッフが先住民たちの居住地を訪ねると、いたるところに掘削現場からたれ流された黒い石油だまりが見つかった。有害なガスのにおいもたちこめていたという。
また作業時に必要となる水は、地元の湖から採取され、使用後の汚染水はそのまま湖に戻されている。生物の姿は見えなくなった。その水は地元の川に流れ込んでいる。
自然への敬意を持ち、つつましい生活を送ってきた先住民たちが、利便性と富を追求する現代社会の犠牲になっている。
グリーンピース・インターナショナルは、ホームページに先住民たちの写真とメッセージを大きく掲載し、彼らの切実な声を世界に発信している。また、石油会社に無謀な掘削作業を停止することを要求する署名活動をオンライン上で行っている。
http://www.charity-news.net/news_GoHwakJZQ.html
民族滅亡の危機
北極海での油田の掘削作業に反対する環境保護団体グリーンピース・インターナショナルは、北極海沿岸で暮らす先住民の代表をロシアのウシンスクに招き、3日間にわたって先住民会議を開いた。
先住民たちは長い間、北極海の自然がもたらす恵みで生活してきた。掘削による環境破壊は、先住民の伝統的な暮らしと命をおびやかす問題だ。
「石油会社の向こう見ずで非人道的な行いによって民族滅亡の危機にある」と先住民たちは語った。
「まるでこの世の果て」
スタッフが先住民たちの居住地を訪ねると、いたるところに掘削現場からたれ流された黒い石油だまりが見つかった。有害なガスのにおいもたちこめていたという。
また作業時に必要となる水は、地元の湖から採取され、使用後の汚染水はそのまま湖に戻されている。生物の姿は見えなくなった。その水は地元の川に流れ込んでいる。
自然への敬意を持ち、つつましい生活を送ってきた先住民たちが、利便性と富を追求する現代社会の犠牲になっている。
グリーンピース・インターナショナルは、ホームページに先住民たちの写真とメッセージを大きく掲載し、彼らの切実な声を世界に発信している。また、石油会社に無謀な掘削作業を停止することを要求する署名活動をオンライン上で行っている。
http://www.charity-news.net/news_GoHwakJZQ.html