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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

高木正勝の祝祭感あふれる大編成ライブ「山咲み」をCD2枚+DVD1枚にパッケージ

2016-08-16 | アイヌ民族関連
ナタリー 2016年8月15日 22:13

高木正勝のライブを2枚のCDと1枚のDVDにパッケージした作品「山咲み」が、9月9日よりノーヴァスアクシスのWeb通販およびライブ会場限定で販売される。
2007年の「Private/Public」、2009年の「タイ・レイ・タイ・リオ」に続くライブアルバムとなる今作は、大編成のメンバーで行われたホールワンマンライブの模様を収録。ピアノ、アイヌ歌唱、パーカッション、ジプシーバイオリン、インド楽器、和楽器など多様な文化の音を融け合わせ、村の祝祭のような世界を作り出している。
この作品にはライブで演奏された過去曲や新曲、映画音楽などをすべて音と映像で収録。1つひとつ微妙に風合いの異なる特製ブックレットと、高木のコラムを掲載したブックレットと共にボックスに封入して販売される。
http://natalie.mu/music/news/198273


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サカナクション山口、青がテーマの展示イベントに参加「匂いを音楽にしたい」

2016-08-16 | アイヌ民族関連
ナタリー 2016年8月15日 19:48

山口一郎(サカナクション)
8月13日に東京・SHIBUYA TSUTAYA 7F SHELF67で行われた「blue art bar」オープニングイベントにおいて、サカナクションの山口一郎が、雑誌「BRUTUS」の西田善太編集長、デザインエンジニア / ディレクターの渡邉康太郎氏と共にトークショーに出演した。
「blue art bar」は、新たに輸入販売されるドライジン「ボンベイ・サファイア」の発売を記念し、8月28日までの期間限定でSHIBUYA TSUTAYAにて開催される展示イベント。会場では本商品のアイコンカラーである「青」をテーマに山口、西田、実業家・遠山正道、東京大学名誉教授・小林康夫といった4名がセレクトした私物が展示されると共に、来場者がボンベイ・サファイアのカクテルを味わうことができる。なお山口は今回の展示品としてレコード、アイヌ文化の書籍、セットアップ、ツアー衣装、香水を提供した。
トークショーでは、山口らが自身の展示物にまつわるエピソードを掘り下げて語り合う。まず西田はイベント前に聞いて強く興味を惹かれたという、山口の「香水と音楽は似ている」という考えについて言及。山口は「匂いって音楽と一緒で目に見えないものじゃないですか。例えば何もない真っ白な空間にジャズが流れていたら、その空間はジャズの雰囲気に支配される。人の気持ちも音楽によって左右されると思うんです。匂いも音楽と同じで、何もない空間にジャスミンの香りがしたら、気持ちはジャスミンの香りに引っ張られる。匂いと音楽は性質として似ているんじゃないかなと思っていて、いつか匂いを音楽にできないかなと。それができれば音を匂いにすることもできると思うので、チャレンジしてみたい」と改めて説明すると、これを受けて西田は「香りとか音って人の記憶にけっこう入り込むもの。すごく面白い試みだと思う」と絶賛した。
またお気に入りだというブルーインクの万年筆を展示しているため、仕方なく黒のボールペンを使って仕事をしているという西田は「黒い色で書くよりも、青い色で書いたほうが(アイデアが)広がる気がするんですよね」とコメント。彼に「曲を書くとき、ペンを使うとしたら何色ですか?」と尋ねられた山口は「黒ですね」と答えたのち、「僕は歌詞を書くときにIllustratorを使うんですよ。カットアップみたいにつなぎ合わせたりとか、1曲できるまでに70パターンぐらい作るので、言葉の地図みたいになるんです。有力な文字はサイズを大きくしたりとか」と明かす。この工程に西田は「そのプロセスって映像化されていないの?」と興味津々。「そのまま小説を書いちゃえばいいのに。Illustratorで作った形のまま出版しちゃえばいい!」と力強く勧めていた。
さらに西田の「Illustratorを使いこなせた?」という質問に山口は「父親が彫刻家で、木彫の表札みたいなものを作っているんです。僕はそのアルバイトとして木板に下絵を描いていて、そのときにIllustratorを覚えました」と回答。「今はイラストではなく言葉に使っていて、歌詞も書きながらデザインしていくんです。パッと見たとき文字自体はそんなに好きな言葉じゃなくても、フォントを変えるとその言葉が好きになったり。曲はメロディというかリズムが先で、それに言葉を付けていくんですけど、たまにリズムが意味を上回る瞬間があるんです。意味なんてどうでもよくなる、そういうときが一番気持ちいいですね」と、貴重な制作秘話を語る場面もあった。
「blue art」の特設サイトでは、山口をはじめとするイベント参加者へのインタビューが掲載されている。こちらもぜひチェックしよう。
http://natalie.mu/music/news/198152


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アイヌ文化拠点新設 18年度、地下鉄さっぽろ駅に

2016-08-16 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/15 05:00
 札幌市は2018年度、道都の玄関口である市営地下鉄南北線さっぽろ駅コンコースに、アイヌ文化を発信する拠点を新設する。アイヌ民族独自の文様を生かした製品や工芸品、現代風にアレンジした音楽などを紹介する。大型の映像設備なども設け、多くの市民や観光客にアイヌ文化を体感してもらう狙い。
 発信拠点は、1日10万人以上が行き交う南北線さっぽろ駅北改札口の南側のスペースに整備し、広さは約340平方メートル。大型のディスプレーやスクリーンなど映像を流す設備を設けるほか、現在は広告を掲示している円柱を工芸品などの展示スペースに改修する。来場者にアイヌ文化を鑑賞してもらうため、ベンチも複数、設置する。事業費は約2億円を見込む。
 通勤、通学で毎日、通行する市民も多いことから、展示内容は随時、更新する。外国人旅行客が増えているため、多言語で解説することも検討する。具体的な内容については、アイヌ民族の団体やアーティスト、大学教授らによる検討会議をつくり、本年度中に骨格をまとめる。
 政府が20年に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」をはじめ道内各地の関連施設、イベントの情報も提供する。市アイヌ施策課の担当者は「照明や音響技術を駆使し、五感を刺激する文化発信を目指したい」と話している。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0304549.html

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『家族写真をめぐる私たちの歴史』 時代映す多様な言葉

2016-08-16 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2016年8月14日 10:55

『家族写真をめぐる私たちの歴史』ミリネ編、皇甫康子責任編集 御茶の水書房・2376円
 日々、あなたは誰とどんな時に写真を撮りますか? 大切な写真はありますか? その写真は誰と(が)見ますか?
 写真は、近代以降に広く定着した記録媒体であり、表現媒体である。本著は「家族写真」を通してジェンダー、民族的マイノリティーの表現活動の実践を試みている。1990年代以降の女性史・ジェンダー研究では、〈女性〉自身の中にある差別意識や、さまざまなマイノリティーへの無関心の問題について指摘がなされた。女性史の死角―それを乗り越えようとする果敢な試みの実践が続いている。本著は、その動向の一つの成果を示し、さらに歴史の語りを、「家族史」の位相へと広げた意義ある仕事である。
 本書は、一部「在日朝鮮人女性たち」、二部「被差別出身の女性たち」、三部「アイヌ、沖縄、フィリピン、スリランカ、ベトナムの女性たち」の三部構成となっている。書き手の24人の女性たち一人一人の手元に残る「家族写真」をめぐって紡がれた言葉は、一日一日の時間を積み重ねた個人の歴史でもある。日本に暮らす人々は多様であり、日本の歴史の広がりと奥深さを再認識する。そして時にその写真は、遠く離れて暮らす家族や親戚に「こう見てほしい」との〈願い〉も込められて、撮影され届けられた。
 沖縄関係では、新垣安子「フィリピンから日本へ―戦争で故国を離れた母のこと」、大城尚子「私のなかのオキナワ―祖父の死を受けて」、仲間恵子「沖縄から遠く離れて」、玉城福子「移動がくれた出会い」と、60代~30代の4人が寄稿している。「家族写真」の中にいる祖父母や両親が命の種を育み、そして繋(つな)がれた命である自分と向き合う作業は、時に過去の葛藤や沈黙した自らの思いにも触れ、楽な面だけではない。
 多様なルーツを持つ個人史・家族の歴史への視点は、その時代の政治状況や、日本社会を映し出す。24人の女性たちの言葉と、収録の「家族写真をめぐる私たちの歴史年表」とを合わせ読むと、近現代の日本とアジアが見えてくる。(粟国恭子・大学非常勤、女性文化史研究)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ミリネ 朝鮮語で「銀河」の意。1991年に発足した「朝鮮人従軍慰安婦問題を考える会」が後に改名。点在する「在日」女性たちが集い、行動することで銀河のように輝きたいとの思いでつけられた。
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放射性廃棄物貯蔵施設めぐり住民と対話 蔡総統が蘭嶼訪問/台湾

2016-08-16 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2016/08/15 19:09

(台東 15日 中央社)蔡英文総統は15日、台東県の離島、蘭嶼を訪問した。同島にある低レベル放射性廃棄物貯蔵施設のあり方をめぐり、住民らと対話を図った。
蔡総統は今月1日、過去の原住民(先住民)に対する不公平な扱いを政府を代表して謝罪。実際に集落を訪問して交流するなど、原住民を重視する姿勢を打ち出している。現職の総統が蘭嶼で貯蔵施設に関する対話をするのは初めて。
蘭嶼郷役場で開かれた座談会で蔡総統は、貯蔵施設の早期移転を望む声を受け、台湾電力や政府、民間が放射性廃棄物問題を扱うプラットホームを設置することを約束。補償問題についても検討するとした。
また、伝統的家屋に住むタオ族の長老を訪問した際には、「指導者」の意味を持つタオ語の名前が蔡総統に授けられる一幕もあった。 (盧太城/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201608150011.aspx


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北海道に再び分県論~明治には札幌・函館・根室県

2016-08-16 | アイヌ民族関連
アゴラ 2016年08月14日 06:00 八幡 和郎

北海道を分割していくつかの県にしようという提案が自民党道議から出ている(※詳細は文末、図は北海道新聞サイトより)。北海道に札幌、根室、函館三権時代があったことは「消えた都道府県名の謎」 (イースト新書Q)で書いたばかりだが、意外に知られていない北海道成立にまつわる話を披露しておきたい。
そもそも、こういう提案が出ているのも、ご多分にもれず、北海道では道庁所在地である札幌の一人勝ちになっている事情がある。
函館は昭和になるまでは、札幌より人口が多かったのだ。明治終わりごろの人口ランキングでは、小樽は14位で函館が15位。札幌は18位だった。大正14年でも、函館9位、札幌13位、小樽16位で、札幌が道内最大都市になったのは、昭和15年の国勢調査からだ。
蝦夷地が日本の領土だと意識されていたことは「平家物語」などでも分かるが、稲作も明治以前にはほとんどされていなかったので、国とか郡も設置されていなかった。
江戸時代には、松前藩がアイヌを通じて間接支配するような体制だったが、いろいろ経緯ののち、日本海側は松前藩に、太平洋やオホーツク海側は直轄地として箱舘奉行所を設け、箱館を開港地として西洋式の五稜郭を建設した。
明治になると、松前・江差周辺を松前藩改め館藩(のちに県)にまかせ、残りを明治2年に開拓使の管轄とした。そして、明治4年に館県は青森県に移管されたが、翌年には開拓使の下に入った。
北海道という名前がつけられ、開拓使は、3年から4年まで樺太開拓使と北海道開拓使に分けられたこともあるが、それ以外の時期は単に「開拓使」といった。
明治15年には、開拓使は廃止され、根室、函館、札幌の3県に分割されましたが、そして、19年になって地方自治体としての「北海道」が成立した。
ただし、当時は北海道という自治体でなく、北海道庁といわれ、「府」「県」に相応するのは「庁」だった。
明治33年には本土の郡と県の中間にあたる支庁が置かれたが、市町村制の実施は大正11年のことで、札幌が区から市になったのは、大正11年のことだ。
北海道で最初に衆議院選挙が実施されたのは、第7回総選挙(明治35年(1901年)8月10日)で、札幌、函館、小樽の三選挙区がおかれ、三人が選ばれた。沖縄では明治45年である。朝鮮や台湾では、戦争中に衆議院選挙の実施が決まったが実施に至らなかった。
ただし、朝鮮や台湾の人も内地に住めば選挙権、被選挙権があったし、内地人も外地にあっては選挙に参加できなかった。
*2015年9月29日の北海道新聞によると、自民党・道民会議に所属する議員30人超が「北海道分権研究会」を発足させる。(1) 道南、道央、道北、道東の4県または(2) 道南、道央、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室の6県 の2案を叩き台に議論を進めるという。
参考文献:消えた都道府県名の謎 (イースト新書Q) 八幡和郎 イースト・プレス
http://agora-web.jp/archives/2020835.html

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