恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

鞄はワインの香り

2007年09月15日 | 恐懼とか
週末ということもあって今日は学年の担当者で飲みに行きます。
名目としては夏に行なわれた移動教室の反省会ということで。
まぁとにかく飲めれば名目なんて何でもいいので、それでよし。

居酒屋のコース料理に飲み放題を追加するという、
もうばっちり飲んでくれといわんばかりのプランが用意されており、
仕事を早々に片付けて6時過ぎからレッツスタート。

しかしまぁ、こういう飲み放題というプランも功罪があるもので、
学生のころのノリが抜けきらないのか、
元を取らなきゃ行けない的な意識が働いてついつい飲みすぎてしまうんです。
今日も瓶ビールをはじめとして安いボトルワイン、日本酒などなど、
例によって普段の飲む量以上に飲み過ぎてしまい、軽い酩酊状態へ。
こうなると手元も不覚に陥ってしまうもので、
テーブルの上の置いてあった封の空いているワインボトルにうっかり触れてしまい、
気付いたときには既に時遅し。
転倒したワインボトルはテーブル下へ落下し、
そこに置いてあった口の空いている私のかばんの中へ見事にダイビング。

おかげさまで私のかばんの中は見事にワインまみれ。
中に入っていた書類やら書籍やら手帳やら、見事に紫のワイン色に。
かばんからはワインが滴り落ちるほどタプタプ。
やっぱり酒は飲み過ぎない程度が一番です。

かばんは家に帰ってすぐに丸洗いしました。匂い落ちりゃいいけど。

恐懼謹言。
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台風接近でどうなる

2007年09月06日 | 恐懼とか
台風9号の情報がニュースをにぎわせております。
いつも台風が首都圏に来る来るとか言っておきながら不発の台風が多い中、
今回の台風はかなり前から首都圏直撃の目算が高く、警戒されてきました。

もちろん私の職場でも早くから対策が練られており、
ひょっとしたら休校せざるを得ないんじゃないかというところまできています。
規定では学校所在地に大雨・暴風・洪水のいずれかの警報が出れば、
その日は休校ということになることもあって、
今日一日生徒の関心事はその一点に集中していました。
台風で学校に休みになるんだから、そりゃ気になりますわな。

そしてそれを気にしているのは生徒に限らず、教員も。
たとえ休校になったにしても午前中ぐらいは対応のために出勤するものの、
生徒の対応に終われずに仕事を片付けられちゃうなぁ、
なんていうよろしくない期待をしてしまったりもします。
そんなわけで私も今日は空き時間を含め、
インターネットの台風情報から目が離せない状態でした。

台風で被害がたくさん出るのは承知なんですが、
とりあえず明日の仕事がどうなってしまうのか。
私の関心事がそこにいってしまうのが悲しいところです。

恐懼謹言。
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委員決め・席替えトレード

2007年09月04日 | 恐懼とか
2学期に入って改めてクラス役員の改選を行なわなければなりません。
なんちゃら委員とかなんとか係とか。

中でも特に大事になってくるのがクラスの核となるクラス委員。いわゆる学級委員。
一応どの委員も立候補制を敷いているので、だいたいは友達で誘い合わせて、
これやりまーす、みたいな感じで決まっていくんですが、
このクラス委員だけはどういうわけか全然決まらないんです。
1学期の時はそれなりに出来そうな生徒が立ってくれたんですが、
どうもその仕事内容が大変そうだってことで、2学期は誰も出ないわけで。

いやー。困った困った。
担任サイドとしても色々な連絡を伝えてくれるまとめ役のこの委員がいないと、
色々な部分で業務に支障をきたすわけで、何とか決めてしまいたいのです。
たぶんこいつならやってくれるだろうなぁってやつもなんか目を逸らしてるし。

こうなったらしゃあない。切り札的な手段でつり出すしかない。
「いやー、困った。これが決まらないと席替えの時間なくなっちまうなぁ」
と、いってみる。するとこれが効果大。
高校生にとって席替えというのは退屈な毎日の中での数少ないカンフル剤。
席替えをするということに想像以上の熱意を傾けるものです。
それが委員決めが終わらないことが出来ないなんて・・・
こんな感情を逆手に取ったわけですが、これが大的中。
モノで釣るという大人の汚い手ですが、これで生徒も納得している様子だし、
まぁしゃあないのかなと。
こういうときのクラス経営はマキャベリズムでいかなきゃいけませんね。

恐懼謹言。
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真夏の日直業務

2007年08月27日 | 恐懼とか
昨日は日付が変わるぐらいまで散々飲ませていただきましたが、
今日は今日とて日直業務があるので出勤いたします。
夏休み中、だいたいどの教員も1日日直ということで、
学校にいて事務仕事等々をこなすことになっているのです。
たいてい長期休業中はほとんどの教員が部活で出払っていたり、
休業していたりするのでガランとした職員室で黙々と仕事をするのですが、
今日は夏期講習期間ということもあって職員室内にも人がおり、
私が何をするでもなく、楽に一日が過ぎていきました。

しかしまぁ、一日中冷房の入った室内で仕事をしていましたが、
その1日のほとんどを座って仕事しているってのも体にはよくないですね。
普段は授業をしていたり、休みの日であれば部活で体を動かしているわけですが、
どうも座りっぱなしの時間が長いというのはねぇ。
ただでさえおなかのぶよぶよが気になっている昨今、
なにも体を動かさないでいるという時間は作りたくないのですが。
ま、これもお仕事。今日はその分、お酒を節制すればいいか。
といってもそんな決心はビールの泡のように簡単に消えてしまうんですが…

恐懼謹言。
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恐懼に堪えない宴席

2007年08月26日 | 恐懼とか
先日の野球の全国大会での勝利を祝し、
今年も保護者の方々主催で祝勝会を開いていただきました。
今年はほとんど名ばかりでお手伝い程度にしか参加はしていないのに、
苦労して勝った監督と選手とともに労をねぎらわれるのもいささか恐懼に堪えず。

ただ、この日は本業であるテニス部の指導もあったので、
その後での参加になってしまいました。
ただ、こういうときは遅れてきたからといって他の人間に比べて損しちゃいけない、
という貧乏癖が働いてしまい、散々飲み食いさせていただきました。
これがまた保護者の方々主催なので飲み代までもっていただいてしまっているのも、
ますます恐懼に堪えません。
今年最初から顧問として赴任していたのであればいいんですがね。

居心地がいいんだか悪いんだか。
やたらと感謝されても「いえいえそれほどでも」という謙遜の繰り返し。
いや、謙遜ではなく、それが真実なんですが。
ま、酒が入ってしまえば後は野となれ山となれ。
勝利の美酒に酔わせていただきました。

恐懼謹言。
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近況報告ネタの変化

2007年08月18日 | 恐懼とか
久々に高校のときの友人が会して新小岩で飲んできました。
中には本当に久しぶりっていうメンバーもいたので楽しませていただきました。

話の基本は近況報告に終始しながらも、
年を経るごとにその近況報告の内容も変化してきます。
最初は大学がどうのこうのってところから始まり、
就職をするようになると仕事の内容についてあれこれ話し、
そして今年のように社会人2年目ともなると増えてくるのが「結婚」の話。

いや、結婚だとか子供ができたとかいう話が全くないわけじゃあありませんが、
結局のところその割合が増えてくるというかなんというか。
この宴席でもすでに御懐妊されながら参加されていた方もいたぐらいで、
それ以外にも○○さんが近日中に結婚、見たいな話がチラホラ。
いやー、そんな歳になっちまったかと改めて思います。
思えばこの高校のときのメンバーが最初にあったのは今から9年前。
そりゃ歳もとるはずです。

集合するたびに近況報告のネタが変わってきますが、
大事なのはこうして定期的に集まれるかどうかってことかな、と。

恐懼謹言。
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終戦の日の予科練記念館

2007年08月15日 | 恐懼とか
やはり休日は家でゆっくりしていられません。
さぁどうするかなぁと考えていると、そういえば今日は8月15日の終戦記念日。
なんかこの日にちなんでどこか行こうと思ったのですが、
靖国神社に行くんじゃ近すぎるし、どうせ混んでるだろうことが予想出来たので、
ふと思いついて、茨城県阿見町にある予科練記念館「雄翔館」にいってきました。
ちなみにここには大学時代に友人数人と訪問したことがあり、
詳しい内容などについてはこちらをごらん頂きたいのですが、
終戦の日を迎えるにあたって、こういう場所に行き、
改めて平和の尊さを考えることにしたわけです。

実はこれで3度目の訪問だったのですが、
展示されている特攻隊員の遺書なんかを見ているとやはり考えさせられます。
自分より年下の若者たちが郷土と家族を守るために下した悲壮な決心。
いやー、目頭が熱くなってしまいました。
この人たちがいてはじめて今私がここで安穏に暮らせていることを再認識します。
先人たちの犠牲の上にいまの生活がある。
そういう感謝の念を忘れちゃいかんなぁと思います。

ただ単に「かわいそう」と思うのではなく、
そういう風に思いをはせることを後世に伝えていかなきゃいけませんね。
職業として歴史を伝えるものとして、特にそう感じました。

恐懼謹言。
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ああ上野駅

2007年07月14日 | 恐懼とか
かつては北の玄関口として栄えた上野駅も新幹線の開業によって、
在来線の特急電車や寝台列車は大幅に削減されてしまい、
今ではわずかに往時の名残を感じ取れるだけになってしまっております。
私のような若造は別として、かつて集団就職によって、
東北から東京を目指してやってきた方々には格別の思いがあることでしょう。

そんなわけで、今日はそんなかつての日本の姿に触れようということで、
上野駅13番線ホームにある特急列車待合ベンチに行きまして、
午後7時から延々とビール片手にホームに滑り込んでくる電車を見ながら談話。
下手をすると場末のうだつが上がらないサラリーマンにしか見えませんが、
別にそう見えてしまっても仕方のないこと。
地平ホームの薄暗さがそんなノスタルジーさをさらに加速させたりもしますが。

そんな13番線でもメインの電車はいまや数少なくなってしまった、「あけぼの」です。
電光掲示板に表示された行き先である「青森」の文字は、
なんとなく往時の長距離列車の活躍を思い出させてくれるような気がします。
牽引する機関車も年季の入った昭和54年製。私より年上です。
最近の静かな電動車ではなく、力強い轟音を響かせながら入線し、
ホームで待つ客は今や遅しと寝台車の中に駆け込んでいくのです。
そうか、これが旅の原点なのかもなぁと感じましたね。
そして21時45分、定刻どおり「あけぼの」は青森へ向けて発車していきました。
その姿を三本目の缶ビールを片手に見送る私。
バイクとか車の旅もいいけど、こういう旅もいいなぁと思いながら、
ほろ酔いで家路へと着いたのでした。
いいねぇ、上野駅。

恐懼謹言。
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現実、それは目の前にあるテスト

2007年07月11日 | 恐懼とか
昨日までの避暑地でのお掃除生活が嘘のように今日から現実に引き戻されます。
待っているのはテスト・テストの嵐。
大変なのはせいともそうですが出題するこちら側も一苦労。
ましてや試験がある日の前日まで遥か彼方の地にいるなんていうことこそが、
そもそもの間違いのような気もするのですが、
与えられた仕事はこなさなければどうにもならないのでとにかくやるしかありません。

いちおう掃除出発前にあらかた片付けておいたので、今日はスムーズにできましたが、
明日の試験がまだ出来上がっていないので、
採点をする前に明日の問題作成をやらなきゃならないという、
恐るべしハードスケジュールでしたが、
人間やってみれば何とかなるものです。
加熱した頭でとにかく問題を作って終了。
後は野となれ山となれ。
勉強せずに試験に臨んでしまった生徒とは今なら意気投合できる気がします。
やけっぱち、ってことでしょうかね。

恐懼謹言。
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週末、酒の禍

2007年06月29日 | 恐懼とか
ちょっとした仕事上でのストレスなんかも抱えながら仕事をしつつ、
そろそろテスト問題のことも考えなきゃなぁなんて思っていると、
先輩から飲みのお誘いを頂きまして、喜んで参加させていただくことに。
いや、もちろんやらなきゃならない仕事はあれども、
たまには吐き出すものを吐き出さないとやってられなくなってしまいます。
こういうことを言うと本当にダメな社会人になっちまったなぁとは思うのですが、
それが今まで日本で伝統的に行なわれてきているということは、
「飲みニケーション」には良さがあるということなのでしょう。
実際に私もそう思いますから。

しかしまぁ、8時過ぎから飲み始めて延々と話は続き、
気がついてみれば11時過ぎという時間に。
終電のこともあるし、何より明日のこともあるから引き上げようということで、解散。
私はそれ以外の3人とは別れて一人で別方向の帰路へと向かいます。
途中の乗換駅で1度乗り換えられたのは良かったのですが、
乗り換えた後の電車で座れてしまったのが運の尽きでした。
順調に行けば15分ちょっとで地元駅までたどり着くのですが、
そこは週末の疲れと酒の力。ふと気がつくと駅員に方を揺られていました。
「終点ですよ」というこれまたベタな決まり文句で起こされました。

あちゃー、と目を覚まして電車を降りると「本日の電車はすべて終了しました」
という旨の放送が無情にも流れているのでした。
都営地下鉄なのに千葉県にある終点駅で途方にくれながらも、
一縷の望みを託して同駅のJR線乗り場にも行くのですが、
こちらでも無情に「東京方面の電車は終了しました」の表示。
こうなったらもうこの周辺でネットカフェを探して一泊するか、
華麗にもタクシーで帰るという究極の二択しか残されていないわけですが、
明日も普通に業務を考えると多少割高でも車に乗るという選択しか出来ず、
泣く泣くタクシーを拾って帰宅することにしました。

電車なら260円で帰れるのに、タクシーで3780円とは・・・
ま、それだけの金で帰れたのならよしなのかもしれませんがねぇ。
帰ってきたら1時半で、それだけでも気分が滅入りました。
嗚呼、酒の失敗。もうするまい。

恐懼謹言。
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