送られてきた新刊を読みました! あすなろ書房です。
イギリスの作品です。フードバンクって言葉をわたしは知りませんでした。いろいろ新しい言葉がでてくるので、なかなか対応できないんですね。
スーパーで多くかってしまったものなどを、カートに寄付して、食料が十分に買えない人に回してもらおう制度のようです。
ネルソン一家は、そのフードバンクから食料を援助してもらっていました。しかし、その援助が極端に減ってしまったのです。おかしいと思ったネルソンは友だちの力をかりて、探偵になることに・・・。
ネルソン一家の描かれ方がとてもいいです。なんでもゲームにしてしまうおかあさんの明るさや妹の天真爛漫さがうまくえがけています。友だちも個性的でキャラがたっていて、作品が気持ちよくふくらんでいます。
ネルソンのおかあさんを思う思いもね!
また、よく知らなかったフードバンクのことを知ることもできました。ネルソンのような少年は日本にもきっといるでしょう。わたしも寄付を始めようかなって、思えましたよ。
あすなろ書房はほんと、いい本をいつもだしています。
その秘密をしりたくて、日本児童文学学校にもあすなろ書房の方に来ていただく予定です。9月ですが、楽しみにしています。
さて、ツバメの話題。
うちの近くの西国分寺のツバメたち。大きく育ち、ちょうど巣立つ準備をしていました。
この画像、少しはなれたところにおかあさんがいて、こっちにおいでと子どもたちをさそっているのですが、なかなか子どもたちは、飛び立ちません。羽をバタバタさせるだけ。
あと少しの勇気がでないのかな。
今日、いったら、巣立ってしまってるかもね。
それにしても駅にツバメが増えました。西国分寺は今年、三個の巣ができました。国立は二個。
このところ毎年きています。
この頃、駅に増えたのは何かわけでもあるのでしょうか? カラスにおそわれないため?と家族はいうのですが、どうなのでしょう。
ツバメを見あげるとき、みんな、やさしい顔をするので、もう少しいてほしいくらいです。