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2016年度博物館実習企画展「受け継がれる技と想い~本田教授アイヌコレクションを中心に~」を開催中

2017-02-11 | アイヌ民族関連
札幌大学 2017.02.10
現在、札幌大学埋蔵文化財展示室において、2016年度博物館実習企画展「受け継がれる技と想い~本田教授アイヌコレクションを中心に~」を開催しています。
同展は博物館実習の一環として、実習生が構想から設置までを行った企画展です。
二風谷イタや、アットゥシ織りなどのさまざまなアイヌ伝統工芸品には、精緻な技術や文様が脈々と受け継がれています。今年度はそのような伝統的な工芸品や、その技を活かした新しい形の工芸品を広く知って貰いたいと思い、本学の副学長である本田優子教授が所蔵する資料を借用し、展示を企画しました。
日頃からお世話になっている市民の皆様、これから札幌大学に入学し多くの知識を学んでいく新入生、在学生に、アイヌ民族の「受け継がれる技と想い」を、展示する品々から少しでも感じていただき、お楽しみいただければ幸いです。
期間 平成29年1月21日(土)~4月14日(金)
開室曜日 月曜から土曜日(日曜・祝日は休室)
開室時間 10:00~17:00 (最終入場16:30まで)
観覧料 無料
場所 札幌大学2号館地階2003室 札幌大学埋蔵文化財展示室
主催 札幌大学 学芸員課程
展示資料数 48
問合せ先 札幌大学埋蔵文化財展示室TEL:011-852-9182
E-mail:su.maibun@gmail.com
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/topics/2017/0210085021.html


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巨大なパッチワーク作り進む 白老・象徴空間を盛り上げよう

2017-02-11 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2017年 2/10)
 白老町に2020年開設される「民族共生象徴空間」の地元気運を高めようと、全町民を対象とした巨大なパッチワーク製作が進んでいる。町内でアイヌ刺しゅうサークルを主宰する岡田育子さんなどが中心となり、おもてなしの心を象徴する一つの形として9メートル四方の大型パッチワーク製作を目指す。町民から提供された布地を縫い合わせる予定で、アイヌ文様の刺しゅうを施したものも加えて”白老らしさ”をアピールする。15日に開催するパッチワーク向けアイヌ文様刺しゅう講座(先着40人)の参加も呼び掛けている。
 象徴空間整備による町活性化推進会議の主催。町内に開設する象徴空間はアイヌ文化復興のナショナルセンターに位置付けられる予定で、町内一丸で理解を深めるきっかけにしようと、アイヌ刺しゅう作品を制作する河岸麗子さんや岡田さんらが発案した。
 提供を呼び掛けているのは17センチ四方の木綿の布地。8日現在で4人から約40枚が集まっているが、目標としている9メートル四方の大きさには約1200枚が必要という。提供枚数に制限はなく、多くの町民の協力を呼び掛ける。
 8日には若草町の福島渺子(ひろこ)さん(80)が町役場に約30枚の布地を持参。「広報紙を見てぜひ協力したいと思い、持参した。古くなった布を活用してもらえるのはうれしい」と話した。
 15日のパッチワーク向けアイヌ刺しゅう講習会(参加無料)は町総合保健福祉センターいきいき4・6で午前10時から開催。町内の刺しゅうサークル「フッチコラチ」と河岸さんが講師を務める。作業は2時間程度。先着40人で事前申し込みを受け付け中。また、集まった布地の縫い合わせ作業を3月21日から4日間で行う予定で、協力ボランティアも募集している。
 問い合わせは白老町地域振興課地域活性化グループ 電話0144(82)7739。
http://www.tomamin.co.jp/20170247558

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サーミ族のテントに泊まってオーロラと犬ぞりをダブルで体験!北極圏最大の町ノルウェー・トロムソのオーロラツアーに出かけよう!

2017-02-11 | 先住民族関連
GOTRIP! 2017年2月9日 07時30分 (2017年2月11日 13時02分 更新)
ノルウェー北部に位置するトロムソは、オーロラの観光地として有名な町です。
オーロラの観光地としては、という前提条件付きですが、気温がマイナス10度程と比較的暖かく過ごしやすく、世界最北といわれていたビール工場などの施設やトレッキングなどのアクテビティの企画も充実しているので、世界中から観光客が集まってきます。
今回は、そんなトロムソでひと味違ったオーロラツアーを体験できる施設「CAMP TAMOK」をご紹介します
北極圏地域には、サーミ族という先住民族がいます。
極寒の厳しい環境の中、テントをはり、トナカイを追って、自然と一体になる生活をしていました。
この「CAMP TAMOK」では、そんなサーミ族のテントや生活スタイルを再現し、オーロラや犬ぞりのアクティビティを楽しむことができます。
「CAMP TAMOK」はトロムソ市内から1時間30分程の距離にあり、リングスフィヨルド・アドベンチャー(LYNGSFJORD ADVENTURE)社が遂行しているツアーから参加することができます。
ツアーの種類はいくつかありますが、オススメは、サーミ族のテント宿泊してオーロラを鑑賞する「オーバーナイト・ステイ(OVERNIGHT STAY)」ツアーです。
夕方17:00にトロムソを出発し、「CAMP TAMOK」に到着後、雪の山道を2Km程トレッキングしてオーロラを鑑賞します。
トレッキングの前にウェアや帽子、手袋、ブーツ等の防寒具を貸し出してくれるので、装備を固めてからトレッキングを開始。
真っ暗な雪道のトレッキングはスリル満点です。(オーロラは自然現象なので、天候条件や時間帯のタイミングによっては見ることができない場合もあります。)
オーロラ鑑賞の後は、トレッキングと寒さで消耗した身体を温めるため、テントへ向かいます。伝統的なつくりのテントの中は、薪がくべてあり、柔らかな光の炎のそばでほっと一息つけるでしょう。
晩御飯はサーミ族の伝統的なスープが提供されます。サーモンや豚肉、野菜が入っているクリームシチューのようなものです。心身ともに温まり、おかわり自由です。
日帰りオーロラ鑑賞ツアーである「ノーザン・ライツ・ビジット(NORTHERN LIGHTS VISIT)」の場合はここでツアー終了となり、トロムソ市内へ戻ります。
一方オススメのツアー「オーバーナイト・ステイ(OVERNIGHT STAY)」ツアーの場合はこの場所に宿泊するため、ここからさらにオーロラ鑑賞のチャンスがあります。
日帰りオーロラ鑑賞ツアーでは、天候条件によりオーロラを見れない場合がありますが、深夜0時~2時頃まで待てば出現する場合もあります。オーロラ鑑賞では、時間を気にせず、じっくりとチャンスを待つこともできます。

月明かりが照らすキャンプ場の様子は、まるでおとぎの世界のように幻想的。山奥なので辺りは無音ですが、時折、犬ぞり用の犬たちの遠吠えがきこえてきます。
そんな日本では体験できない環境の中、テントの中では寝袋を着て就寝します。
山奥の夜が明ける光景は、息をのむほどの美しさで空のグラデーションが素晴らしいです。朝食は、パンにサラダやチキンを各自ではさむサンドイッチとホットコーヒー、ジュースが提供されます。
この「オーバーナイト・ステイ(OVERNIGHT STAY)」ツアーの中で、オプションとして追加したいのが「DOG SLEDDING」(犬ぞり)のアクティビティ。
非常に大人気のアクティビティなので宿泊ツアーとセットで申し込むことをオススメします。
犬ぞりは10~12kmの山道を1.5~2時間かけて走ります。走行中、山々の景色はとても素晴らしいので、そりに気を取られて見逃さないようにしましょう。
犬ぞり用に訓練された犬たちはとても賢く、凛々しい顔をしています。人間を噛んだんり襲うことは絶対にありません。
犬ぞりが終了したら、テントへ戻り、サーミ族のスープが提供されます。冷えた身体が温まったところでツアーは解散し、バスでトロムソ市内へ戻ります。
http://www.excite.co.jp/News/travel/20170209/ExnewsGotrip_55607.html

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ダコタ・アクセス・パイプライン、最終区間の建設始まる アメリカ先住民は異議申し立て

2017-02-11 | 先住民族関連
The Huffington Post  |  執筆者: Kate Abbey-Lambertz
投稿日: 2017年02月10日 11時03分 JST 更新: 2017年02月10日 11時03分 JST

アメリカ先住民が建設に反対しているアメリカの石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」をめぐる問題で、運営会社「エナジー・トランスファー・パートナーズ」が2月9日、パイプラインの最終区間の建設を開始したとAP通信が報じた。しかし、アメリカ先住民は石油パイプライン建設に激しく反対し、抗議活動を継続している。
ダコタ・アクセス・パイプラインは、「エナジー・トランスファー・パートナーズ」がノースダコタ州からイリノイ州までをつなぐ1172マイル(約1886キロメートル)のパイプラインを建設するプロジェクト。建設ルート近くの居留地に住むアメリカ先住民スタンディングロック・スー族とその支援者たちが、水源のミズーリ川が汚染されることを懸念し抗議デモを続けていた。陸軍省は2016年12月4日、ミズーリ川をせき止めたダム湖「オアへ湖」の地下にパイプラインを通す工事を認可しないと発表し、建設は中断されていた。
しかしトランプ大統領は1月24日、ダコタ・アクセス・パイプラインの工事を完了させ、カナダのアルバータ州からネブラスカ州までの1179マイル(約1897 キロメートル)をつなぐパイプライン「キーストーンXL」建設を手がける「トランスカナダ」に、オバマ前大統領が2015年に却下した建設計画の再申請をするように促す大統領令を出した。トランプ氏は建設再開で何千人もの雇用が生まれると述べた。
大統領令を受けてアメリカ陸軍省は7日、環境に及ぼす影響調査が完了するまで建設許可を与えないとしていた方針を覆し、環境調査を中止し、建設を完了させる許可を与えると発表した。
エナジー・トランスファー・パートナーズは8日声明を出し、ノース・ダコタ州の「オアヘ」湖の下を通過する1197マイル(約2000キロメートル)の石油パイプライン建設中断区間の建設再開許可をアメリカ陸軍省から得たと発表した。
エナジー・トランスファー・パートナーズの広報担当ヴィッキー・グラナド氏はハフィントンポストUS版の取材に、掘削作業が始まったことを認め、建設は3カ月未満で完了する見込みと述べた。
石油パイプライン建設作業のほとんどはすでに完了している。しかし先住民スタンディングロック・スー族の居留地付近を通過する最終区間は、先住民と何千人もの抗議デモにあい中断となっていた。
シャイアン川沿いに暮らすスタンディングロック・スー族は9日、連邦裁判所に異議を申し立て、オアヘ湖の下を掘削する作業を直ちに中断させるよう裁判官に求めた。
スタンディングロック・スー族は石油パイプライン建設自体についても法廷で争っている。7日に声明を出し、環境調査を放棄するのは違法だと確信していると述べた。
「トランプ大統領が建設中断決定を覆したことで、アメリカ先住民に対する約束を破り、協定に基づく彼らの権利を不法に侵害してきた歴史が繰り返されることになる」と、スタンディングロック・スー族の弁護団長ヤン・ハッセルマン弁護士は声明で述べた。「政府側は法廷で説明責任を負うことになる」
8日にはホワイトハウスにデモ隊が集結し、パイプライン建設に抗議の声を上げた。スタンディングロック・スー族は石油パイプライン建設に対する抗議の一貫として、3月にワシントンでアメリカ先住民が集結したデモ行進を行う計画だ。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/09/dapl_n_14667504.html


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大統領指示のパイプライン工事 先住民が連邦地裁に停止申し立て

2017-02-11 | 先住民族関連
NHK 2月10日 9時30分

アメリカのトランプ大統領の指示で再開されたパイプラインの工事について、建設予定地近くに住む先住民族が、生活に使う湖が汚染されるなどとして裁判所に工事の停止を求める仮処分を申し立て、裁判所の判断が注目されます。
トランプ大統領は先月、大統領権限を行使して、オバマ前政権では環境保護の観点などから停止されていた中西部のノースダコタ州とイリノイ州を結ぶシェールオイルのパイプラインの建設計画について、インフラ整備を進める立場から推進するよう指示し、8日に工事が再開されました。
これについて、パイプラインの建設予定地近くの居留地に住む先住民族は9日、生活に使っている湖が汚染されるなどとして、首都ワシントンの連邦地方裁判所に工事の停止を求める仮処分を申し立てました。
この問題では、先住民族の人権侵害を調査する国連の特別報告者が先月、工事の再開は先住民族の生活環境に悪影響を及ぼすと指摘し、遺憾の意を表明しています。
トランプ大統領の政策をめぐっては、中東やアフリカの7か国の人の入国を一時的に禁止することなどを命じた大統領令の有効性が司法の場で争われていて、今回の申し立てへの裁判所の判断も注目されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170210/k10010871111000.html

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