先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

北方領土のアイヌ民族の生活は(動画)

2017-05-09 | アイヌ民族関連
NHK 05月07日 18時54分
北方領土にアイヌ民族が暮らしていたことを知ってもらおうと元島民が書いた資料をもとにアイヌの人々の島での生活の様子を紹介する講演会が釧路市で開かれました。
講演会を開いたのはアイヌ文化についての勉強会などを行っている釧路アイヌ文化懇話会で、会場の釧路図書館には市民など10人が集まりました。
この中で懇話会の山本悦也会長は、アイヌ語で「大きい村」の意味を表す色丹島など、北方領土の4つの島の名前がすべてアイヌ語に由来していることや、昭和10年には少なくとも350人のアイヌ民族が住んでいたことなど北方領土とアイヌ民族に深い関わりがあることを紹介しました。
そのうえで元島民が書いた資料をもとに当時、現地ではサケの皮を使ったアイヌの伝統的な靴が幅広く使用されていたことなどを紹介し北方領土の問題を考えるには四島でのアイヌの人々の伝統的な生活を知ることが大切だと話しました。
参加した70代の男性は、「来年は北海道と命名されて150年になりますが、あらためて歴史を見つめ直さないといけないと感じました」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170507/3103291.html

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人権擁護者に対する攻撃 国連人権高等弁務官が懸念

2017-05-09 | 先住民族関連
サンパウロ新聞-2017年5月8日
 国内における人権活動家・擁護者達への攻撃や、農地をめぐる紛争などに関し、国連側から懸念が表明された。国連人権高等弁務官のザイド・フセイン氏は同日、スイスのジュネーブで行われた会見で、司法に問われることのない暴力の「段階的増大」と呼ぶ問題について言及。ブラジル政府がこうした罰せられない状況に対しより多くの措置を採る必要があるとの認識を示した。ブラジルの国連サイトやエスタード紙などが伝えている。
 フセイン氏はブラジルのほか、ベネズエラやアフリカ諸国、イエメン、シリアなどにおける人権侵害に言及。「ブラジルにおいて人権擁護者達への攻撃が増えている事を懸念している。国は、無処罰に対処する必要がある」と述べたという。
 同氏は自身の意見表明について、先月20日にマット・グロッソ州コルニザの農村部で起きた9人の農民達の殺害事件のニュースと直接関連しているとし、「9人が殺害されたにもかかわらず、この殺人事件に関する公式な記録が残されていない」と述べている。これらの農民達は、銃とナイフで殺害されたとみられ、加害者達は覆面をしていたという。
 同氏はさらに、2016年に土地をめぐる紛争で計61人が死亡したとする土地司牧委員会(CPT)の集計にも触れている。この死亡者数は、73人が死亡した03年に次いで、過去25年間で2番目に多くなっている。昨年犠牲となった61人のうち、17人は29歳以下の若者であり、13人は先住民族だったという。
 同弁務官の評価では、パラー州は土地紛争に関して最も危険な場所の一つであり、活動家達を保護し、事件を捜査するメカニズムを構築するための州政府の努力を認めている。しかし、捜査はさらに「進展する必要」があるとし、保護プログラムを導入する必要があると主張している。
 この日言及された紛争のほか、4月30日にはマラニョン州ビアナの先住民族村が襲撃される事件が起きている。村は山刃や銃で武装した男達により襲われ、先住民宣教師協議会(CIMI)によると、少なくとも13人の先住民達が負傷している。
http://saopauloshimbun.com/%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E6%93%81%E8%AD%B7%E8%80%85%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%94%BB%E6%92%83%E3%80%80%E5%9B%BD%E9%80%A3%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%BC%81%E5%8B%99%E5%AE%98%E3%81%8C/

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歌通じて広めよう「イランカラフ゜テ」 阿寒で来月、初の音楽祭

2017-05-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/08 16:00、05/08 19:03 更新
 【阿寒湖温泉】国や道などが進めているアイヌ語の「イランカラフ゜テ(こんにちは)」キャンペーンを盛り上げようと、「第1回イランカラフ゜テ音楽祭in阿寒湖」が6月17日、釧路市阿寒町阿寒湖温泉の阿寒湖アイヌシアターイコロで開かれる。キャンペーンにちなんだ音楽祭は初めて。
トワ・エ・モワも出演
 キャンペーンは、イランカラフ゜テを北海道のもてなしの言葉として普及させることが狙いだ。音楽祭に向けては、イメージソング「イランカラフ゜テ~君に逢(あ)えてよかった~」の作者や阿寒湖温泉のアイヌ民族、ホテル関係者らが協力。歌を歌う男女デュオ「トワ・エ・モワ」らも賛同し、実現させた。
 歌は芥川賞作家の新井満(まん)さん=渡島管内七飯町=とアイヌ民族でユカラ劇の脚本・演出家の秋辺日出男さん=釧路市阿寒町阿寒湖温泉=が共同で作詞し、新井さんが作曲。昨年発表した。
 前売りは大人2千円(当日2500円)、小学生以下千円(同1250円)。5月中旬からコーチャンフォー釧路店などで販売する予定。
 詳細は実行委(電)0154・67・3200へ。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0397335.html

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白老の民族博物館職員・山丸さん アイヌ語ラジオ講座講師に

2017-05-09 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2017年 5/8)

ラジオ講座の講師を務める山丸さん
 白老町のアイヌ民族博物館に勤務する山丸賢雄さん(23)が、4月からSTVラジオでアイヌ語ラジオ講座の講師を務めている。3月末でアイヌ文化振興・研究推進機構の第3期伝承者育成事業を修了し、同博物館の学芸課職員となった山丸さん。初のラジオ出演に「白老ならではのアイヌ語も紹介しており、講座を通じてアイヌ語に興味を持ってもらうきっかけになってもらえれば」と話している。
 2014年4月から今年3月末まで同事業の研修生だった山丸さん。アイヌ文化を総合的に学ぶ傍ら、同機構のアイヌ語指導者育成事業も修了し、アイヌ語についても深く学習してきた。
 アイヌ語は、地域によって言い回しが異なる文言もあるため、同機構はラジオ講座の講師を毎年、出身地域で変えており、白老出身の講師は7年ぶり。同機構のアイヌ語指導者育成事業第9期修了生の山丸さんが講師に選ばれた。
 山丸さんが担当するラジオ講座は初級編。苫小牧駒沢大学の岡田路明教授のアドバイスを受けながらテキストの内容を詰め、あいさつに始まり、白老で今でも使われているアイヌ語や自動詞、他動詞、発音、肯定・否定の表現など、回ごとに例文や単語、解説を掲載している。
 講座は事前収録を放送する形だが、慣れない収録に「最初は早口になってしまい、何度も収録し直した」(山丸さん)と言う。毎回緊張の連続のようだが、同博物館勤務の先輩スタッフからもアドバイスをもらいながら、収録に臨んでいる。
 「まずはアイヌ語の基本的な文法の説明になってしまうが、いずれ現地収録もあると思うので、口承文芸などアイヌ文化も一緒に伝えていきたい」と山丸さん。「ラジオからアイヌ語を学ぶきっかけづくりになってくれたら」と話している。
 放送は毎週日曜午前7時から(再放送は毎週土曜午後11時45分から)。
http://www.tomamin.co.jp/20170550321


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