いつも寄席で拝見し、楽しませてもらっているホンキートンク。
そのホンキートンクのトシさんの奥様がステージ4の乳癌と診断されたそうで。
それを何とかしたいという柳家かゑるさんが中心となり、
今回のチャリティーイベントの開催という運びになったそうであります。
年末に偶然その告知を見て、すぐに予約を入れていたわけですが、
2日間で完売になったという。
芸人さんの仲間同士、こういう時の熱い団結には頭が下がります。
かゑる&ふう丈「オープニングトーク」
一之輔「洒落番頭」
ロケット団「漫才」(目黒祐樹の初孫)
琴 調「徂徠豆腐」
-仲入り-
天どん「肥辰一代記」
あずみ「三味線漫談」
ホンキートンク「漫才」
-チャリティーオークション-
まさかの開口一番が一之輔師匠。
まぁこれもホンキートンクの会であるという性格を意識してのことでしょう。
出番だけのことなら終演まで残っていませんからね。
噺のほうは「洒落番頭」でした。先日、雲助師匠で「庭蟹」として聞いています。
マクラではインフルエンザで学級閉鎖になったものの、
元気で自宅にいるお子さんの話から、絵本の「猿蟹合戦」の解釈に関する話へ。
いやはや、こういうのを聞くのも楽しいもので。
ごく軽いところで終わらせて去っていくのも格好いいですねぇ。
ロケット団の漫才は時事ネタを入れつついつもの漫才へ。
時間もたっぷりあるので、後半は「目黒祐樹の初孫」ラッシュ。
この後の出番の皆さんもいじるいじる。
こういう雰囲気がたまりません。
目黒祐樹のおかしな空気を琴調先生がしっかりと締めます。
なお、この辺りから立ち客が目立ち始め、膝送り。
まさかの観客を高座の舞台に上げて鑑賞させるという事態に。
なんでも先代の三平師匠の時にはこんなことがあったのだとか。
こんなレアケースは滅多にないので、率先して高座へ。
これ以降、演者を横から見るという貴重な体験をさせていただきました。
「徂徠豆腐」は何度もうかがっていますが、安定の面白さ。
仲入りを経て天どん師匠。食いつきといえばこの人、という人選。
めでたい噺を、と「肥辰一代記」に入るのもお約束。
初見の人も多かったようで、開場が温まるまで時間がかかりましたが、
最後には会場が一体感をもって爆笑の渦へ。
個人的には違う話を聞きたかったのですが、これはこれで、ね。
あずみさんはいつも通りの三味線漫談。
実話と称した「おてもやん」の替え歌が何とも言えず面白い。
で、トリのホンキートンク。
トリで拝見するのは鈴本での熊本地震復興イベント以来でしょうか。
最近見なくなった自己紹介での血液型のあれを久しぶりに拝見。
いつもは正面から見る漫才も、今日は横から見るという貴重な経験となりました。
後でわかったことですが、弾さんは腰を痛めていたのだそうですが、
渾身のカマキリの縁起を披露。プロ根性に脱帽。
一通りの出番が終わると、高座でのチャリティーオークションへ。
これ、事前に予告されていなかったんですが、貴重な商品が紹介されると、
次々に高値で売れる売れる。
寄席文字の色紙から噺家さんの手ぬぐい、急遽登場した演者ゆかりの品物から、
紙切りの正楽師匠の作品や、内海桂子師匠らのサイン色紙まで。
驚くべき高値であれこれ売れていくのが衝撃でした。
と、言いつつ私も落札してしまったものがあるのですが・・・。
最後にトシさんから感謝のメッセージがあって無事に終演。
普段元気をいただいているホンキートンクさん、少しでも力になれたでしょうか。
2月からは寄席を休席されるとのことですが、
何が何でも奥さまのガン克服を達成していただきたい。
寄席ファンのはしくれとして心よりお祈り申し上げます。
恐懼謹言。
そのホンキートンクのトシさんの奥様がステージ4の乳癌と診断されたそうで。
それを何とかしたいという柳家かゑるさんが中心となり、
今回のチャリティーイベントの開催という運びになったそうであります。
年末に偶然その告知を見て、すぐに予約を入れていたわけですが、
2日間で完売になったという。
芸人さんの仲間同士、こういう時の熱い団結には頭が下がります。
かゑる&ふう丈「オープニングトーク」
一之輔「洒落番頭」
ロケット団「漫才」(目黒祐樹の初孫)
琴 調「徂徠豆腐」
-仲入り-
天どん「肥辰一代記」
あずみ「三味線漫談」
ホンキートンク「漫才」
-チャリティーオークション-
まさかの開口一番が一之輔師匠。
まぁこれもホンキートンクの会であるという性格を意識してのことでしょう。
出番だけのことなら終演まで残っていませんからね。
噺のほうは「洒落番頭」でした。先日、雲助師匠で「庭蟹」として聞いています。
マクラではインフルエンザで学級閉鎖になったものの、
元気で自宅にいるお子さんの話から、絵本の「猿蟹合戦」の解釈に関する話へ。
いやはや、こういうのを聞くのも楽しいもので。
ごく軽いところで終わらせて去っていくのも格好いいですねぇ。
ロケット団の漫才は時事ネタを入れつついつもの漫才へ。
時間もたっぷりあるので、後半は「目黒祐樹の初孫」ラッシュ。
この後の出番の皆さんもいじるいじる。
こういう雰囲気がたまりません。
目黒祐樹のおかしな空気を琴調先生がしっかりと締めます。
なお、この辺りから立ち客が目立ち始め、膝送り。
まさかの観客を高座の舞台に上げて鑑賞させるという事態に。
なんでも先代の三平師匠の時にはこんなことがあったのだとか。
こんなレアケースは滅多にないので、率先して高座へ。
これ以降、演者を横から見るという貴重な体験をさせていただきました。
「徂徠豆腐」は何度もうかがっていますが、安定の面白さ。
仲入りを経て天どん師匠。食いつきといえばこの人、という人選。
めでたい噺を、と「肥辰一代記」に入るのもお約束。
初見の人も多かったようで、開場が温まるまで時間がかかりましたが、
最後には会場が一体感をもって爆笑の渦へ。
個人的には違う話を聞きたかったのですが、これはこれで、ね。
あずみさんはいつも通りの三味線漫談。
実話と称した「おてもやん」の替え歌が何とも言えず面白い。
で、トリのホンキートンク。
トリで拝見するのは鈴本での熊本地震復興イベント以来でしょうか。
最近見なくなった自己紹介での血液型のあれを久しぶりに拝見。
いつもは正面から見る漫才も、今日は横から見るという貴重な経験となりました。
後でわかったことですが、弾さんは腰を痛めていたのだそうですが、
渾身のカマキリの縁起を披露。プロ根性に脱帽。
一通りの出番が終わると、高座でのチャリティーオークションへ。
これ、事前に予告されていなかったんですが、貴重な商品が紹介されると、
次々に高値で売れる売れる。
寄席文字の色紙から噺家さんの手ぬぐい、急遽登場した演者ゆかりの品物から、
紙切りの正楽師匠の作品や、内海桂子師匠らのサイン色紙まで。
驚くべき高値であれこれ売れていくのが衝撃でした。
と、言いつつ私も落札してしまったものがあるのですが・・・。
最後にトシさんから感謝のメッセージがあって無事に終演。
普段元気をいただいているホンキートンクさん、少しでも力になれたでしょうか。
2月からは寄席を休席されるとのことですが、
何が何でも奥さまのガン克服を達成していただきたい。
寄席ファンのはしくれとして心よりお祈り申し上げます。
恐懼謹言。