先住民族関連ニュース

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アイヌ民族博物館 伝統儀式「春のコタンノミ」で先祖供養(動画)

2017-05-02 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年5月1日 20時53分(最終更新 5月1日 21時13分)

 北海道白老町のアイヌ民族博物館は1日、伝統家屋「ポロチセ」(大きい家)内で、自然の恵みや健康を願う伝統儀式「春のコタンノミ」(集落の祈り)を執り行った。
 白老アイヌ協会や道アイヌ協会の約30人が参加。いろりを囲み、病気の神が嫌うという酒かすによる拝礼(シラリエオンカミ)や家の守り神など神々への祈りをささげ、先祖を供養した。
 春と秋の年2回実施されているが、2020年4月に開設される「民族共生象徴空間」整備が本格化し博物館も18年3月に閉館するため、春の儀式は今回でひと区切りとなる。
 同博物館の野本勝信代表理事は「文化を継承し、象徴空間でも大きな役割を果たしたい」と話した。【福島英博】
https://mainichi.jp/articles/20170502/k00/00m/040/052000c

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レオナルド・ディカプリオ、気候変動を警告する大行進で米国内外の先住民と合流

2017-05-02 | 先住民族関連
クランクイン! 5/1(月)

 かねてより環境保全や地球温暖化などの環境問題に取り組んできたオスカー俳優レオナルド・ディカプリオが、米ワシントンDCで開催された気候温暖化に対する取り組みを求める市民運動「Climate March」(気候マーチ)に参加し、米国内外の先住民の人々と共に気候変動に警鐘を鳴らした。
 CNNが公式フェイスブックなどに掲載した動画には、トレードマークのハンチング帽を被りサングラスをかけたディカプリオが、群衆に交じり「CLIMATE CHANGE IS REAL(気候変動は本当だ)」と書かれた手描きの紙を掲げる姿が映っている。大行進は環境対策の予算を削減したドナルド・トランプ大統領の在任100日目に合わせて、現地時間4月29日に開催された。
 ディカプリオは「気候正義と健全な未来への権利のために行進する」と前日から参加することを自身のツイッターなどで予告。室内で先住民族の人々と撮影した集合写真を投稿し、「気候正義のために闘う先住民の指導者や人々と共に参加できることを誇りに思う。皆も一緒に参加しよう」と呼びかけていた。
 当日はダコタ・パイプラインの建設で影響を受けるエクアドルの先住民の指導者らと共に行進したディカプリオ。「今日の気候マーチに刺激を受けたと共に、僕たちの未来に対する希望が持てた。これからも気候正義のために共に闘い続けよう」とツイートし、手応えを感じている様子だ。
http://www.crank-in.net/celeb_gossip/news/49630

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台湾東部 日本の足跡残る 開墾、風土病と闘った移民村 当時伝える民家、神社 先住民の暮らしに影響も

2017-05-02 | 先住民族関連
西日本新聞朝刊=2017/05/01付

日本に抵抗した英雄の像などを展示し、先住民の歴史を伝える原住民文物館
 都市部や観光地が集まる台湾西部に比べて日本人になじみが薄い台湾東部。しかし、そこには約70年前まで日本からの移民が村をつくって生活していた。当時の住居などは今もひっそりと残っており、新天地を求めて台湾へ渡った先人たちの暮らしや苦労をしのぶことができる。
 (花蓮=台湾東部・中川博之)
 1895~1945年に台湾を統治した日本政府は11年から、台湾東部に10カ所以上の移民村を建設。九州や四国、北海道などの農村地帯から農民たちが入植し、サトウキビや稲、タバコを栽培した。台湾は3千メートル級の山々が南北に連なる中央山脈で西と東に分断されており、開発が進んでいた西側に対し東側は未開の地。「暖かくて良い所」と聞いて移り住んだ日本人たちは、見渡す限りの原生林にぼうぜんとし、マラリアなどの風土病に苦しみながら開墾したという。
 花蓮県寿豊郷の豊田移民村は、熊本県などから約670人が移り住み13年に開村。村内は碁盤の目状に道路が整備され、学校や病院、派出所、神社が建てられた。
 村内の幹線道路沿いに鳥居があった。移民村当時に建てられた豊田神社の名残だ。神社は51年に台風で壊れたが、神社跡に立つ碧蓮寺にはこま犬や石灯籠、開村30周年記念碑が残り、近くには日本が統治した当時に建てられた民家や剣道場もある。
 地元で民宿を営む李安〓(〓は「王へん」に「其」)さん(59)によると3月、18歳まで村内で暮らしたという日本人女性が娘2人と一緒に住居跡を訪れ、かつての生活を懐かしんだという。李さんは「日本統治時代の建物は地域の歴史を伝える貴重な宝。長い間、放置されていたが、この10年ほどは歴史的価値が見直されている」と保存の取り組みに期待する。
 日本人移民は、開墾によって生活の場を奪われる先住民の抵抗にも苦しんだ。林田移民村があった花蓮県万栄郷の「原住民文物館」は、日本人に抵抗した歴史や日本統治による暮らしの変化を伝える。
 当時、先住民は対立する部族の首を切ったり顔に入れ墨を入れたりする風習が残っていたが、日本政府が禁止。食料調達方法も狩猟から農耕へと劇的に変化した。文物館職員の王依美さん(52)は「伝統文化が途絶えた残念な面もあるが、首狩りや入れ墨といった風習が無くなったのは良かった」と語る。
 さらに約120キロ南の台東市にも日本人移民の足跡が色濃く残る。市内には日本統治時代に約2万平方メートルの敷地内に日本人向け住居が建てられていたという。市は2003年に一部を修復して歴史資料などを展示して一般公開。今後4、5年で残りの空き家も復元する計画という。
 台東県卑南郷に住むピュマ族の孫大山さん(70)=民族名・パエダバン・タイザン=が、約80年前に祖父が日本人の大工に頼んで建てたという自宅を見せてくれた。ほとんどは現代風に改装されていたが、4畳半の畳部屋と「奉上棟 黒木政次郎」と書かれた棟上げ時の板が残っていた。「日本統治時代はどこの家にも神棚があった。もう天照大神は日本に帰ってしまったけどね」
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/325427

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古式舞踊を連日上演/阿寒湖アイヌシアターイコロ

2017-05-02 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2017年05月01日
 日本の先住民族「アイヌ民族」の情報発信の拠点にもなっている施設が、阿寒湖アイヌコタンに隣接するイコロ(アイヌ語で宝物)。国の重要無形民俗文化財に指定されている「アイヌ古式舞踊」や、古式舞踊の特別版「イオマンテの火まつり」などが連日上演され、アイヌ文化を間近で触れることができる。  自然と共存してきたアイヌ民族には、喜びや悲しみのほか動物、自然、狩猟、遊びなど、暮らしの中で生まれた多くの歌や踊りが伝承されている。シアターでは、神への祈りの儀式「カムイノミ」のほか、「鶴の舞(サロルンリムセ)」や「剣の舞(エムシリムセ)」の披露、楽器「ムックリ」の演奏も行われる。  30分のステージの最後には、来場者も飛び入り参加できる「踊り比べ」で締めくくる。団体客を対象にしたアイヌ民話の人形劇も好評だ。
http://www.news-kushiro.jp/news/20170501/201705012.html

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豪華寝台列車 四季島、待ってるよ きょう運行開始 沿線期待VIP待遇

2017-05-02 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年5月1日 東京朝刊
 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が5月1日、東京の北の玄関口・上野駅から3泊4日の旅程で東北・北海道などを周遊する旅の運行を始める。1人あたり最高95万円を払う乗客は1編成34人だけで、「豪華列車が停車する」というPR効果をてこにした沿線の観光振興の起爆剤としての狙いがある。下車駅ごとに、名所や名産品を堪能できる特別なプログラムが用意され、列車の到着を待ちわびる関係者も少なくない。【深尾昭寛、北山夏帆、山田泰雄】
 本州から北海道に渡る唯一の寝台列車となる四季島。東北線をひた走り、青函トンネルをくぐり、翌朝、北海…
残り855文字(全文1122文字)
https://mainichi.jp/articles/20170501/ddm/041/040/094000c

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四季島がやって来る /2 函館 北海道新幹線に続け 朝市散策楽しんで アイヌ文化にも触れる /東京

2017-05-02 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年5月1日 地方版
 1日、上野から3泊4日の旅に出る豪華寝台列車「トランスイート四季島」は、青函トンネルをくぐり、最初の朝を北海道函館市で迎える。北の大地の玄関口は2日、サクラが見ごろを迎えているはずだ。
 趣のある町並みや海産物などが人気で、年間500万人近くが訪れる。昨年は北海道新幹線が開業し、その効果に沸いた1年だった。地元関係者は四季島についても「新しい観光のモデルになり得る」と期待する。
 四季島の乗客が滞在するのは、昼過ぎまでの約6時間。函館観光の定番ともいえる「夜景」や「海の幸を取り…
残り363文字(全文603文字)
https://mainichi.jp/articles/20170501/ddl/k13/040/022000c

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