ORICON STYLE 2017-09-28 16:30
カジノや世界一流のショーが楽しめる煌びやかな街ラスベガス。しかし、ラスベガスの魅力はそれだけではありません。24時間眠らない不夜城のようなラスベガスの街から少し足を伸ばせば、アメリカ大陸ならではの大自然が広がっています。
今回は、ラスベガスから簡単に日帰りで行ける「バレー・オブ・ファイヤー」というネバダ州の州立公園をご紹介します。
砂漠の向こうに忽然と現れる真っ赤な「火の谷」
ラスベガスからバレー・オブ・ファイヤー州立公園までは車で約1時間。舗装された快適な道路が続く約80キロの道程です。ラスベガスの町でレンタカーを借りて、バレー・オブ・ファイヤー州立公園まで日帰りドライブに繰り出しましょう!
カジノが並ぶ賑やかなラスベガスの市街地を出ると、景色は一転。乾燥した砂漠がひたすら続きます。荒涼とした白っぽい砂漠の景色を見ながら1時間ほどドライブすると、遠方に、突然、真っ赤な岩山群が姿を現します。この真っ赤な岩山群が「火の谷」、バレー・オブ・ファイヤーです。
燃え盛る炎のような岩山群
バレー・オブ・ファイヤー州立公園に入ると、道の両側には奇妙な形をした真っ赤な岩山が次々と現れます。「火の谷」という名の通り、まるで、あちこちで炎が燃え盛っているような景観です。これらの奇妙な形をした岩山群は、一億五千万年前に起こった地殻変動で隆起した赤いサンドストーンが、その後長い年月をかけて浸食されて出来上がったもの。
広大な景色は州立公園内をドライブするだけでも十分楽しめますが、ウォーキングトラックも数多くありますので、是非大自然の中を自分の足で歩いてみて下さい。探検家にでもなったかのような気分を味わえますよ!バレー・オブ・ファイヤー州立公園内には各所にピクニックテーブルも設置されています。ランチを持参して、赤い岩山の雄大な景色を眺めながらのピクニックというのも楽しいですよ。
パステルカラーの岩が連なる「レインボー・ビスタ」
炎のような真っ赤な岩山が続くバレー・オブ・ファイヤー州立公園ですが、公園内を東西に通り抜けるメインロードからそれて、ホワイト・ドームス・ロード (White Domes Road) という道を入っていくと、今度はパステルカラーの岩山が姿を現します。
ホワイト・ドームス・ロードの中程にある「レインボー・ビスタ」は、ピンク色・レモン色・クリーム色の岩山が延々と連なる景色を一望できる場所。見渡す限りパステルカラーのグラデーションが続く、絵画のように美しい展望スポットです。
岩に残された先住民族の壁画
バレー・オブ・ファイヤー州立公園では、先住民族が残した壁画(ペトログリフ)も観る事ができます。上の写真は、アトラトルロック (Atlatl Rock) という岩に描かれた象形文字のような壁画です。なんと、4000年も前に描かれたものなんですよ。
地表からはかなり高い位置に描かれているのですが、見学用の階段が設置されているため、壁画を間近で見学できるようになっています。
最後に
バレー・オブ・ファイヤー州立公園、いかがでしたか?
今回はラスベガスからの日帰り旅ということでご紹介いたしましたが、バレー・オブ・ファイヤー州立公園はラスベガスからユタ州へ向かう途中にあります。ラスベガスからユタ州南部のザイオン国立公園などへ移動する際の寄り道にもぴったりの観光スポットです。
■関連MEMO
Valley of Fire State Park http://parks.nv.gov/parks/valley-of-fire-state-park/
【トラベルjpナビゲーター】 高田 真美
http://www.oricon.co.jp/article/307248/
カジノや世界一流のショーが楽しめる煌びやかな街ラスベガス。しかし、ラスベガスの魅力はそれだけではありません。24時間眠らない不夜城のようなラスベガスの街から少し足を伸ばせば、アメリカ大陸ならではの大自然が広がっています。
今回は、ラスベガスから簡単に日帰りで行ける「バレー・オブ・ファイヤー」というネバダ州の州立公園をご紹介します。
砂漠の向こうに忽然と現れる真っ赤な「火の谷」
ラスベガスからバレー・オブ・ファイヤー州立公園までは車で約1時間。舗装された快適な道路が続く約80キロの道程です。ラスベガスの町でレンタカーを借りて、バレー・オブ・ファイヤー州立公園まで日帰りドライブに繰り出しましょう!
カジノが並ぶ賑やかなラスベガスの市街地を出ると、景色は一転。乾燥した砂漠がひたすら続きます。荒涼とした白っぽい砂漠の景色を見ながら1時間ほどドライブすると、遠方に、突然、真っ赤な岩山群が姿を現します。この真っ赤な岩山群が「火の谷」、バレー・オブ・ファイヤーです。
燃え盛る炎のような岩山群
バレー・オブ・ファイヤー州立公園に入ると、道の両側には奇妙な形をした真っ赤な岩山が次々と現れます。「火の谷」という名の通り、まるで、あちこちで炎が燃え盛っているような景観です。これらの奇妙な形をした岩山群は、一億五千万年前に起こった地殻変動で隆起した赤いサンドストーンが、その後長い年月をかけて浸食されて出来上がったもの。
広大な景色は州立公園内をドライブするだけでも十分楽しめますが、ウォーキングトラックも数多くありますので、是非大自然の中を自分の足で歩いてみて下さい。探検家にでもなったかのような気分を味わえますよ!バレー・オブ・ファイヤー州立公園内には各所にピクニックテーブルも設置されています。ランチを持参して、赤い岩山の雄大な景色を眺めながらのピクニックというのも楽しいですよ。
パステルカラーの岩が連なる「レインボー・ビスタ」
炎のような真っ赤な岩山が続くバレー・オブ・ファイヤー州立公園ですが、公園内を東西に通り抜けるメインロードからそれて、ホワイト・ドームス・ロード (White Domes Road) という道を入っていくと、今度はパステルカラーの岩山が姿を現します。
ホワイト・ドームス・ロードの中程にある「レインボー・ビスタ」は、ピンク色・レモン色・クリーム色の岩山が延々と連なる景色を一望できる場所。見渡す限りパステルカラーのグラデーションが続く、絵画のように美しい展望スポットです。
岩に残された先住民族の壁画
バレー・オブ・ファイヤー州立公園では、先住民族が残した壁画(ペトログリフ)も観る事ができます。上の写真は、アトラトルロック (Atlatl Rock) という岩に描かれた象形文字のような壁画です。なんと、4000年も前に描かれたものなんですよ。
地表からはかなり高い位置に描かれているのですが、見学用の階段が設置されているため、壁画を間近で見学できるようになっています。
最後に
バレー・オブ・ファイヤー州立公園、いかがでしたか?
今回はラスベガスからの日帰り旅ということでご紹介いたしましたが、バレー・オブ・ファイヤー州立公園はラスベガスからユタ州へ向かう途中にあります。ラスベガスからユタ州南部のザイオン国立公園などへ移動する際の寄り道にもぴったりの観光スポットです。
■関連MEMO
Valley of Fire State Park http://parks.nv.gov/parks/valley-of-fire-state-park/
【トラベルjpナビゲーター】 高田 真美
http://www.oricon.co.jp/article/307248/