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町内外から多くの来場者 森の芸術を満-白老・TOBIU CAMP

2017-09-13 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/9/12配信

森の中で繰り広げられた舞踏
 白老町の飛生アートコミュニティで9、10の両日、飛生芸術祭・TOBIU CAMPが行われた。著名なアーティストなどによる作品展示や音楽演奏、踊りなどのほか、子供たちも楽しめるワークショップも行われ、多くの来場者が飛生の森の芸術を楽しんだ。
 正午の開場に合わせて、町内外から多くの人が来場。キャンプエリアでは、家族連れや仲間同士のグループなどが、早速、宿泊のためのテントを張って、踊りやワークショップ、作品展示などが行われている森の中へと足を運んだ。
 旧校舎の展示室では、画家や彫刻家として有名な奈良美智さんの個展を開催。飛生滞在時に制作した作品なども展示され、道外からもファンが詰め掛けた。東京から初めてキャンプに訪れた会社員の女性(37)は「奈良さんの作品が見たくて、休暇を取ってきました。作品をこんなに間近に見ることができて良かった」と笑顔で話していた。
 森の中では、竹浦の竹を使った竹とんぼ、アイヌ民族の伝統楽器のムックリなどのほか、アロマキャンドルやアイヌ文様刺しゅうなどのワークショップが行われ、親子連れが各種体験を満喫。また、踊りや音楽演奏なども繰り広げられた。
 飛生芸術祭は17日まで。入場無料。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/12150/

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「恋人たちの夜」 台湾先住民族に伝わる縁結びの儀式

2017-09-13 | 先住民族関連
AFPBB News2017年9月12日 21:55 発信地:花蓮/台湾

台湾東部の花蓮県で毎年開かれている、先住民族アミ人に古くから伝わる豊年祭の様子(2017年8月19日撮影)。(c)AFP/SAM YEH
【9月12日 AFP】台湾・花蓮(Hualien)県の馬太鞍(Matai'an)に日が落ちる頃、村の広場で男性らが輪になって踊っている。皆刺しゅう入りのスカートに羽根のついた頭飾りといういでたちだ。それを若い女性らが、品定めするように見守っている。これは、古くから続く縁結びの儀式の一部だ。
「恋人たちの夜」として知られるこの儀式は、台湾で公認されている16の先住民族のうち、最大のアミ(Ami)人の集落で毎年開かれる豊年祭のフィナーレを飾る。
 豊年祭は通常6~8月の間に、各村が時期をずらして実施する。アミにとって最も規模が大きく重要な祝祭で、馬太鞍ではその締めくくりに、独身女性が結婚相手にふさわしいと思う男性を選び出すこの儀式を執り行う。
 何世紀も続くこの風習は、アミの母権制を反映している。ここでは家計のやりくりをはじめ、大事な決定権を握るのは女性で、男性が妻の家に婿入りする。
 歌って踊る男性らが徐々にそのペースを上げる中、女性は気になる男性の後ろへ回り、男性が肩からぶら下げているカラフルな布袋を引っ張る。女性からのアプローチに男性が応える場合は、カップル成立の証しに男性がその布袋を女性に渡す。
 昔はこの儀式から結婚に至るのが一般的で、今でも交際のきっかけになっているが、都市部に出て働くアミにとっては帰省して旧交を温める機会にもなっている。(c)AFP/Michelle YUN
http://www.afpbb.com/articles/-/3140128?cx_position=4

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