先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

東京の中学生 アイヌ文化を体験(動画)

2017-09-06 | アイヌ民族関連
NHK 09月05日 19時04分
研修旅行で北海道を訪れている東京の中学生たちが、滝川市でアイヌ文化に触れる授業を受けました。
滝川市内で行われたアイヌ文化を体験する授業には、東京の國學院大學久我山中学校の3年生129人が参加しました。
生徒たちは、上川アイヌ協会の人たちからアイヌの伝統楽器ムックリの演奏のしかたを教わりました。
ムックリは、細い板を唇にあてながら板に通した糸を手で引くと音が出ます。
およそ40分ほど練習すると、ビヨーンという独特の音を響かせながらリズムよく演奏できるようになった生徒もいました。
このあと生徒たちは「チセ」と呼ばれる住居を見学し、伝統的な建築様式について学んでいました。
生徒たちは「ムックリは簡単な構造ですが、なかなか音が出なかったので家に帰ってから練習して家族に聞かせたい」とか、「チセにはアイヌの人たちの知恵がたくさん込められていると感じました」などと感想を話していました。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170905/3243331.html

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山城議長裁判 国連報告、証拠と認めず 那覇地裁、「集会」指針も

2017-09-06 | ウチナー・沖縄
琉球新報2017年9月5日 10:28
 名護市辺野古の新基地建設の抗議活動について、威力業務妨害の罪に問われている沖縄平和運動センター山城博治議長の刑事裁判で、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)は4日、山城議長の長期勾留などを批判した国連特別報告者のデービッド・ケイ氏の報告書や、国連人権理事会が市民の抗議行動で許容される基準を定めたガイドライン(指針)など、弁護側の証拠請求を一部却下した。
 国連のガイドラインは、長期的な座り込みや場所の占拠を「集会」と位置付け許容するよう提言しており、東村高江のヘリパッド建設や辺野古の新基地建設に伴う政府の警備活動は、ガイドラインに反した手法になっている。弁護側は抗議活動が集会結社の自由に当たることや刑事罰が表現の自由の萎縮につながることを立証しようと証拠請求した。
 一方、那覇地裁は憲法学が専門の高作正博関西大学教授の意見書は採用した上で、証人尋問としての請求は認めなかった。
 弁護側は「求めた証拠は国際的な集会結社の自由に関する考え方。日本の司法手続きへの批判について裁判所は見ることなく判決する姿勢で、憤りしかない」と批判した。
 ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「(裁判所は)微罪でも政治的な判断で長期勾留を認めた。その批判を証拠としてしまうと、過ちを認めたことになるため証拠に採用されないのだろう。司法の反動化が進んでいる」と述べた。
 辺野古漁港横のテントで座り込みをしているカメラマンの山本英夫さん(66)は「日本の裁判所が世界のスタンダードを否定した」と憤った。
 起訴状によると、山城議長は2016年1月28日から30日までの間、別の男性と共謀して名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前で複数回にわたりコンクリート製ブロック合計約1486個を積み上げるなどして、ゲート敷地内への資材搬入を困難にし沖縄防衛局の業務を妨害したとされる。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-568837.html


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米モンティセロ 2000年前の「岩新聞」

2017-09-06 | 先住民族関連
中日旅行ナビ ぶらっ人2017年09月05日
 「ニュースペーパー・ロック」と聞いて何を想像するだろうか。直訳すれば岩新聞だが、さて。早めの夏休みの旅行で米西部グランド・キャニオン周辺を回った際、その岩を訪れた。ユタ州モンティセロ。キャニオンランズ国立公園のそばにある。
 オレンジがかった巨大な一枚岩は側面が黒ずみ、巨大な壁状になっている。高さ約六メートル、側面積は約二十平方メートル。そこに動物や人間、弓矢などの絵が無数に書かれていた。州が設置した案内板によると、約二千年前、文字を持たない先住民族が、岩肌を削って書き記したという。
 それらは象形文字で、詳細な意味は不明だが、仲間との情報や意思の伝達に使われたとみられる。ちょうど新聞のように。
 先住民の岩絵は全米各地でみられるが、この岩を「ニュースペーパー」と名付けたユタ州の感性が素晴らしい。隣にいた初老の男性にそう伝えたら、「ああ」とだけ答え、相手にされなかった。きっと「新聞」を熟読中だったのだろう。私の長男(9つ)に目をやると、「記事」を一生懸命ノートに「書き写し」ていた。そう、読み方は人それぞれなのが新聞の魅力、といったら手前みそか。 (石川智規)
http://tabi.chunichi.co.jp/from-the-world/170726monticello.html

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台湾原住民の若者がドラゴンボート国際大会で金 田んぼの用水路で練習

2017-09-06 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾2017/09/05 15:17

王志偉さん提供
(台東 5日 中央社)東部・台東県の台湾原住民(先住民)アミ族の若者が結成したドラゴンボートチームが1日から2日まで韓国・釜山で開催された「コリアオープン 釜山国際ドラゴンボート大会」の3種目で金メダルに輝いた。
チームのメンバーは現在29人。台東県鹿野郷巴拉雅拝集落出身の若者が中心で、その多くは県外の大学などに通う学生。休日を利用して集落に戻り、練習に励んだ。船もパドルもなかったが、田んぼの横の用水路でスコップをパドルの代わりにして練習を積み重ねた。実際にボートでこぐ感覚とは違うものの、メンバーの息が合うようになったという。
昨年、花蓮県の大会に出場し優勝。今年は屏東県の大会で2位に入賞し、韓国で開催される国際大会に台湾代表として出場するチャンスを得た。釜山の大会では、金3銀1の好成績を収めた。
集落では4日、祝賀会が開かれた。チームの代表は、これからも集落のためにこぎ続けていきたいと意気込んだ。
(盧太城/編集:楊千慧)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201709050005.aspx

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アイヌ胡弓「カ」 名古屋の演奏家が手作りで再現

2017-09-06 | アイヌ民族関連
読売新聞 2017年09月04日

自作の「アイヌ胡弓」を手にする石田さん
 アイヌ民族が使っていたとされる胡弓こきゅう型の弦楽器「カ」を、名古屋市の胡弓演奏家が伝承を手がかりに手作りで再現し、阿寒アイヌ工芸協同組合(釧路市)に寄贈した。同組合は「阿寒湖アイヌコタン」内での展示を検討している。
 「カ」を作ったのは、名古屋市西区の胡弓演奏家石田音人ねひとさん(60)。幻の音にひかれ、十数年前から古い胡弓の再現に取り組んでいる。
 今年1月、アイヌ民族博物館(白老町)のサイトで「カ」の記事を見つけた。「カ」はアイヌ語で糸の意味。1951年に美幌町民から研究者が聞き取った記録が紹介されていた。
 石田さんはこれを基に製作に着手。木のわんに魚の皮を張るとされた胴体は、強度が足らず、薄い木の板にフグの皮で代用した。完成品は長さ76センチ。2オクターブ半の広い音域の楽器に仕上がった。「出始めの音が濁り、素朴な味わい。高音域があまり出ない分、温かいのが特徴」という。
 2台作ったうち1台を8月29日に阿寒湖アイヌコタンで、同組合に寄贈した。石田さんは今後も同組合に寄贈を続ける考えで、演奏指導にも意欲的だ。
 同組合の秋辺日出男専務理事(57)は「馬頭琴を思わせる中国風の意外な音色。よく再現してくれた。うわさだけ残っていた楽器なので、石田さんと交流して色々知りたい」と喜んでいる。
 一般客への初披露は、石田さんが10月15日に名古屋市の願王寺で行うコンサートとなる見込み。石田さんは、美幌町で「カ」について語ったとされる「菊地儀之助」氏に関する情報も求めている。情報提供は、石田さんのメール(sound3459@yahoo.co.jp)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170904-OYTNT50347.html

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