先住民族関連ニュース

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グリーンピース先住民たちの声を世界へ

2012-08-27 | 先住民族関連
チャリティニュース 2012年8月26日 13:00 
民族滅亡の危機
北極海での油田の掘削作業に反対する環境保護団体グリーンピース・インターナショナルは、北極海沿岸で暮らす先住民の代表をロシアのウシンスクに招き、3日間にわたって先住民会議を開いた。
先住民たちは長い間、北極海の自然がもたらす恵みで生活してきた。掘削による環境破壊は、先住民の伝統的な暮らしと命をおびやかす問題だ。
「石油会社の向こう見ずで非人道的な行いによって民族滅亡の危機にある」と先住民たちは語った。
「まるでこの世の果て」
スタッフが先住民たちの居住地を訪ねると、いたるところに掘削現場からたれ流された黒い石油だまりが見つかった。有害なガスのにおいもたちこめていたという。
また作業時に必要となる水は、地元の湖から採取され、使用後の汚染水はそのまま湖に戻されている。生物の姿は見えなくなった。その水は地元の川に流れ込んでいる。
自然への敬意を持ち、つつましい生活を送ってきた先住民たちが、利便性と富を追求する現代社会の犠牲になっている。
グリーンピース・インターナショナルは、ホームページに先住民たちの写真とメッセージを大きく掲載し、彼らの切実な声を世界に発信している。また、石油会社に無謀な掘削作業を停止することを要求する署名活動をオンライン上で行っている。
http://www.charity-news.net/news_GoHwakJZQ.html

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爆発的に拡散 「北海道Likers」4カ月弱で10万「いいね!」

2012-08-27 | アイヌ民族関連
産経新聞 8月25日(土)18時55分配信
 インターネット交流サイトのフェイスブックをやっている人なら、これがいかにすごい数字かが分かるだろう。今年4月にフェイスブック上に開設された北海道情報発信ページ「北海道Likers(ライカーズ)」は、友達に広めたいという意思表示の「いいね!」の数が、わずか4カ月弱で10万を突破した。編集部も驚くスピードと浸透度だが、その裏には北海道が大好きな北海道人による北海道を熱く見つめる取材活動があった。(札幌支局 藤井克郎)
 「北海道Likers」はフェイスブックのユーザーに向けた媒体だ。写真付きの記事として掲載されていて、その対象は、定番の観光地からとっておきの風景、絶品グルメに掘り出し物のグッズ、さらには伝統の祭りやアイヌの風習と多種多様。最大で一日3、4本掲載されるが、記事1本1本についても少なくて4000~5000人、多いものでは1万5000人以上が「いいね!」ボタンを押している。7月下旬に10万「いいね!」を突破したページ自体は、約13万人に達した。
 「正直申し上げて想像以上ですね。これだけのスピードで広まるとは思ってもいませんでした」と打ち明けるのは、「北海道Likers」の編集作業を行うネットイヤーゼロ(東京都港区)の取締役、倉重宜弘(よしひろ)さん(45)だ。当初の目標は3カ月で1万だったが、開設から1カ月ちょっとたった5月の連休明け辺りに目標に到達、6月末ごろから爆発的に拡散していったという。
 実はこのページ、サッポロビールが北海道の経済活性化を目指して開設し、インターネットを活用した事業開発を手がけるネットイヤーゼロと共同で運営している。サッポロビールの本社は東京にあるが、発祥の地は札幌で、今も北海道本社として拠点を構える。北海道限定のサッポロクラシックは年々売り上げを伸ばしており、道民に広く愛されているビール会社だ。
 「北海道ブランドを全国に発信していくのが弊社の使命だと思っている。でもメーカー色を出し過ぎてしまうと、広告宣伝と構えられてしまって見ていただけない。まずは観光と食を中心に北海道の幅広い情報を伝えていこうと、このページを始めました」と、北海道本社戦略企画部の清水周子さんは説明する。
 記事をとりまとめてフェイスブックにアップしているのは東京にいる倉重さんらだが、情報を収集し、原稿にするのは、北海道在住のライターやカメラマンが行っている。当方の取材も札幌のサッポロビール北海道本社にライターの面々に集まってもらい、東京にいる倉重さんとはiPadを用いたテレビ電話のFaceTimeを通じてやりとりをするという、何とも今日的な手法になった。
 その倉重さんいわく、ヒットの理由は「ライターさんにいいメンバーが集まったから」。現在は9人のライターが契約しており、それぞれ興味のある場所やお店、グッズなどを取材し、原稿を送っている。
 以前は出版社に勤務していたという千葉孝子さん(48)は、4月の開設時から北海道Likersのライターをしている。知人から「サッポロビールがフェイスブックのページを作る」と聞いて、一も二もなく参加した。「サッポロビールがやるということに意義があると思った。地元に密着した企業が北海道を応援する媒体を手伝えるのなら、という気持ちです。北海道が大好きなので、たくさんの人に北海道のよさを知ってもらえる場を与えてもらって感謝しています」と声を弾ませる。
 千葉さんによると、このところ目立つのが北海道Likersに載ったことでグッズや食べ物の売れ行きが急増することだ。それまで月に1、2個売れる程度だったものが、掲載された途端に完売したというケースもあるという。「取材先から、何人の人が来たんですよ、とダイレクトに返ってくる。取材に行くと、載りたかったんです、といわれることもあって、うれしいですよね」
 同じくフリーライターの孫田二規子(ふみこ)さん(40)も、ダイレクトに反応が返ってくるのがいいという。「取材先もそうですが、読んだ人が『これ食べたい』とか『昔ここに行った』といった親近感を込めたコメントを返してくれる。江差から奥尻島に渡ったときに撮って保存してあった夕景の写真を載せたら、1万1000もの『いいね!』が来たんです。この手応えはほかの媒体にはない。何もかもが新しくて、夢中になります」
 一方で、普段は取材活動をしていない人もライターとして参加している。宮下修平さん(30)は本業はデザイン会社に勤務しているが、ロックフェスティバルの「ライジングサン」の記事など月に1本ほどのペースで書いている。「自分の知識をもとに好きなことを書いているから、全く苦ではない。反響の大きさはある種の快感なので、これから本数は増えていくかなと思っています」
 また、普段は広告の仕事をしているライター名、chikkiさん(39)は、北海道Likersをきっかけにフェイスブックを始めたという。手がけた記事はまだ10本に満たないが、「何時何分にアップされる、と相手方に伝えることもできますし、いろんなことが新鮮です」と満足そう。本業はシンクタンク勤務のライター名、GAKKUNさん(35)も「地方は発信下手なので、埋もれているいいところを発信できたらと思う。伝えたいものはたくさんあります」と前向きだ。
 ネットイヤーゼロの倉重さんによると、記事を書きたいという読者からの声もぽつりぽつり寄せられているという。「今のメンバーの記事を見ると、みなさん個性的で、視点がいい意味でまちまちなので、飽きさせない。記事を爆発的に増やしていこうという計画があるわけではないが、今のところ札幌の人に集中しているので、もう少し道東や道北の人も集められたらいいかなと思っています。北海道は大きくて、しかもネタの宝庫ですからね」
 7月下旬には英語版ページも作成し、1日4000人の勢いで「いいね!」が増えているという。近く中国語版も開設する予定で、全世界に向けて北海道の情報を発信していこうというわけだ。また北海道Likersで取り上げたグッズをネット販売するショッピングモールも近く始める計画だという。
 「私は名古屋の出身で、親戚(しんせき)が小樽にいる程度ですが、この仕事に携わったことで北海道の魅力の幅広さを改めて実感しています。一方で、その魅力は十分に発信しきれておらず、ビジネスとしてまだまだ余地がある気がする。閉じられた道内マーケット向けの意識が強く、それってもったいないと思う。Likersを活用して、北海道の魅力をグローバルに広げていきたいですね」と倉重さんはその先を見据えていた。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120825/hkd12082518000000-n1.htm

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「アイヌと沖縄」展:丁寧で美しい、北と南の対比楽しんで−−倉敷民芸館で12月2日まで /岡山

2012-08-27 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年08月25日 地方版
 倉敷市・美観地区の倉敷民芸館で企画展「アイヌと沖縄」が開かれている。同館が所蔵するアイヌの染織品や木工品、沖縄の陶磁器、漆器など計約200点を展示しており、12月2日まで。
 アイヌの民芸品をまとめて紹介するのは、同館では約10年ぶり。もともとオヒョウの樹皮から繊維を取りだして作られたアットシ(アイヌ衣)は、本州側から伝わった木綿によるものも作られるようになり、同展では両方を展示。思いを寄せる女性に男性が手作りして贈ったという小型のアイヌ刀などもある。
 同館では「アットシなどに施された神秘的な魔よけの文様や、沖縄の明るいおおらかなデザインなど、どちらも丁寧で美しい。北と南の対比などを楽しんでもらえたら」と話している。入館料は一般700円、高校・大学生400円、小・中学生300円。8月27日を除く月曜(祝日は開館)休館。問い合わせは同館(086・422・1637)。【小林一彦】
http://mainichi.jp/feature/news/20120825ddlk33040523000c.html

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白老の水野さんが史上7人目の「伝統工芸家」に認定

2012-08-27 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2012年8月25日(土)朝刊】
 白老町東町の工芸家、水野練平さん(34)がこのほど、アイヌ文化振興・研究推進機構(事務局・札幌市)から「伝統工芸家」の認定表彰を受けた。史上7人目、最年少での認定。「伝統的なものを基本に忠実に」と創作意欲をあらたにしている。
 「日本人の立場でアイヌの工芸品を作るからには、伝統にこだわりたい」とも。同機構が主催するアイヌ工芸作品コンテストで昨年、3年連続の最高賞を受賞、「伝統工芸家」の称号を得る条件を得た。認定表彰式は今月中旬、札幌市内で開かれた。
 11月には奈良県天理市で同機構の支援を受けて白老・アイヌ民族博物館関係者とともに3人展を開き、水野さんはマキリ(小刀)などを出品する。母校の札幌大学ではマキリの制作指導に当たっている。
 創作活動歴は10年。「町内に工房を構えたい」と考えており、白老に整備されるアイヌ民族のナショナルセンターとなる「象徴空間」と何らかの形で連動できればと願っている。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/08/25/20120825m_08.html

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