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連邦労働党、インド系企業炭鉱開発支持撤回か

2017-05-01 | 先住民族関連
日豪プレス-2017年4月30日
アダニ社のガリリー炭田カーマイケル炭鉱に逆風
 インドのアダニ社がガリリー炭田に計画しているカーマイケル炭鉱開発は環境問題の他、実質的な政府援助や利益の海外移転という問題で批判が相次いでいた。
 QLD州の労働党政府は同炭鉱開発を支持しており、連邦労働党も4月初めにはビル・ショーテン党首が支持を表明していた。しかし、4月30日には連邦労働党のマーク・バトラー影のエネルギー・環境大臣が、「同炭鉱の開発は他の炭鉱地域に悪影響があるかも知れない」として、同炭鉱開発の支持を撤回する意図を示している。
 ABC放送(電子版)が伝えた。
 バトラー議員は、「同炭鉱の開発は他の地域の石炭生産を圧迫し、QLD州内の他の炭鉱が縮小して解雇者が出るか、ハンター・バレーの炭鉱で解雇者が出るかするだけだろう」と語っている。
 カーマイケルは開発段階が終われば国内最大の炭鉱になると予想されており、連邦の保守連合政権とQLD州政府が、「何百人もの雇用が創出される」と支持を続けていた。
 連邦政府は、マット・キャナバン資源相が、「野党労働党はQLD州の雇用より都市有権者に迎合することしか知らない。連邦労働党は、地元雇用拡大を望むQLD州労働党、労組、先住民族団体、地域社会とも対立している。保守連合政権は資源産業と同産業に従事する何万人もの雇用を支持している」と語っている。
 先週、ウェストパック銀行が気候変動政策を発表、同銀行は今後高品質石炭開発しか支持しない意図を明らかにしている。
■ソース
Federal Labor backtracking on support of Adani’s planned Carmichael coal mine
http://nichigopress.jp/ausnews/businessnews/143065/

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台湾の満州、多彩なイベント開催…地元の特産品や先住民文化PR

2017-05-01 | 先住民族関連
2017中央社フォーカス台湾-/04/30 16:22

(屏東 30日 中央社)屏東県満州郷で、町おこしのイベント「トビウオフェスティバル」が開催されている。来月上旬には自転車レースや釣り大会などが開催される予定で、イベントを通じて地元の特産品や原住民(先住民)文化を内外にアピールしたい考えだ。
28日には屏東県政府で記者会見が行われ、潘孟安県長や余増春郷長らが出席。潘県長は、美しい風景やアミ族やパイワン族の文化、豊富な海産物やお茶、ドラゴンフルーツなど、同郷の魅力を紹介し、来訪を呼びかけた。
同郷によると、郷内の総人口は8100人で、そのうち約4分の1を占める2100人が原住民。それぞれの集落に独自の文化があるという。
(郭シセン/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201704300004.aspx

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豪華寝台 「四季島」は観光振興の起爆剤 5月1日発車

2017-05-01 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年4月30日 20時09分(最終更新 4月30日 23時13分)
上野駅から3泊4日の旅程で東北・北海道などを周遊
 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が5月1日、東京の北の玄関口・上野駅から3泊4日の旅程で東北・北海道などを周遊する旅の運行を始める。1人あたり最高95万円を払う乗客は1編成34人だけで、「豪華列車が停車する」というPR効果をてこにした沿線の観光振興の起爆剤としての狙いがある。下車駅ごとに、名所や名産品を堪能できる特別なプログラムが用意され、列車の到着を待ちわびる関係者も少なくない。
【これが豪華寝台列車の内部】
 本州から北海道に渡る唯一の寝台列車となる四季島。東北線をひた走り、青函トンネルをくぐり、翌朝、北海道で最初に停車するのは函館だ。料亭での朝食後、函館市北方民族資料館で、アイヌ民族などの文化資料を見学。貸し切り路面電車で朝市に向かうなど、北の大地の奥深さに触れる旅が始まる。
 本州に戻った3日目は、従来の縄文時代のイメージを覆した国内最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」をめぐるツアーがある。こちらでも、非公開の収蔵庫で数千の土器を見学する特別待遇があり、貴重な出土品を自由に触れ、記念写真も可能。同遺跡保存活用推進室の岩田安之さん(45)は「土器に直接触れることで、探求心がくすぐられるはず」と話す。
 ゆらゆら、ふらふらと世界最大級の専用水槽を5000匹のクラゲたちが漂う。山形県鶴岡市立加茂水族館は、鶴岡駅到着が4日目の早朝午前5時20分にもかかわらず、9時の開館前に乗客を受け入れる。昨年度の入館者は約55万人。「いやしの空間で、ぜいたくな時間を堪能して」。奥泉和也館長(52)はそう語る。
 豪華列車として先行するJR九州の「ななつ星in九州」は、地域ごとの特色あるプログラムが訪日客の心をつかみ、海外で九州観光全体のブランドイメージを向上させた。6月から運行開始のJR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」も同様の沿線めぐりを組み込み、周遊する中国地方のPRをもくろむ。関西などに比べ、訪日客誘致では発展途上にある東北地方など沿線の知名度向上は、JR東日本の経営課題。冨田哲郎社長は「四季島が地方の観光のけん引車となり、地域をより元気にしたい」と話している。
 四季島の初列車は1日午前11時40分、上野駅を出発する予定だ。最もグレードの高い「四季島スイート」は1日出発が最高の76倍の抽選倍率という人気ぶり。12月からは北海道に渡らず、東北地方中心の2泊3日コースに切り替わるが、チケットは来年の3月運行分まで完売している。
 四季島スイートの料金は3泊4日をペアで利用すると190万円。最も安価なのは、1泊2日を「スイート」で一人旅する場合だが、それでも、48万円かかるという。【深尾昭寛、北山夏帆、山田泰雄】
http://mainichi.jp/articles/20170501/k00/00m/040/048000c

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