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先住民族関連ニュース

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『もののけ姫』の石火矢衆は犬神人そのもの――祇園祭でも大活躍!中世賎民が担った役目

2016-08-10 | アイヌ民族関連
サイゾー 2016.07.27.
京都の伝統産業から見える・在日問題【3】.
――京都では、日本三大祭りのひとつ、祇園祭の季節がやってきた。実はこの伝統行事でも、中世たちが重要な役割を果たしていたという。その役目とは?

『もののけ姫』
 7月の京都といえば、祇園祭である。
 八坂神社の祭礼であるこの祭りは、1100年近い歴史を持ち、祭事が1カ月にわたる大規模なものであるため、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているほどだ。しかし、そんな祇園祭において、中世が重要な役割を担っていたことは、あまり知られていない。灘本昌久教授が解説する。
「中世の京都の様子を描いた『上杉本洛中洛外図屏風』(1574年)に、神輿を先導する6人の犬神人(いぬじにん)が描かれていたことは知られていたのですが、さらに古い、1500年代前半に描かれた『日吉山王祇園祭礼図』にも、神輿を先導する十数人の犬神人が描かれていたのを美術館で偶然発見しました。
 犬神人とは、祇園社の庇護下にあった下級の神職で、『夙』身分のが担ってきた職です。しかし夙は、武家の台頭によって力をつけていた(後の、)に権益を奪われ、江戸時代までにとしての職能をほとんど失ってしまった。同時に、犬神人も江戸時代には平人身分となったため、その頃から、祇園祭の先導を鎧兜で行うようになりました。ですから、『日吉山王祇園祭礼図』に、それ以前の犬神人を発見したときは興奮しました。
 犬神人は、今でいう警察と保健所の仕事を合わせた『清め』を行っていたため、神輿を先導していたのでしょう。当時、彼らは弓を製造・行商しながら、比叡山や祇園社の下で『清め』を行っていました。そのため、彼らの居住地は弓矢町と呼ばれ、この地名は今も残っています」
 古来、弓には邪を祓う力があると信じられ、天皇が即位する際にも弓の弦を鳴らす「鳴弦の儀」が行われていた。『清め』を担う犬神人が弓を製造・販売していたのも、おそらく偶然ではないだろう。
「今となっては有名な話ではありますが……宮崎駿監督の『もののけ姫』を初めて見たときは、度肝を抜かれました。登場する石火矢衆は、まさに犬神人そのものだったんです。ほかにも主人公のアシタカはアイヌ、ジコ坊は傀儡をなりわいとする唱門師がモデルで、タタラ場で働く病人はハンセン病者。エボシ御前に至っては、奈良時代にハンセン病者の膿を口で吸い出してまで救済にあたったとされる光明皇后の伝説を思わせます」(灘本氏)
 同作が公開された1997年は、解放同盟が社会主義的な階級史観を放棄した年でもある。これを境に問題への見方は大きく変わっていく。
「後に、宮崎監督が本の中で『侍に農民が虐げられている従来の構図ではなく、などが活躍する物語を作りたかった』と書かれていて、納得しました」(同)
 今後もまた、自由な見地での研究が進めば、新たな躍動した像が掘り起こされていくことになるのかもしれない。
http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2016/07/post_6886/

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世界社会フォーラム : WSFモントリオールが始まる

2016-08-10 | 先住民族関連
レイバーネット 2016年08月09日
ATTAC関西グループの喜多幡です。
北米で初めて開催される世界社会フォーラム2016が今日(日本時間では明日)から始まります
カナダ・ケベック州の社会運動団体を中心に世界百数十カ国から5-8万人が参加、千数百のイベントを開催。
新自由主義との闘い、TPP、貧困と格差、水問題、ガスパイプライン建設反対、先住民族との連帯、学生の闘い・・・北米の運動との新しい出会い日本からも仲間が参加しています。
ATTAC関西グループのブログに注目してください。↓
モントリオール現地から、WSF報告などをATTAC関西ブログにアップ中です。
第2回反核WSFがはじまる
http://attackansai.blog.eonet.jp/default/2016/08/post-cff7.html
カナダ政府がWSF参加者にビザ発給拒否
http://attackansai.blog.eonet.jp/default/2016/08/post-b926.html
「利潤より民衆と地球を優先させよう 自由貿易と資源略奪主義からの脱却」プログラム
http://attackansai.blog.eonet.jp/default/2016/08/post-c4ed.html
■世界社会フォーラム2016
8・9~14 モントリオール
Skype中継
8・12(金)午後7時~9時
Studio Citizen
阪急電鉄千里線 「関大前駅」より徒歩7分
吹田市千里山東1-10-4 サンシャイン関大前3F
http://bar-citizen.jimdo.com/
参加費:500円
http://www.labornetjp.org/news/2016/1470731114613staff01


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南アメリカに実在していた先住民族『ヤーガン族』の写真がピカチュウ似

2016-08-10 | 先住民族関連
ニフティニュース-2016年08月09日 18時52分

古代の『ポケモン』か? ピカチュウのような格好をした怪しい民族の正体は?
(提供:リアルライブ)
 2016年夏、海外で大ヒットしたスマホアプリ『ポケモンGO』が来日し全国でブームとなっている。『ポケモンGO』とはスマートフォンを使いポケモンを捕獲するアプリで我々が普段使っている町や電車など現実世界に多数ポケモンが隠れているという。
 さてそんな『ポケモンGO』のようにポケモンが現実世界に実在したとしたらいかがだろうか。
 こちらの写真をご覧いただきたい。まだら模様の体、巨大な耳、戦闘態勢に入っているだろうポージングはまるで『ポケモン』に出てくる「ピカチュウ」を彷彿させる。と言ってもピカチュウのように愛嬌があるわけではないため「リアル・ピカチュウ」というべき怪人か。こちらの写真はコラージュではなくかつて南アメリカのフエゴ島に実在していたという民族「ヤーガン族(ヤマナ族)」という先住民族を写した貴重な写真である。
 ヤーガン族は19世紀まで広く分布しており、かのダーウィンが彼らを一目見たとき「彼らが同じ世界に住む仲間であるとはほとんど信じられない」という一言を発したのは有名である。もっともヤーガン族は全裸で日常生活を送る裸族であり、今回紹介している写真は成人式など特別な儀式の際に着用していた特別な衣装で常にこのような奇抜な格好をしていたわけではない。ヤーガン族は現在、全滅し子孫も数人しか残っていないとされているが、本国では非常に人気が高く「ヤーガン族博物館」なる博物館まであるという。
 関連グッズも発売されておりTシャツやバッジなどが入手可能だという。
 日本での知名度はまだまだ低いが奇抜なセンスは現代に通ずるものがあり、日本でもきっかけさえあればブームになる可能性は高い。失われた民族ヤーガン族。肉体はなくとも彼らは今もそのスピリットを現代に伝え続けている。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
https://news.nifty.com/article/item/neta/12184-31622/

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小樽で「ゴールデンカムイ」企画展を開催

2016-08-10 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年8月9日 19時52分(最終更新 8月9日 19時52分)
 明治末の北海道を舞台にした野田サトルさんの冒険漫画「ゴールデンカムイ」の企画展が、北海道小樽市の市総合博物館で開かれている。日露戦争の帰還兵とアイヌの少女が活躍するストーリーで、アイヌの言葉や文化表現は膨大な取材に裏付けられているのが特徴。展示では原画や作中のコマ約40枚と共に、当時の小樽の写真、衣装や仕掛け矢などアイヌの民具と文化を紹介している。9月25日まで。
 物語が始まるのは1907(明治40)年ごろ。帰還兵がアイヌの少女と出会い、網走監獄の死刑囚たちが隠した埋蔵金を巡って陸軍や新選組の残党と争奪戦を繰り広げるという設定だ。狩猟など大自然の中でのアイヌの伝統的な暮らしが丹念に描かれ、アイヌが虐げられた様子をうかがわせる場面もあるが、少女は一貫して力強く魅力的に表現されている。
 発行する集英社によると週刊誌での連載開始時から注目を集め、3月に「マンガ大賞2016」に選ばれた。既刊1〜7巻の発行は計220万部を超す。
 小樽市は物語前半の舞台で、野田さんは連載開始前の2014年に訪れ、博物館も取材に協力した。千葉大の中川裕教授(アイヌ語)が監修し、コミックの巻末には毎回20〜30冊の専門書が参考資料として挙げられる。北海道アイヌ協会の貝澤和明事務局長は「アイヌの文化や食べ物がよく調べられている」と感心する。
 小樽市総合博物館の石川直章館長によると、江戸時代に描かれた「夷酋(いしゅう)列像」などのアイヌ風俗画は威風を強調し、生活の中の笑いを描いたものは同館所蔵の「林家旧蔵アイヌ風俗画画稿」など数少ない。「ゴールデンカムイは、いわば新世代のアイヌ風俗画。アイヌに関心を持ち、その暮らしを知るきっかけになってほしい」と期待する。
 13日には石川館長と共に小樽の町を巡るギャラリーウオーク、9月17日には同作監修の中川教授による講演会が予定されている。【三股智子】
http://mainichi.jp/articles/20160810/k00/00m/040/066000c

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小中学生アイヌ文化体験/釧路市阿寒町

2016-08-10 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2016年08月09日

 地域の将来の担い手となる子どもたちに貴重な経験を積んでもらおうというキャンプが8日から、釧路市阿寒町で行われている。アイヌ文化について学ぶ「アイヌ文化体験キャンプ」と災害時の備えを考える「防災キャンプ」。夏休み中の小学生ら合わせて45人が参加している。      
http://www.news-kushiro.jp/news/20160809/201608091.html

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来年8月からの札幌国際芸術祭 アジアの音楽家ら11組参加 アイヌ女性グループも

2016-08-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/09 05:00
 来夏に札幌で開かれる 札幌国際芸術祭 (SIAF(サイアフ))の第1弾の参加アーティストが発表された。香港、シンガポール、米国の作家を含めた11個人・グループで、道内からはアイヌ民族の女性ボーカルグループ「マレウレウ」が参加する。7日に札幌市内で行われた市民参加の会合で、大友良英芸術監督(ゲストディレクター)らが説明した。
 音楽系のアーティストが多く、ユエン・チーワイ(シンガポール)とdj sniff(香港)は、アジア各国の先鋭的な音楽家を招いてのフェスティバルをプロデュースする。美術家の毛利悠子さん(東京)は、前回2014年に続いての参加となる。
 大友さんは「第1弾は、音楽家とも美術家とも言えない中間領域のアーティストを中心に選んだ。現時点で規模は未定だが、今後も人数は増える」と話した。
 会場として札幌芸術の森やモエレ沼公園、札幌市資料館のほか、札幌市電や民間の展示施設、飲食店なども活用することを明らかにした。また、ロゴマークなどを考えるデザインプロジェクトの経過を説明。市民公募のイベントでは、市内のギャラリーと ゲストハウス が連携して展示、イベントを行うプロジェクトなど5事業が選ばれた。
 同芸術祭は札幌市と実行委の主催で、3年に1度開催。来年は8月6日~10月1日に開かれる。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0302357.html

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