先住民族関連ニュース

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【平取町】イザベラ・バードと平取のアイヌの伝統工芸を学ぶ(シィービーツアーズ)

2017-09-12 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (ブログ) 2017年09月11日

こんにちは、Shunです。
季節は、白露を迎え、朝露が光るこの頃です。
9月9日(土)、鵡川・沙流川WAKUWAKU協議会主催による「イザベラ・バードと平取のアイヌの伝統工芸を学ぶ」のモニターツアーに参加しました。バスツアーの旅行企画・実施は、(株)シィービーツアーズが担当しています。
鵡川・沙流川WAKUWAKU協議会主催は、むかわ町・日高町・平取町の3町で構成されています。それらの町を縦貫する鵡川と沙流川は夫婦川と言われ、日高山脈を水源として良好な水質が「湧き」、この地を訪れると気持ちが「わくわく」するという意味することから「WAKUWAKU協議会」と名付けられたとのことです。
今回のモニターツアーは、イザベラ・バードが歩いた道をバスで巡り、義経神社見学、びらとり温泉ゆからで「びらとり和牛すき焼きの昼食、学芸員の解説による「二風谷アイム文化博物館」見学、アイヌ文様の木彫体験、最後にJAびらとり農産物直売所での買い物というコースを辿りました。
平取町は、人口約5,400人、基幹産業を農業とし、アイヌ文化を今に伝える伝承事業に取り組む町です。平取町二風谷の工芸品「二風谷イタ(木製のお盆)」と「二風谷アットゥシ(樹皮の反物)」は、北海道で初めて経済産業省の「伝統工芸品」に指定されました。
イザベラ・バードは、明治初期に来日、函館から平取のアイヌ集落を来訪してアイヌの暮らしを旅行記「日本奥地紀行」にまとめた英国女性旅行家。
2012年には、当時イザベラ・バードが辿ったとされる道約15kmのフットパスルートが整備され、富川東運動公園をスタートし、義経神社鳥居ゴール地点として、フットコース内に28基の案内標識が設置されています。
イザベラ・バードの道を辿る会・寺島芳郎 平取部会長の解説を伺いながら、スタート地点である富川東運動公園、紫雲古津川向大橋、ゴール地点の義経神社の3ヶ所をバスで巡りました。
バスは輪厚SAで、トイレ休憩を入れながら、中央バス札幌ターミナルへと向いました。
アイヌ文化を伝えたイザベラ・バードさんの道、由緒ある義経神社を参拝し、博物館にてじっくりとアイヌ文化を実感し、アイヌ文様の木彫りを体験でき、大変充実した素晴らしいバスツアーでした。
今まで、知り得ることのできなかった平取町の貴重なアイヌ伝統文化など、平取町の様々な魅力を実感できたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。
http://blog.hokkaido-np.co.jp/enjoy/2017/09/post-284.html

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サケ捕まえた! 児童らアイヌ漁法体験 帯広

2017-09-12 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2017年9月11日 13時49分

 アイヌ伝統の漁法「マレック漁」が10日、帯広啓北小学校前の伏古別川で行われた。帯広アイヌ協会(笹村二朗会長)が主催し、初めて開いた。地域の子どもから大人まで約40人が見学・体験に臨み、儀式や捕獲体験を通じてアイヌ文化に触れた。
 マレック漁は、可動式のかぎ針が付いたやり「マレク」で、サケを突き刺して捕る漁法。伏古別川は1950年ごろまでサケが遡上(そじょう)し、近隣にはアイヌ民族が多く住んでいたという。
 この日は儀式「カムイノミ」や、帯広カムイトウウポポ保存会による舞踊奉納の後、サケ30匹が放流された。参加した子どもたちは泳ぎ回るサケをマレクで捕獲し、「イパキクニ」と呼ばれる棒で仕留めた。
 参加した女子児童は「緊張したが、捕まえられて良かった。(カムイトウウポポ保存会の)踊りがすてきだった」と話していた。
http://www.tokachi.co.jp/news/201709/20170911-0027446.php

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「サハリン島」でたどるチェーホフの足跡 道立文学館で特別展

2017-09-12 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2017/09/10

チェーホフの足跡やサハリンの歴史を紹介する資料が並ぶ特別展
 ロシアの文豪チェーホフ(1860~1904年)の著書「サハリン島」を中心とした特別展「≪サハリン島≫2017 アントン・チェーホフの遺産」が9日、札幌市中央区中島公園の道立文学館で始まった。道立文学館を管理運営する公益財団法人北海道文学館(工藤正廣理事長)の創立50周年記念事業で、道文学館、道立文学館、北海道新聞社の主催。
 チェーホフは1890年、当時流刑地だった同島に約3カ月滞在し、住民らの状況を調査。これをもとに「サハリン島」を書いた。展覧会では、囚人の過酷な実情を綿密に書いた同作品の初版本や住民調査カードのレプリカ(複製)を展示している。ほか、サハリンを題材とした日本文学や絵画、ウイルタなど先住民族に関する資料も並ぶ。
 11月19日まで。休館日や観覧料などの問い合わせは道文学館(電)011・511・7655へ。
残り:127文字/全文:491文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/131269

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色が溢れるパラダイス、メキシコ~可愛い雑貨バイイングオアハカ編~

2017-09-12 | 先住民族関連
HAPPY PLUS(ハピプラ) 2017.09.10
このたびのメキシコ沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。この記事で書かせていただいていた、素晴らしいオアハカも被災地に含まれているということで、一刻も早い被害者の皆様の救済と復興をお祈り申し上げます。
それではメキシコ紀行最終回、「オアハカワイイツアー」後編をお届けします。前編では、主に刺繍アイテムの村々を回りましたが、今回は青空市や羊毛タペテ(ラグ)、陶器の雑貨の村を紹介したいと思います。それでは早速いきますよ!
5.民芸品に目移りしちゃうTLACOLULA(トラコルーラ)の青空市場へ
オアハカでは毎週決まった曜日に、ティアンギスという青空市場が異なる地域で開催されます。この日は日曜日、トラコルーラという村でティアンギスが開かれていました。オアハカの民族・サポテカ族の人々が、民族衣装である刺繍エプロンやカラフルなブラウスをまとって売買しに集まり、大変な賑わいを見せています。観光客のためというよりは、完全に地元の人のための市場という感じ。
市場でのおすすめは、カラフルなバンダナ。市場を行きかう先住民族の女性が頭に巻いているのを見て、「可愛い~~~!!!」と絶叫。華やかだけどクラシカルな雰囲気があって、まさにここでしか手に入らない逸品です。
早速市場で見つけることができ、お土産用も含めて3枚まとめ買いしました。ほかにもピンクや赤、イエローなど鮮やかな色がたくさんありましたよ!異国の地で買ったものって、日本に帰ると派手すぎて「やっぱり無理だ……着けられない!」となることがたびたびありますよね。でもこれは、日本に帰ってからも日常的に使うことができそうです。お土産にも喜ばれそう。
そしてこの市場でもうひとつおすすめしたいのは、刺繍のエプロン! こちらはオアハカの女性たちが日常着として着ている民族衣装。オアハカのホテルでオーナーのおばさまも着ていました。ですが人気商品なのか?着ている人はたくさん見るけれどなかなか市場で発見できず……。夕方に行ったので、売り切れてしまったのかも……諦めかけていたところ、やっとマーケットのテントではなく常設のお店で見つけることができました。
おばあさまが、「あなたにはこっちが似合うわよ」とお勧めしてくれます。またもや試着大会がスタート。こちらのエプロンは手刺繍ではないので、わりとお求めやすいんです。
ほかにもこのトルコルーラの市場には、かごバッグがあったり、刺繍ブラウスがあったり、野菜や果物を入れるかごがあったり、可愛いものにあふれています。ぜひ日曜日めがけて行ってみてくださいね。
6.羊毛タペテの村、TEOTITlAN DEL VALLE(テオティトラン・デル・バジェ)

続いて向かったのは、サポテコ族伝統の柄を織り込んで作られる羊毛ラグ「タペテ」の生産地。こちらは村に住むほとんどの家庭がめいめい羊毛タペテを織って暮らしているそう。「村の民芸品市場に連れて行って」とタクシードライバーにリクエストすると、たくさんの人がお店を出している市場に到着します。
こちらは友人が購入したもの。東京のインテリアショップで買ったらいったいいくらなのよ!?と思うような上質なアイテムですが、1万円。安い……。この村で作られる羊毛タペテはとっても丈夫で、長持ちするんだとか。民芸品市場以外にも、道路沿いに工房がたくさんあり、見学させてくれるところも多いそうですよ。種類が豊富なので、自分の家に合わせて選んでみてくださいね。
そしてそして、この村でもとっても可愛い教会があるので、必見です!ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうなキュートな佇まいの教会。民芸品市場から歩いて3分くらいのところにあります。
7.クッキーみたいな陶器の村、ATZOMPA(アツォンパ)
すっかり日も暮れる時間になり、さすがに疲れてきました。最後のスポットは、焼きものの村、アツォンパです。この村の中心部に、Mercado de Artesanias la Asuncionという屋内の民芸品市場があり、さまざまな作家による焼きものが所狭しと並べられています。
特にきゅんときたのは、まるでクッキーのような質感の素焼き「バロ・ナチュラル」。
キリスト教のモチーフが中心ですが、アニマルやハートなども。「ヘタウマ」とでも言いましょうか、ちょっととぼけた表情がツボなんです。
きれいに色づけられたカラフルなクロスモチーフの壁掛けもあります。
ルーズなタッチでペイントがほどこされた器も。
小さな村ならではの、ハートフルな陶器に出会えます。
これにてオアハカ郊外の村ツアーは終了です。もちろんオアハカ市内にも、紹介してきた村々でつくられた民芸品が集まった雑貨店はたくさんありますので、初日にお店をざっくり見てから次の日郊外の村々へ出かけるのもいいかもしれません。
オアハカには、「可愛い!」があちこちに転がっています。町自体もおもちゃ箱のようにキュートですし、道を歩いている女性の民族衣装も美しい。歩いて楽しい、着て楽しい、買って楽しい、非常にエンターテインメント性の高い村だと思います。メキシコシティに比べたらとても安全ですし、女性の旅におすすめです!
こちらはオアハカ市内のショップM.A.R.Oで見つけたブリキケース。このお店にはいろんな民芸品が集まっていて、比較的値付けもリーズナブル!
さて、これにて勝手に連載していたメキシコ紀行は最終回となります。楽園メキシコに行く際に、この記事が少しでもお役に立てればうれしいです!
https://spur.hpplus.jp/fashion/smallgoodthings/201709/07/E0GBWUc/

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