先住民族関連ニュース

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伝統の踊りや演奏披露 苫小牧市民会館でアイヌ文化発表展示会

2017-02-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2017年 2/27)

ステージで古式舞踊を披露する講座の受講者
 北海道アイヌ協会主催の「アイヌ民俗技術・芸能伝承講座の発表展示会」が26日、苫小牧市民会館で開かれた。来場者は、アイヌ文様を施した民具の展示や古式舞踊のステージ、ムックリ(口琴)の演奏体験などさまざまなプログラムを通じてアイヌ文化に触れた。
 道教育委員会の事業で今年度、苫小牧や白老、むかわ、浦河、帯広、釧路の6地域で開講し、各地のアイヌ協会関係者や市民が受講した「民俗技術」「民俗芸能」両講座の成果を発表するイベント。
 会場には受講生が制作したアイヌ文様の刺しゅう作品や木彫りのニマ(器)、イタ(盆)など民具が並び、来場者の目を引いた。伝統楽器ムックリやアイヌ文様の切り絵の体験コーナーも設けられ、アイヌ文化を楽しむ姿が見られた。
 ステージ発表では、苫小牧など道内4地区の受講生が出演し、神々にささげる「剣の舞」、病魔を追い払う踊り「フッサヘロ」、ムックリの演奏などを披露。出演者は講座の集大成として練習の成果を力いっぱい出し切り、大きな拍手を受けた。
http://www.tomamin.co.jp/20170248093

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千歳サイエンス会議に小中20校参加 実験、研究成果を発表

2017-02-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2017年 2/27)
 千歳市内の小中学生が総合的な学習の時間などで取り組んださまざまな実験や調査研究の内容を発表する、千歳サイエンス会議が25日、千歳科学技術大学で開かれた。市教育委員会と同大学が主催。小学校15校、中学校5校から代表の児童生徒111人が参加し、今年度それぞれに取り組んできた研究テーマの発表を行った。
 最も多かった研究テーマは地域の自然や環境について。北陽小、桜木小、緑小、千歳第二小、日の出小、支笏湖小、千歳小、高台小、青葉中、駒里中が取り組んだ。
 向陽台小、北栄小、泉沢小は福祉をテーマに、車いす体験や福祉施設訪問などを通じて学んだことを伝えた。祝梅小は学校の田んぼで栽培している米、東小は地域の主要な農産物である小麦に関する学習をまとめた。
 末広小は毎年、同校の特色であるアイヌ文化学習についての発表を行っており、代表の児童がアイヌの伝統的な衣装を身に着けて登場した。
 北斗中は生卵とゆで卵の回転を比較して慣性の法則について考察。千歳中はオリジナルレシピのおいしいカレー作りなど、中学生は独自の発想を生かしたユニークな発表が見られた。
http://www.tomamin.co.jp/20170248104

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