先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

伯に移ったベネズエラ人 低い収入、言語の壁も=ロライマ州

2017-09-16 | 先住民族関連
サンパウロ新聞2017年9月15日
 国家移住審議会(CNIg)が実施した調査で、政治的・経済的な困難にある自国からブラジルへ移ってきた先住民以外のベネズエラ人のうち、中等教育(日本の高校に相当)を修了した割合は約80%となっているが、収入が1最低賃金に満たない割合がその半分以上を占めるという結果が示された。アジェンシア・ブラジルが12日付で伝えた。
 この調査はベネズエラ人移住者の社会人口・労働に関するもので、過去数年間に、特にロライマ州に移住するベネズエラ人が急増している状況を受けて国連難民高等弁務官事務所(Acnur)の協力により実施された、ブラジルには、最近1万6000人以上のベネズエラ人が移住していると推定されており、2017年だけで8000人が国境を越えているという。
 この調査結果は、12日に労働雇用省により発表された。調査の実施に際し、国際移住観測所(OBMigra)とロライマ州連邦大学のセルジオ・ビエイラ・デ・メロ教授の協力があったという。
 分析にあたり、ベネズエラ人移住者はワラオ先住民族と先住民以外のグループに分けられた。ワラオ先住民族は、ロライマの州都ボア・ビスタとパカライマ市での民族学的研究により調査されている。同調査の対象となった先住民でない650人のベネズエラ人(18歳以上)は、ボア・ビスタ市内の33地区で居住している。
 同調査によると、ブラジルに移住した先住民以外のベネズエラ人の78%が中等教育を、32%は高等教育(大学)あるいは大学院を修了しているという。このうち、60%が収入のある労働に従事しており、28%は正規雇用されている。
 収入をみると、就労者のうち51%が1最低賃金以下で、44%が1~2最低賃金、5%がそれ以上だという。主な職種は、商業(37%)、食品サービス(21%)、建設(13%)など。全体の52%が週40時間以上就労しているという。
 CNIgのウーゴ・ガーロ会長は、この調査が、これらベネズエラからの流入と関連した行動と移住政策への助けとなることに期待を表している。
 回答者の77%が、政治および経済危機により自国を離れたとの結果が確認されたという。これにより、このグループのかなりの部分が、今後数年間はブラジルに滞在する事になるとみられるという。
 25%は、ベネズエラに帰国すると述べており、27%はいつ戻るかわからない、そして47%は「すぐには」戻らないつもりだと答えている。
 帰国を妨げる主な要因として指摘されたのは暴力だった。52%はベネズエラ政府によってなされる行為、16%は犯罪者による行為に恐れを抱いているという。
 ブラジルへ移ったベネズエラ人のうち、先住民でも先住民以外でも男性が多数を占めている。
 先住民以外のグループでは、72%は29~39歳の年齢層、54%が独身となっている。71%は賃貸の物件に居住しており、多くの場合2~4人で共同で住んでいるという。
 言語の壁が現地社会に溶け込むことを困難にしていると指摘されている。一般的に、ロライマ州に滞在するベネズエラ人のポルトガル語の知識は少なく、多くはポルトガル語を学んでいないという。また、調査対象者の3分の1が、職場以外で偏見を感じたことがあると答えている。
http://saopauloshimbun.com/%E4%BC%AF%E3%81%AB%E7%A7%BB%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%99%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%82%A8%E3%83%A9%E4%BA%BA%E3%80%80%E4%BD%8E%E3%81%84%E5%8F%8E%E5%85%A5%E3%80%81%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%82%82/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仏の気鋭女性監督が綴る『あさがくるまえに』ほか9月第三週のコレ観なきゃウィークエンド(一部)

2017-09-16 | 先住民族関連
ELLE ONLINE(エル・オンライン) 2017/9/15(金)

毎週たくさんの新作映画が劇場公開されるなかで、私たちが本当に観るべきものって? 女性の知的好奇心を満たす、いま観るべき作品をエルが週替わりでセレクトし、ご紹介。今週はヨーロッパ発の秀作が続々と登場。大根監督節炸裂の新作も見逃せない!
https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=9R5AasNNRUs
9月16日(土)公開 『サーミの血』
30年代、スウェーデン北部のラップランドでは、先住民族、サーミ人が差別的な扱いを受けていた。寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績優秀で進学を望むが、教師から「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げられる。スウェーデン人の暮らしに憧れるエレ・マリャは夏祭りに潜り込み、知り合った男の子を頼って、家出するが……。謂れのない差別と迫害に歯を食いしばり、自分の手でたくましく道を切り開こうとする少女の姿に心、奪われる。東京国際映画祭では審査委員特別賞と最優秀女優賞をW受賞。主演のレーネ=セシリア・スパルロクは、今もノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミ人。本作が長編映画デビュー作となる監督のアマンダ・シェーネルもまた、サーミ人の血を引いている。
監督・脚本/アマンダ・ケンネル
キャスト/レーネ=セシリア・スパルロク、ミーア=エリーカ・スパルロク、マイ=ドリス・リンピ、ユリウス・フレイシャンデル、オッレ・サッリほか
9月16日公開 http://www.uplink.co.jp/sami/
http://www.elle.co.jp/culture/news/cweek_17_0915


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シネマの週末・トピックス

2017-09-16 | 先住民族関連
毎日新聞2017年9月15日 東京夕刊
1930年代、スウェーデン北部の田舎でトナカイを飼って暮らす先住民族サーミ人の少女エレ・マリャが、夏祭りで出会ったスウェーデン人の少年に恋心を抱く。日ごろからサーミ人を取り巻く理不尽な現実に苛立(いらだ)っていたエレは、すべてをなげうって列車に乗り、都会での新たな生活を始めようとする。
 現代を生きる老女の回想により、劣等民族として迫害を受けたサーミ人の歴史を描き、昨年の東京国際映画祭…
https://mainichi.jp/articles/20170915/dde/012/070/006000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界の映画祭に衝撃を与えた、北欧スウェーデンの知られざる迫害の歴史とは…?

2017-09-16 | 先住民族関連
ウオーカープラス 2017/09/14
人種や民族への差別は、映画や文学で多く登場するテーマ。だが、理想郷のイメージが強い北欧スウェーデンでも、民族差別があったことを知っている人は少ないだろう。映画『サーミの血』(9月16日公開)では、その知られざる迫害の歴史が明かされる。
“サーミ”は、北欧のラップランド地方でトナカイを飼い、独自の言語を持つ先住民族サーミ人のこと。1930年代、スウェーデンのサーミ人は、他の人種より劣った民族として差別されていた。自分たちの言語を禁止される一方、周りに「不潔」と罵られながらサーミ社会に閉じ込められ、さらに、裸で記録写真を撮られるなど、辛い仕打ちを浴びてきた。映画では、サーミ人の少女クリスティーナが、差別に抗い生き抜く成長物語が描かれる。
本作のためにその才能を見出された主人公を演じる新人レーネ=セシリア・スパルロクは、今もトナカイを飼い暮らしているサーミ人。繊細で豊かな表情を見せたその演技は、2016年の東京国際映画祭で、審査委員長のジャン=ジャック・ベネックス監督ほかに高い評価を受け、最優秀女優賞を獲得、世界の映画祭でも絶賛された。彼女の強い目ヂカラは、人種差別の愚かさを物語るように気高く神々しい。
監督のアマンダ・シェーネルもサーミ人の血を引いており、自身のルーツをテーマに本作を手掛けた。主人公の妹役ほか、他のサーミ人役も全員本物のサーミ人。劇中の民族衣装や小道具、トナカイの扱いなどはすべて正確に再現されている。痛々しい負の歴史を描く一方で、幻想的で雄大な自然の中で慎ましく営まれるサーミの暮らしはとても美しい。
偏見に負けず生きたクリスティーナの不屈の精神には、誰もが勇気と感動をもらえるだろう。人間の尊厳についても深く考えさせられる一作だ。【トライワークス】
https://news.walkerplus.com/article/121291/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色が溢れるパラダイス、メキシコ~可愛い雑貨バイイングオアハカ編~

2017-09-16 | 先住民族関連
HAPPY PLUS 9/14(木) 19:01配信
このたびのメキシコ沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。この記事で書かせていただいていた、素晴らしいオアハカも被災地に含まれているということで、一刻も早い被害者の皆様の救済と復興をお祈り申し上げます。
それではメキシコ紀行最終回、「オアハカワイイツアー」後編をお届けします。前編では、主に刺繍アイテムの村々を回りましたが、今回は青空市や羊毛タペテ(ラグ)、陶器の雑貨の村を紹介したいと思います。それでは早速いきますよ!
5.民芸品に目移りしちゃうTLACOLULA(トラコルーラ)の青空市場へ
オアハカでは毎週決まった曜日に、ティアンギスという青空市場が異なる地域で開催されます。この日は日曜日、トラコルーラという村でティアンギスが開かれていました。オアハカの民族・サポテカ族の人々が、民族衣装である刺繍エプロンやカラフルなブラウスをまとって売買しに集まり、大変な賑わいを見せています。観光客のためというよりは、完全に地元の人のための市場という感じ。
市場でのおすすめは、カラフルなバンダナ。市場を行きかう先住民族の女性が頭に巻いているのを見て、「可愛い~~~!!!」と絶叫。華やかだけどクラシカルな雰囲気があって、まさにここでしか手に入らない逸品です。
早速市場で見つけることができ、お土産用も含めて3枚まとめ買いしました。ほかにもピンクや赤、イエローなど鮮やかな色がたくさんありましたよ!異国の地で買ったものって、日本に帰ると派手すぎて「やっぱり無理だ……着けられない!」となることがたびたびありますよね。でもこれは、日本に帰ってからも日常的に使うことができそうです。お土産にも喜ばれそう。
そしてこの市場でもうひとつおすすめしたいのは、刺繍のエプロン! こちらはオアハカの女性たちが日常着として着ている民族衣装。オアハカのホテルでオーナーのおばさまも着ていました。ですが人気商品なのか?着ている人はたくさん見るけれどなかなか市場で発見できず……。夕方に行ったので、売り切れてしまったのかも……諦めかけていたところ、やっとマーケットのテントではなく常設のお店で見つけることができました。
おばあさまが、「あなたにはこっちが似合うわよ」とお勧めしてくれます。またもや試着大会がスタート。こちらのエプロンは手刺繍ではないので、わりとお求めやすいんです。
ほかにもこのトルコルーラの市場には、かごバッグがあったり、刺繍ブラウスがあったり、野菜や果物を入れるかごがあったり、可愛いものにあふれています。ぜひ日曜日めがけて行ってみてくださいね。
6.羊毛タペテの村、TEOTITlAN DEL VALLE(テオティトラン・デル・バジェ)
続いて向かったのは、サポテコ族伝統の柄を織り込んで作られる羊毛ラグ「タペテ」の生産地。こちらは村に住むほとんどの家庭がめいめい羊毛タペテを織って暮らしているそう。「村の民芸品市場に連れて行って」とタクシードライバーにリクエストすると、たくさんの人がお店を出している市場に到着します。
東京のインテリアショップで買ったらいったいいくらなのよ!?と思うような上質なアイテムが並びますが、1万円。安い……。この村で作られる羊毛タペテはとっても丈夫で、長持ちするんだとか。民芸品市場以外にも、道路沿いに工房がたくさんあり、見学させてくれるところも多いそうですよ。種類が豊富なので、自分の家に合わせて選んでみてくださいね。
そしてそして、この村でもとっても可愛い教会があるので、必見です!ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうなキュートな佇まいの教会。民芸品市場から歩いて3分くらいのところにあります。
7.クッキーみたいな陶器の村、ATZOMPA(アツォンパ)
すっかり日も暮れる時間になり、さすがに疲れてきました。最後のスポットは、焼きものの村、アツォンパです。この村の中心部に、Mercado de Artesanias la Asuncionという屋内の民芸品市場があり、さまざまな作家による焼きものが所狭しと並べられています。
特にきゅんときたのは、まるでクッキーのような質感の素焼き「バロ・ナチュラル」。
キリスト教のモチーフが中心ですが、アニマルやハートなども。「ヘタウマ」とでも言いましょうか、ちょっととぼけた表情がツボなんです。
きれいに色づけられたカラフルなクロスモチーフの壁掛けもあります。
小さな村ならではの、ハートフルな陶器に出会えます。
これにてオアハカ郊外の村ツアーは終了です。もちろんオアハカ市内にも、紹介してきた村々でつくられた民芸品が集まった雑貨店はたくさんありますので、初日にお店をざっくり見てから次の日郊外の村々へ出かけるのもいいかもしれません。
オアハカには、「可愛い!」があちこちに転がっています。町自体もおもちゃ箱のようにキュートですし、道を歩いている女性の民族衣装も美しい。歩いて楽しい、着て楽しい、買って楽しい、非常にエンターテインメント性の高い村だと思います。メキシコシティに比べたらとても安全ですし、女性の旅におすすめです!
さて、これにて勝手に連載していたメキシコ紀行は最終回となります。楽園メキシコに行く際に、この記事が少しでもお役に立てればうれしいです!
【エディターITAGAKI】
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。
(前編も見る https://spur.hpplus.jp/fashion/smallgoodthings/201709/03/OQCVhYU/)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170914-00010006-shueishaz-ent

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アナ雪」にも登場した、迫害された北欧の少数民族/映画『サーミの血』

2017-09-16 | 先住民族関連
ニフティニュース2017年09月15日 15時45分 女子SPA!

『サーミの血』より
 こんにちは、映画で美活する映画美容ライターの此花です。
 迫害された少数民族と言えば日本ではアイヌが有名ですが、北欧にもそんな少数民族がいるのをご存知でしょうか? トナカイ遊牧民族「サーミ」です。
 そのサーミの少女の成長を描いた映画『サーミの血』が9月16日(土)より公開されますが、大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』にもサーミが実は登場しているのです。
 今回は、世界でもあまり知られていないサーミについてお話したいと思います。
◆アナ雪に登場しているアノ人も
「アナ雪」に出てくるクリストフを覚えていますか? そう、エルサの妹アナを助けるトナカイ飼いの彼。クリストフが実はサーミなのです。クリストフが小さな頃から大人に交じって氷を採る姿が映画では映し出されていますが、幼い子供を労働させるあのシーンがサーミが北欧で受けてきた差別を示唆したものだという意見も。
◆サンタクロースと同じところに住んでいる?
 サンタクロースが住んでいると言われている“ラップ・ランド”に多くのサーミが住んでいます。“ラップ・ランド”とはスカンジナビア半島北部の北極圏を中心とした、現在のノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの4カ国に分断されている地域。
◆サーミ人の子供たちが通った「移牧学校」
 サーミはトナカイと一緒に季節ごとに移動しながら、過酷な自然のなかで暮らしてきました。もともとはトナカイを狩猟していた民族ですが、9世紀からはトナカイの飼育を始めて遊牧するようになったのだとか。なかには数千頭のトナカイを飼う大きな遊牧家族もいたそうです。
 とはいえ、サーミはアイヌやアメリカン・インディアンのような先住民と同じく、北欧の多数民族から常に差別を受けてきました。19世紀後半に入ると北欧諸国はサーミに対し、独自の文化や言葉を放棄させようとする同化政策を施行しますが、20世紀に入ると、スウェーデン国家は分離政策へと方向転換します。
 この分離政策というのは、サーミはスウェーデン人よりも人種的に劣っているという考えに基づいた法律。トナカイ遊牧のサーミ人が土地を購入して定住したり、ほかの仕事に就いたりすることを禁止するものでした。
 本作でも、サーミの子供たちは「移牧学校」という寄宿学校に入学させられ、スウェーデン語を押し付けられる反面、スウェーデン学校に行くことは禁じられました。「移牧学校」には研究者が定期的に来訪してサーミの人種的特長を調査したと言います。作中、サーミの外見はスウェーデン人と変わらないのにもかかわらず、子供たちがみんなの前で裸にされて骨格を調べられるという非人道的なシーンが。
◆いまもトナカイの放牧をしている?
 第二次世界大戦後には、サーミの人権や教育が改善され、現在では職業や居住の自由といったスウェーデン人同等の基本的人権が与えられました。結果、現在のサーミは様々な職種に就いているそう。いまや、トナカイ放牧を生業としているサーミ人は全体の1割ほどしかいません。
 しかし、今日のスウェーデンではサーミの言葉や文化を学ぶことのできる学校が設立されています。サーミのアイデンティティを継承していこうとする運動が広がり、サーミの若い世代はスウェーデンとサーミの文化を融合する方向に前向きに進んでいるそう。
◆映画『サーミの血』のココがおもしろい!
『サーミの血』はサーミ人として「移牧学校」に送られたエレ・マリャ(レーネ=セシリア・スパルロク)が学校を飛び出し、スウェーデン人として生きていこう決意する物語。
 監督はサーミの父とスウェーデン人の母をもつアマンダ・シェーネル。主演女優のレーネも普段はトナカイを放牧する生粋のサーミです。この作品におけるサーミ人の役は、老いたエレ役以外、すべて素人が演じているんです。
 サーミ人による作品ながらも、サーミ人差別やサーミ文化を焦点にしたストーリーではなく、ひとりの少女、エレが自分のアイデンティティや人生を模索する様子が情感たっぷりに描かれている点が本作の見所。
 私たちの誰もが、家族、社会、会社、友人など、なにかに呪縛されていると感じるときがありますよね。そんな呪縛から自分を解き放とうと懸命に生きるエレの勇気に、私たちはついつい自分を重ねてしまう――そんな感動作。人生が息苦しく身動きできないと悩む人にオススメの映画です!
【参考】『サーミの血』映画パンフレット―「サーミの暮らしと歴史」長谷川紀子
(C) 2016 NORDISK FILM PRODUCTION    <TEXT/此花さくや>
https://news.nifty.com/article/item/neta/12194-754049/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食欲の秋到来! 変わり種「グルメマンガ」5選-TSUTAYAマンガ通おすすめ(一部)

2017-09-16 | アイヌ民族関連
T-SITEニュース 2017/09/14
今や空前のグルメマンガブーム! 定番のレシピ付きやお店めぐりといったものも面白いですが、今回は、実際に食べられるかは別として「こんなのあったら食べてみたい!」と思わず食欲がそそられる描写満載の作品にこだわってご紹介します。

合言葉は「ヒンナヒンナ」。知られざるアイヌの食文化がわかる!
『ゴールデンカムイ』(野田サトル 著、集英社 刊)
「不死身の杉元」日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。「黄金を巡る生存競争」開幕ッ!
【これ食べたい! おすすめポイント】
大半がバトルアクションなのですが、合間にでてくるアイヌの食文化が非常に興味深いのです。「獣の脳みそ」が貴重なごちそうだったり、現代の私たちにとってはなかなか強烈なものばかり! ですが、印象的なのは、アイヌの少女アシㇼパを感動させた日本人おなじみの味「オソマ」!……とは何のことなのかは、ぜひ読んで確認を!
http://top.tsite.jp/news/magazine/i/37003577/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマナスの活用法など学ぶ アイヌ民博で文化教室

2017-09-16 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2017/09/14
 白老町のアイヌ民族博物館は10日、同博物館でアイヌ文化教室「白老の浜辺とハマナス」を開いた。フリーライターの伊藤由起子さんが「ハマナスの文化史~人々のくらしとハマナス」と題し、ハマナスの実や花、根がどのように活用されていたのか、白老にあった花詰みの取次所のことなどを解説した。
 最初に同博物館の職員が白老におけるハマナスの群生地やヨコスト湿原の現状などを報告。その後、伊藤さんが人々とハマナスとの関わりから生まれた文化について紹介した。
 伊藤さんはハマナスの活用として、食用、薬用、香料、染料、信仰に分類し、それぞれの方法を紹介。食用では、かつて子供たちが実をおやつとして食べていたことや、乾燥させて保存食にしていたという。また、実に糸を通して数珠状にしたものを墓前に供えたり、江戸期にはオランダから来た探検隊との交易においてアイヌ民族がハマナスの実を米と交換していた記録も残っている。
 このほか、ハマナスの花にはポリフェノール、実にはビタミンCが多く含まれていることなど、有効成分を紹介したほか、かつて白老には香料のための花詰みの取次所があった歴史などを紹介した。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/12168/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦河 アイヌ文化の手作り作品展 /北海道

2017-09-16 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年9月14日

個性的な手作り作品が並ぶ「アイヌの手仕事展」
 北海道アイヌ協会浦河支部の主婦らによる作品展「アイヌの手仕事展」が、浦河町立図書館で開かれている。月曜日を除く24日まで。衣類や小物などの手作り教室を毎月開いている「ネコンネの会」の主催で、会員9人が丹精込めた約30点を出品。オヒョウの樹皮で編んだ小物入れ「サラニプ」や古着に刺しゅうしたワンピース、ハートを組み合わせた壁掛けなど、個性的な作品も並ぶ。代表の深沢みよさん(65)は「代々伝わる工芸の魅力を伝えたい」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20170914/ddl/k01/040/312000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タマサイを作る=寮美千子 /奈良

2017-09-16 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年9月13日 地方版 奈良県
 昨年に引き続き、今年もアイヌ民族の方を北海道からお招きし、「アイヌに学ぶ 歌と踊りと物語」を開催した。講師は、高橋ひとみさん(54)と原田公久枝(きくえ)さん(49)。2人ともお仕事があるのに、休んで奈良までいらしてくださった。ありがたい。
 公久枝さんは、5歳から祖母の後についてアイヌ文化伝承会に通い、歌と踊りを覚えた。ところが、ひとみさんの場合は違った。
 「おばあさんが生きているときは、なにも教えてもらえなかったんです。アイヌだと差別されるからと、あえて伝承しなかったのでしょう。亡くなってから、教育委員会が録音したおばあさんのアイヌ語の語りのカセットテープが見つかりました。それが始まり。文字に起こして、大学のアイヌ文化の先生に意味を教えてもらって。何度も何度も聞いて暗記して、やっと語れるようになりました」
 苦心して覚えた物語は、いま、「クモの女神」というアニメになり、ひとみさんのアイヌ語の語りでネットで無料公開されている。
 昨年は2人とも、アイヌ模様の刺繍(ししゅう)のすばらしい衣装で歌ってくださったが、なぜか首飾りの「タマサイ」がなかった。正装したアイヌ女性が身につけるもので、ターコイズブルーのガラス玉が特徴的だ。「おばあさんの代にはあったのだが伝わらなかった」という。
 それならば、と思い、密(ひそ)かに「タマサイ・プロジェクト」を立ちあげた。協力してくださったのは、神戸のトンボ玉作家・岡那孝幸さん(54)。事情を知って「とても責任の重いお仕事。そのご家庭で何代も先まで引き継がれるのにふさわしい作品ができるよう努力します」と言ってくださった。
(全文1265文字)
https://mainichi.jp/articles/20170913/ddl/k29/070/596000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする