(北海道新聞11/24 06:46)
アイヌ民族の文化を紹介する関西では初の大がかりな企画展「アイヌの美-カムイと創造する世界」が23日から、京都市中京区の京都文化博物館で始まった。初日は同館で「アイヌ文化フェスティバル」も開かれ、道内の団体が伝統の踊りなどを披露した。
この企画展は先に函館と帯広でも開催。道外では唯一の巡回開催で、ロシアの2カ所の博物館と美術館が所蔵する工芸品など約230点を展示している。
独特の文様が美しい樹皮の衣服や木彫りを施した刀、装飾品などは20世紀初頭に、ロシア人がサハリン(樺太)と日高管内平取町で収集した品。幕末の函館で活躍した絵師平沢屏山(びょうざん)がアイヌ民族の人たちを描いた珍しい絵画12点も公開され、北海道の歴史の一端を来場者に伝えている。
展示は来年1月11日まで(月曜休館)。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/201679.html
アイヌ民族の文化を紹介する関西では初の大がかりな企画展「アイヌの美-カムイと創造する世界」が23日から、京都市中京区の京都文化博物館で始まった。初日は同館で「アイヌ文化フェスティバル」も開かれ、道内の団体が伝統の踊りなどを披露した。
この企画展は先に函館と帯広でも開催。道外では唯一の巡回開催で、ロシアの2カ所の博物館と美術館が所蔵する工芸品など約230点を展示している。
独特の文様が美しい樹皮の衣服や木彫りを施した刀、装飾品などは20世紀初頭に、ロシア人がサハリン(樺太)と日高管内平取町で収集した品。幕末の函館で活躍した絵師平沢屏山(びょうざん)がアイヌ民族の人たちを描いた珍しい絵画12点も公開され、北海道の歴史の一端を来場者に伝えている。
展示は来年1月11日まで(月曜休館)。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/201679.html