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道・NZが交流拡大へ覚書…農業、ラグビーなど

2017-05-20 | アイヌ民族関連
読売新聞2017年05月19日
 高橋はるみ知事は18日、札幌市内で、スティーブン・ペイトン駐日ニュージーランド大使とパートナーシップに関する覚書に調印した。
 調印式には、訪日中のニュージーランドのイングリッシュ首相も立ち会い、北海道とニュージーランドの交流拡大を確認した。道によると、道が在日外国大使館と覚書を交わしたのは初めて。
 覚書には「酪農・畜産」と「アイヌとマオリの先住民族交流」「ラグビー交流」などの3分野を中心に両国・地域で協力を進める方針を明記した。
 イングリッシュ首相は「北海道ほど共通点が多いと感じるところはない」と愛着を示し、「ニュージーランドと、(道内の)地元産業がどう協力し成功していけるのか考えたい」と話した。
 調印式の後、イングリッシュ首相夫妻は、高橋知事の同行で、恵庭市にある農業と環境のテーマパーク「えこりん村」を視察した。
 一行は、園地内で飼育されている子羊約30頭にミルクをあげたり、牧羊犬の様子を見学したりした。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170519-OYTNT50005.html

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NZ首相と北海道知事、ラグビー交流など協力推進

2017-05-20 | アイヌ民族関連
日本経済新聞2017/5/19 9:31
 訪日中のニュージーランド(NZ)のイングリッシュ首相は18日、札幌市内で高橋はるみ知事と会談した。酪農や畜産、先住民族交流、ラグビー交流など3分野を中心に協力推進することを確認。同国の駐日大使と高橋知事が覚書に調印した。
 高橋知事は「NZが世界に誇る酪農・畜産分野での交流拡大に取り組みたい。様々な分野で進んでいる交流もさらに加速したい」と述べた。NZがラグビー強豪国であることに触れ、2019年に開催されるラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の試合が札幌市内で開かれることもアピールした。
 イングリッシュ首相は「NZは北海道と共通点が多い。将来にわたって協力関係をはぐくみ、成功させていきたいと感じている」と話した。会談後は、恵庭市の観光農場「えこりん村」を視察し交流を深めた。
 同日、北海道大学とイングリッシュ首相の母校であるオタゴ大学が協定を結んだことも発表された。イングリッシュ首相は16~18日の日程で来日し、環太平洋経済連携協定(TPP)による協定発効に向けた連携などについて安倍晋三首相と会談、小池百合子東京都知事とも面会した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16579790Y7A510C1L41001/

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<動画>カラスが難しいごみ箱を見事に開けた 留め具で押さえ、重石をのせていたにもかかわらず

2017-05-20 | 先住民族関連
ナショナル ジオグラフィック日本版 2017.05.19
【動画】ごみ箱のふたを開けるカラス
2017年5月16日、アラスカ州へインズ。問題解決能力を駆使して留め具を外し、ふたを地面へ落とすカラス。(解説は英語です)
 カラスは、鳥の中でも特に高い知能を持つと考えられている。
 米アラスカ州ヘインズで、重石を置いたごみ箱のふたを器用に開けてみせるワタリガラスの動画が撮影された。ふたを押さえている留め具の下にくちばしを差し込んでふたをこじ開け、地面に落とすと、中のごみを漁って段ボールやプラスチック片を外に放り出している。残飯を探していたのだろう。
 撮影者のランダ・シュマンスキーさんとその夫は、最初のうち、ごみ箱が倒されていたのはクマの仕業だと思っていた。そこでふたを留め具でしっかり押さえ、その上に重石を置いていたが、それでも度々被害にあっていた。(参考記事:「クマと人の遭遇が急増、北米」)
賢いペテン師
 シュマンスキーさんの自宅があるアラスカ州南東部では、カラスは「賢く、怖いもの知らず」として悪名高い。地元の先住民トリンギット族は、カラスのことをペテン師と呼ぶ。(参考記事:「カラスが仲間の葬式をするって本当?」)
 ごみ箱を漁るだけでなく、シュマンスキーさんは他にもカラスがハクトウワシにいやがらせをしたり、小型トラックの荷台から食べ物を盗んでいるのを目にしたことがある。とりわけその賢さに驚いたのは、トラックに置いてあった卵を1個ずつ、計1ダース分盗んでいったことだ。
「卵ケースのふたを開けて、1個ずつ近くの巣に運んでいました。トラックの持ち主が戻ってきたときには、卵は全部なくなっていました」と、シュマンスキーさんは語る。
 一部の研究によると、カラス科の鳥は脳が小さいながらも、その知能はチンパンジーにも比肩するほどだという。(参考記事:「Tレックスは頭がいいから最強に?新種化石が示唆」)
「カラスは、人間とともに生きるよう適応したのではありません。どうやって人間を利用するかを学んできた生物です」と、ワシントン大学環境森林科学部の博士課程に在籍するケイリー・スイフト氏は言う。
 今回、動画のカラスがごみ箱の上に立っている部分は、ちょうど木の枝のように鳥がとまりやすい形になっている点を指摘し、実際に留め具を外そうと思って外したのか、それとも偶然に外れてしまったのかを判断するのは難しいと、スイフト氏は言う。
 また、シュマンスキーさんが目撃したというハクトウワシへの攻撃的な態度は、捕食者を追い出そうとするモビング(擬攻)と呼ばれる行動だという。「捕食動物を見つけると、警戒音を発して近くにいる仲間を呼び寄せます」。そして、集団で捕食動物にいやがらせを仕掛け、追い払うというのだ。(参考記事:「フォトギャラリー:復活したハクトウワシ」)
論理的に考える能力
 生物学者ベルンド・ハインリッチ氏は、自ら考案した認知力テストで、カラスに高い論理的思考能力が備わっていることを示した。
 まず、紐の付いた肉片を木の枝からぶら下げた。カラスがどのように肉を引っ張り上げるのかを観察するためだ。すると、カラスはくちばしを使って紐を少したぐり寄せては足で押さえつけるという作業を繰り返し、最終的にエサを手に入れた。
 カラスは訓練されておらず、また、自然界でこうした状況はありえないことから生まれつき備わった能力でもないと、ハインリッチ氏はこの様子を撮影した動画の中で説明している。つまり、カラスは意識して、論理的に行動していたことを示しているとハインリッチ氏は考えた。(参考記事:「ひもを引いてエサを食べる賢い鳥、定説覆す」)
 カラス科の知能について、初めて生物学的な理由が示されたのは1960年代のことだ。神経学者のスタンリー・コッブ氏が、哺乳類の認知機能の多くをつかさどる複雑な大脳皮質が鳥類には備わっていないことを指摘した。その代わり、高線条体と呼ばれる部分が前脳にあり、これによって鳥も似たような作業ができると考えられた。
 チェコのプラハにあるカレル大学の研究者らが2016年に学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表した論文は、カラス科の鳥が小さな脳でどのようにサルやチンパンジーのような作業をこなすのかについて、さらに詳しく説明している。カラス科の鳥の前脳には、驚くほど多くの神経細胞がぎっしりと詰まっており、その数はサルと同等かまたはそれ以上にもなるという。
 そのため、「鳥の脳は哺乳類の脳よりも単位質量当たりの『認知力』が高くなる可能性がある」と、論文著者は書いている。(参考記事:「「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか」)
文=Sarah Gibbens/訳=ルーバー荒井ハンナ
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/051800042/


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